雪深い地域もすっかり春になって、各地で春祭りがたけなわだと思います。秋祭りが収穫感謝祭なのに対して、春のお祭りは一年の豊作を祈念する祭りです。皇室では毎年2月に五穀豊穣などを祈る「祈年祭」行われますので、各地の春祭りも何々祈年祭などと呼ばれることが多いですが、祈年祭の「年」には、音が同じみのりを表す「稔」の意味も含んでいると聞きました。そこで今年一年の五穀豊穣を祈りつつ味わう「春の祈稔祭ランチ」メニューを考えてみました。
まずライスサラダです。
・お米と麦(押し麦でOK) 合わせて1/2合
・コーン(ホール缶詰でOK) 1/2合
・ベーコン スライス2枚
・チーズ 20g
・春タマネギ 1/4
・トマト、アスパラ、サヤエンドウなどお好みの野菜を適宜
・レタスの葉(大きいまま) 1枚
・コショウ(黒粗挽き) 適宜
・ドレッシング材料
エキストラバージンオイル 大さじ2
米酢 大さじ1
柑橘果汁(スダチ・レモンなど酸味の強い物) 大さじ1
マスタード 少々
塩 少々
刻みパセリ 適宜
・仕上げの飾り
パセリ
オリーブの実の塩漬け
穀物には日本の食の根幹であるお米と、海外で主食とされることが多い麦・トウモロコシを採用してみました。日本でご飯に混ぜる麦は大麦、パンやパスタの材料は小麦ですが、どちらもイネ科イチゴツナギ亜科Triticeae連ですから細かいことは気にしないでください(笑)。
なお、米と麦との比率は、麦が多くなるほど米独特の粘りが少なくなります。
今回はライスサラダなので、お米の調理方法に、日本流の「炊く」ではなく、外国で多く行われている「茹でる」方法を採用しています。つまり粘りの少ないインディカ米に適した加熱方法です。
そこでジャポニカ米の粘りを低減させるために麦を加えているということもありますので、米と麦の比率はそのことも考えて決めてください。もちろん最終的には味の好みによりますが。
■作り方
鍋に多めの湯を沸かして塩少々を加え(ともに分量外)、よく沸騰したところで米と麦を入れます。まるでパスタを茹でる時みたいですね。沸かすお湯の量も加える塩の量も、パスタのそれと同じ感じでOKです。約20分茹でます。
茹でている間にドレッシングを作っておきます。材料を全て合わせて泡立て器で混ぜます。
ベーコンも適当な大きさに切り、フライパンでカリカリになるまで炒めて、ペーパータオルなどに上げて脂を切っておきます。
米と麦が茹で上がったらザルにとってすぐに冷水で洗います。粘りをしっかり洗い流してください。このへんは素麺みたいですね。
洗い終わったら水っぽさが無くなるまでしっかり水を切り、ボウルに移してドレッシングの半量弱をふりかけて、粒と粒がくっつかないようによく混ぜてください。ここは寿司飯みたいですね。ちょっと食べてみて、味が薄いようならドレッシングを足します。
トマトは種を取ってサイコロ切り。アスパラやサヤエンドウなどは塩ゆでにしてから冷水にとって、しっかり水分を取った上で、好みの大きさに切ってください。
コーン(缶詰)もよく水切りしておきます。とにかく水っぽくならないように、素材にまとわりつく水分はしっかり取り除いてください。
春タマネギは粗みじんです。春タマネギは辛くないので水にはさらしません。
チーズもサイコロに切ります。
そろそろ下味をつけておいた西洋寿司飯(笑)が馴染んでいるころです。材料を全て西洋寿司飯に混ぜ、ドレッシングもかけてよく全体に味を馴染ませます。これを、洗ってしっかり水を拭き取ったレタスの葉の上に山にして盛りつけてください。てっぺんにお山の一本杉のようにパセリを立て、その横にオリーブの実を添えます。好みで粗挽き黒コショウをかけてください。
■次は付け合わせです。ライスサラダのおかずに大豆ツナサラダという無謀な組み合わせ。しかしドレッシング味の隣りにマヨネーズ味は合いますよ。
材料は、
・ツナ缶
・大豆水煮(缶詰で可)
・マヨネーズ
・塩コショウ
ツナのオイルを切って水煮大豆適宜と合わせ、マヨネーズを混ぜて塩コショウ。これだけです。
■さらに付け合わせに目玉焼きかゆで卵。フライドポテトもあるといいですね。
これで、
1.日本の食の根幹である米と海外の食文化との融合で世界の五穀豊穣と平和安定を
2.野菜や柑橘類、ジャガイモ、豆類などの各種素材で穀物以外の園芸農業も含めた農業全体の豊作を
3.ベーコンで畜産の振興を
4.チーズで酪農の振興を
5.卵で養鶏の振興を
6.ツナで漁業の振興を
7.樹木を模したライスサラダのてっぺんのパセリで林業の振興を
8.横に添えたオリーブで野山の豊かな実りを
9.多種多様な食材によって得られる炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、有機酸などのバランスで健康を
10.あえて排除せず積極的に活用している缶詰などの加工食品で、食の加工・流通の安全を
以上10項目の願いを一つのお皿に盛り合わせた「ワールドワイド・五穀豊穣・天下太平・健康長寿祈稔ランチ」の完成です。最後にテーブルに花を飾って、花を生産する花卉農業の振興なども祈念できるといいですね。お飲み物はコーヒーですか?世界の奴隷労働的プランテーションの改善とフェアトレードの振興も祈りましょう。
雪深い地域もすっかり春になって、各地で春祭りがたけなわだと思います。秋祭りが収穫感謝祭なのに対して、春のお祭りは一年の豊作を祈念する祭りです。皇室では毎年2月に五穀豊穣などを祈る「祈年祭」行われますので、各地の春祭りも何々祈年祭などと呼ばれることが多いですが、祈年祭の「年」には、音が同じみのりを表す「稔」の意味も含んでいると聞きました。そこで今年一年の五穀豊穣を祈りつつ味わう「春の祈稔祭ランチ」メニューを考えてみました。
まずライスサラダです。
・お米と麦(押し麦でOK) 合わせて1/2合
・コーン(ホール缶詰でOK) 1/2合
・ベーコン スライス2枚
・チーズ 20g
・春タマネギ 1/4
・トマト、アスパラ、サヤエンドウなどお好みの野菜を適宜
・レタスの葉(大きいまま) 1枚
・コショウ(黒粗挽き) 適宜
・ドレッシング材料
エキストラバージンオイル 大さじ2
米酢 大さじ1
柑橘果汁(スダチ・レモンなど酸味の強い物) 大さじ1
マスタード 少々
塩 少々
刻みパセリ 適宜
・仕上げの飾り
パセリ
オリーブの実の塩漬け
穀物には日本の食の根幹であるお米と、海外で主食とされることが多い麦・トウモロコシを採用してみました。日本でご飯に混ぜる麦は大麦、パンやパスタの材料は小麦ですが、どちらもイネ科イチゴツナギ亜科Triticeae連ですから細かいことは気にしないでください(笑)。
なお、米と麦との比率は、麦が多くなるほど米独特の粘りが少なくなります。
今回はライスサラダなので、お米の調理方法に、日本流の「炊く」ではなく、外国で多く行われている「茹でる」方法を採用しています。つまり粘りの少ないインディカ米に適した加熱方法です。
そこでジャポニカ米の粘りを低減させるために麦を加えているということもありますので、米と麦の比率はそのことも考えて決めてください。もちろん最終的には味の好みによりますが。
■作り方
鍋に多めの湯を沸かして塩少々を加え(ともに分量外)、よく沸騰したところで米と麦を入れます。まるでパスタを茹でる時みたいですね。沸かすお湯の量も加える塩の量も、パスタのそれと同じ感じでOKです。約20分茹でます。
茹でている間にドレッシングを作っておきます。材料を全て合わせて泡立て器で混ぜます。
ベーコンも適当な大きさに切り、フライパンでカリカリになるまで炒めて、ペーパータオルなどに上げて脂を切っておきます。
米と麦が茹で上がったらザルにとってすぐに冷水で洗います。粘りをしっかり洗い流してください。このへんは素麺みたいですね。
洗い終わったら水っぽさが無くなるまでしっかり水を切り、ボウルに移してドレッシングの半量弱をふりかけて、粒と粒がくっつかないようによく混ぜてください。ここは寿司飯みたいですね。ちょっと食べてみて、味が薄いようならドレッシングを足します。
トマトは種を取ってサイコロ切り。アスパラやサヤエンドウなどは塩ゆでにしてから冷水にとって、しっかり水分を取った上で、好みの大きさに切ってください。
コーン(缶詰)もよく水切りしておきます。とにかく水っぽくならないように、素材にまとわりつく水分はしっかり取り除いてください。
春タマネギは粗みじんです。春タマネギは辛くないので水にはさらしません。
チーズもサイコロに切ります。
そろそろ下味をつけておいた西洋寿司飯(笑)が馴染んでいるころです。材料を全て西洋寿司飯に混ぜ、ドレッシングもかけてよく全体に味を馴染ませます。これを、洗ってしっかり水を拭き取ったレタスの葉の上に山にして盛りつけてください。てっぺんにお山の一本杉のようにパセリを立て、その横にオリーブの実を添えます。好みで粗挽き黒コショウをかけてください。
■次は付け合わせです。ライスサラダのおかずに大豆ツナサラダという無謀な組み合わせ。しかしドレッシング味の隣りにマヨネーズ味は合いますよ。
材料は、
・ツナ缶
・大豆水煮(缶詰で可)
・マヨネーズ
・塩コショウ
ツナのオイルを切って水煮大豆適宜と合わせ、マヨネーズを混ぜて塩コショウ。これだけです。
■さらに付け合わせに目玉焼きかゆで卵。フライドポテトもあるといいですね。
これで、
1.日本の食の根幹である米と海外の食文化との融合で世界の五穀豊穣と平和安定を
2.野菜や柑橘類、ジャガイモ、豆類などの各種素材で穀物以外の園芸農業も含めた農業全体の豊作を
3.ベーコンで畜産の振興を
4.チーズで酪農の振興を
5.卵で養鶏の振興を
6.ツナで漁業の振興を
7.樹木を模したライスサラダのてっぺんのパセリで林業の振興を
8.横に添えたオリーブで野山の豊かな実りを
9.多種多様な食材によって得られる炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、有機酸などのバランスで健康を
10.あえて排除せず積極的に活用している缶詰などの加工食品で、食の加工・流通の安全を
以上10項目の願いを一つのお皿に盛り合わせた「ワールドワイド・五穀豊穣・天下太平・健康長寿祈稔ランチ」の完成です。最後にテーブルに花を飾って、花を生産する花卉農業の振興なども祈念できるといいですね。お飲み物はコーヒーですか?世界の奴隷労働的プランテーションの改善とフェアトレードの振興も祈りましょう。