【光熱費 新築と古家比較】


知人(某私大の工学系准教授)が
「新築住宅は、古家よりかえって光熱費が嵩む」と主張しています。

「家庭部門のCO2削減のために、築年数が古い住戸はどんどん建替・リフォームすべきだ」
が持論の自分にとっては聞き捨てならない話です。

1.ハウスメーカー・工務店の「お手盛り光熱費比較」でなく、
  入居者側の「新旧光熱費比較」のデータはないですか?
2.彼の主張は、実際当たっているのでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20100602
に彼の話を載せていますのでご参照下さい。

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  • 終了:2010/06/09 12:25:03
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回答6件)

id:chyopper No.1

回答回数416ベストアンサー獲得回数69

ポイント30pt

近畿大学工学部建築学科の岩前篤教授も増える派のようです。

その中でも大変興味深い話がありました。それは,断熱リフォームをすると,省エネ(光熱費削減)にはならず,結果光熱費が増えてしまうケースがあるというお話でした。断熱リフォーム=省エネなのになぜ?と思いましたが,断熱リフォームをして室内環境が改善されると,室内での行動範囲が広がる上,節約意識も低下して,今まで冷暖房しなかった部屋まで冷暖房するようになり,結果光熱費が増えてしまうという説明でした。あくまでも同じ条件下で冷暖房をした場合に省エネになる説明が不可欠だそうです。

http://plaza.rakuten.co.jp/archisquare/diary/201002120001/

 

建築学会でも論文発表があるようです。

ハウスメーカー程度の高断熱高気密程度では、逆に暖房費が増えてしまい、CO2削減どころか、CO2増に加担してしてしまうとの内容があります。これは 15年以上前に建築学会で複数の論文が発表され、関係者には周知の通りですが、普通の建て主さんは知りませんし、業界の人でもしっかりと勉強された方でないとその理由は知らないでしょう。

次世代省エネ基準では全室暖房すると暖房費相当掛かるのです。従来の家から引っ越すと急に暖房費が増えるのです。すると暖房費を減らすため従来の住まいみたいに部分暖房をはじめ、それが原因で暖房していない部屋では結露が発生します。加えて今後のエネルギー費高騰がおき20年後はもっとQ値が規制され、結局Q値 2.4位の家は短命住宅(30年資産価値ゼロ)となります。

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-0f71.html

id:itarumurayama

ありがとうございます。

2010/06/02 13:28:39
id:koriki-kozou No.2

回答回数480ベストアンサー獲得回数79

ポイント30pt

(1)光熱費だけに注目すれば当たっている

>彼の主張は、実際当たっているのでしょうか?

立地条件、家族構成、部屋の広さ、電気の使い道などに関しての具体的コメントが無いので「6000~8000円だった電気代が、2万~3万円」に対して正確な裏づけ計算はできないが、同じ広さで使い道もおなじ条件で光熱費だけに目をやれば確かに高くなる傾向にある

古い木造家屋は、夏と冬の太陽の高さまでも計算して軒の長さや窓の位置などを決めていたし、漆喰壁の湿度コントロールや隙間からの空気の循環などもあり、採光/冷暖房に必要な光熱費はかなり抑えることができた

昨今の建物や住宅事情では日光のあたり具合をあまり考慮していないし、機密性が高いため空気もこもるし、湿気もこもるため、照明/冷暖房/換気システムに頼る部分が大きくなる


(2)電気代から逆算してみた

TEPCO : 電気料金シミュレーション | 【従量電灯B】入力画面

http://www.tepco.co.jp/life/custom/ratesimu/jyu_b/jb00-j.html

6000-8000円 20A契約で300KWh-380KWh
20000-30000円 50A契約で900KWh-1300KWh

専業主婦が家庭にいるものとして増加原因を試算

24時間換気システムの導入 30Wh x 24h x 2台 x 30days 43.2KWh
エアコン稼動時間の増加 800Wh x 8h x 30days 192KWh
照明利用時間の増加 100Wh x 10h x 30days 30KWh
洗濯乾燥機 1200Wh x 2h x 15days 36KWh

日中一室利用だとして、ここまでで300KWhUP エアコン2台稼動ならば500KWhUP

さらにIHコンロや電気温水器などを加えれば計算上は合いそうだが、3万となると無駄遣い気味にも思えるので3万のほうは若干オーバートーク気味に感じられる


耐震問題や、昨今の異常気象などもあって、旧来の日本家屋の性能では足りない部分は否定できないが「築年数が古い住戸はどんどん建替・リフォームすべきだ」というのは少し行き過ぎだと思われる

エアコンなどの無い時代、京都や奈良などの盆地で、いかに涼しく感じる工夫をしてきているのかを調べるなど、温故知新が大切ではなかろうかと思う今日この頃

id:itarumurayama

ありがとうございます。

2010/06/02 15:15:36
id:Koriki-kozou No.4

回答回数53ベストアンサー獲得回数0

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1 eeewwwsss3 12 2 0 2010-06-02 16:18:58
2 eeewwwsss3 12 2 0 2010-06-02 16:35:21
  • id:seble
    その場合、建て替えやリホームそのものの費用やco2発生量を考慮しなければなりません。
    建て替えに伴い、資材の伐採から始まって、その代替のための植林、運送、加工、全てにかなりのco2を排出する事になります。
    単年度程度の光熱費だけを単純に比較するのはどうかと、、
  • id:miharaseihyou
     古い家は建設のコンセプトが違っていると思います。
    一番極端なのがエアコンの使用でしょう。
    旧世代の住宅はエアコンは使わないのが基本的な前提です。
    自然の風で換気して、温度や湿度の調節は窓や扉の開け閉めやスダレなど活用して凌ぐ。
    都市熱で耐え難い暑さの大都市では、もはや無理な住宅ですが、田舎では反って実用的だと感じます。
    要するに暑いのや寒いのをある程度我慢すれば良いんですから。

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