THEME:「梅雨を楽しく快適に」」「6月のわが家の風物詩」「七夕の日に」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、シーズン・バージョン。季節をさまざまに楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
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「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20100609
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中ははてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は6月14日(月)正午で終了させていただきます。
私は本当に不思議に思うんです。なぜ殺人という大それたことが、戦争という理由を付ければ許されるのかと。昔からそうだったから今も深く考えずそのまま、としか思えません。これはとても後進的で、早急な改革が求められることのはずですよね。
人の作った社会は、人の手で変えられます。戦争は、抗えない運命がもたらすものではありません。人の意思で、いくらでも無くしていける課題です。そう信じて、私も笹に折り鶴を下げますね。そのうちスーパーなんかの店頭にも笹飾りが登場すると思いますから、ぶっとい字でよく目立つように「戦争のない世界を」と書いてきます。
子供たちの願いが戦争に踏みにじられない世界を、とも書いてこようかな。子を持つ親達の心が変わってくれれば、平和を願う人の輪が、グンと広がりそうな気がします。
今まで二度に渡って書いてきた“七夕の笹飾りに折り鶴を飾って平和を祈る”ということ。今年もまた皆さんに呼びかけさせていただきたいと思います。
http://q.hatena.ne.jp/1183523815/102004/#i102004
http://q.hatena.ne.jp/1245819281/222050/#i222050
私が通っていた幼稚園では、笹飾りに折り鶴が飾られました。もちろん短冊もあり、子供たちはそれに慣れない手つきで一生懸命願い事を書きましたが、先生方がそれを折り紙大の白紙にも転記して鶴を折り、みんなの願いがぎっしり詰まった折り鶴だよといって、1クラス数羽ずつ笹に下げて飾ってくれたんです。全身にびっしり文字が書かれた折り鶴はまるで耳なし芳一みたいでしたが(笑)、子供たちはみんな、願い事をお空に届けてねと大喜びでした。
その時はただそれだけの行事なんだと思っていましたが、後になって、この折り鶴には平和への願いが込められていることを知りました。ひとたび戦争が起これば、子供たちの願いはあっという間に踏みにじられる。だから平和を願う象徴の折り鶴にして、絶対に戦争が起こらないように、子供たちの願いが戦火の犠牲にならないようにと祈るのだと、保護者に説明があったそうです。
戦後の安定した社会に生まれ育った私たちにとって、戦争の二文字は別世界の出来事のようにも思えますが、世界はいまだ戦争のただ中にいます。
アフガン戦争からイラク戦争を経て現在に至るアメリカを中心とした「対テロ戦争(略称WOT)」は今もまだ継続中ですし、スーダン西部のダルフール地方では、勃発以来数百万人の犠牲者を出している紛争が今も進行中です。
ウィキペディアを見と、上記を含め、なんと23の戦争や内戦・紛争が「継続」とされていました。これに現在も終戦に至っていない朝鮮戦争を加えると、なんと世界では24の戦争や内戦・紛争が継続中ということになります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E4%B8%80%E8%A6%A...
それらの全てが現在も交戦中というわけではありませんが、とにかく私たち日本人が「戦争は終わった」と言ったその日から数えても、世界から戦争が消えた日は一日もなかったということです。
核兵器についても、2009年現在でロシアの1万3千発、アメリカの9千4百発を筆頭に、世界に存在する核弾頭数はNPT批准国の確かな数字だけでも2万3千125発。実際にはこれに、NPT非批准国が保有していると思われる数百発が加わります。いったい何回、地球を丸ごと吹き飛ばせる量でしょうか。
戦争なんて、遠い世界のことかもしれません。でも、そう思える安定した社会に住んでいる私たちにこそ、世界にその安定を広げていく役目があるんじゃないでしょうか。一庶民の私たちに出来ることはたかが知れていますが、それでも何かの折りに「戦争のない世界を願う意思表示」をすることは、きっと無駄ではないと思います。
皆さんもぜひ、イエに笹を飾ったら、そこに平和を願う折り鶴を下げてください。マチにも自由に短冊を下げていい笹があったら、「戦争のない世界を」と書いて下げてください。笑われるかもしれませんが、そうしたアクションから一人でも「そうだよなぁ、全ての願い事は平和があってこそだよなぁ」と思う人が増えていったら、それで世界は一歩、平和に近付いていくと思います。