理科2科目について生物・物理・化学のうち生物・物理のどちらを選ぶかまだ決めかねている状況です。
現在は同大学の理工学部の機械工学科2年に在籍しています。高校からの内部生です。
高校では理系選択であったものの、カリキュラム上の都合で生物IIを履修していません。
生物には興味がありますし、だからこそ医者を目指している節もありますが、いかんせんこれをまた始めから勉強するのは暗記量からのプレッシャーが大きいです。
対して物理のほうはI・IIとも履修はしました。しかし、成績はあまりよくなく、力学・電磁気に関してはかなりコンプレックスを感じています。また、「物理にはセンスが必要だ」と言った書き込みを良く見かけます。「センス」とかそういったものには全く自信がありません。それでもほとんどの分野に一度は触れたことがあるので、物理のほうがとっつきやすい印象があります。
どちらの科目を取れば私にとってベストなのでしょうか?
できればオススメの参考書や問題集なども同時に教えていただけると幸いです。
かなり真剣に考えております。よろしくお願いします。
医学部に進む人で
生物とってない人なんていないよ。
>いかんせんこれをまた始めから勉強するのは暗記量からのプレッシャーが大きいです
あのさぁ、医学部は行ってから生物とってなかったら死ぬよ。
>成績はあまりよくなく、力学・電磁気に関してはかなりコンプレックスを感じています。
機械工学とはいえ、理工学部の2年生なんですよね?
力学、電磁気学なんてできて当たり前です。
でも出来ないのなら、物理をとっても得点を稼げないんだから無駄。
その大学の問題の傾向に合うかどうかということが重要です。
まずは、物理の過去問を数年間調べて見て下さい。センスが必要な問題が多いのか、基礎を抑えていれば何とかなるのか、ある程度判断できると思います。
それを見た結果、努力すれば何とかなると思えたら物理で行くのが良いと思います。
何とかなりそうもなければ、生物を一からやるほうが確実です。
生物をやっていないと入学後の勉強は大変という話は聞きますが、大変というだけですので、何とかなる範囲です。
頑張ってください。
来年の受験を目指しているのだと思いますが、今の時期に受験科目を絞り切れていないのは物凄く心配です。
御存知の通り、ハイレベルの学校の入試は「入学させる為の試験」ではなく、「入学者を選定する試験」です。
多くの学力レベルの高い入学希望者達が何としてでも入りたいと、本来不必要な分野や範囲まで受験学力として身につけて来ます。要領や記憶力がハイレベルで余裕な者は、遊びや趣味感覚で知的好奇心から広く深く学力をつけて来ます。
そんな中で独りで闘いを勝ち抜こうとすれば、戦略の立案が肝要です。
まずは基本的な事項を確認しましょう。慶応義塾大学医学部の入学試験では生物と物理はどちらが難易度が高いでしょうか?
http://ja.wikibooks.org/wiki/慶応大対策#.E5.8C.BB.E5.AD.A6....
生物
高校履修範囲を著しく逸脱した考察問題が課される為、現在では高得点を望めない問題構成にな成っている。対策として、教科書の基本的事項を暗記した後、東大、京大、阪大、東京医科歯科大の入試問題などの考察問題を解き、解説を熟読し、自分なりの解答をまとめるといった地道な作業が必要である。生物選択者は物理選択者に対して不利であるため、予備校などでは安定して合格を求める場合、物理を選択することを進められる場合が多い。
物理
原子分野を重要だと考えている教授が多い為か、必ずと言って良い程、原子物理が出題され、力学も必ず出る。難易度は易しく、満点を取る事も不可能ではない。
当然、生物が難易度が高いですね。しかも、「異常に」。
これは理由が有ります。「医学部⇒人間の体を治療する為の学問を学ぶところ⇒人間は生物⇒生物を受験科目にすると何かと便利そう」と「短絡的」な発想をする者が多く、後を絶たない為に起こる「現象」だからです。
「原子分野を重要だと考えている教授が多い」と有ります。物理の基本事項は医学部入学後は殆ど履修しないのに、物理学を応用した最新医療機器は次々と発明、開発され続けています。物理の基本が分かっていると動作原理を比較的簡単に理解できる為、機器に対する理解や操作技術、診断技術の向上に役立てる事ができます。
一方、高校生レベルでは異常に難しい「生物学」を受験生に課しながらも、そんなレベルの生物学は医学部のカリキュラム上は「アッ」と言う間に通過してしまいます。医学部入学後に生物を受験科目にしていなかったと後悔する頻度より、物理を取っていなかった事を後悔する頻度の方が高くなってしまうのです。
「医学部入試対策ドットコム」
http://nyushi.igakubu.com/archives/002_daigaku/06_keio/index.htm...
生物
実験問題が多く文章量も多い
大問3題となっている。3題とも実験か考察問題となっている。発生からは、耳の構造と聴細胞の発生および再生の実験問題であった。ホルモンからは、空所補充・ホルモンの働き・塩分濃度に対する実験問題であった。進化からは、自然発生説の否定・パスツールの実験に関する問題であった。いずれも、文章量と内容が多く、実験も考察が多い。よって、教科書レベルでは対応できない。参考書や図説をしっかりと覚えるのがよい。出来れば、器官の構造を専門書で確認するぐらいの勉強が望ましい。
物理
読解力と柔軟な思考が要求される!!
大問3題で構成され、1題は小問集合であり、他の2題は力学と電磁気からの出題である。小問集合はロープの重量による力のモーメント、音波の干渉、霧箱、PET、力学はブラウン運動の解析、電磁気は電流による磁場とコイルを含む直流回路が出題されている。小問集合は基本的な問題だが、霧箱やPETは知識問題である。ブラウン運動の解析は難しいが、磁場の問題とコイルの自己誘導の問題はそれほどは難しくはない。時間にあまり余裕はないので、手早く問題を読み取らなくてはいけない。
このサイトでも物理の解説には生物では見られない「難しくはない」というキーワードが見られます。「時間にあまり余裕はないので、手早く問題を読みとらなくてはいけない」という言葉からも、「事務処理能力」で何とかなる部分も多い事が分かります。
また、いわゆる「昔取った杵柄」を選ぶのは常套手段ですが、「鉄板」です。
以上の事から、こう言う事は誰が何を言った処で「やっぱ、自分はこうしたいよなぁ」と自身が思った方向へ行ってしまうのが世の常なので、ベストな方法として特段お勧めする事はしませんが、物理を選ぶのが順当です。
内部生との事ですが、どこからの内部生かによって今までの「受験技術履歴」が異なるのは分かっておられる事と思います。一番タフなのが、大都市圏のハイレベルな高校、特にトップクラスの公立高校で高偏差値の成績を出し続け、「『慶大』に入る」と言うよりも「『慶応義塾大学』に入学するのだ」と言う意識を強く持って受験勉強をしてきた人達です。
周囲に必ず一人や二人はこういう人が居る筈なので、今の友人関係の中に居れば幸いです。受験に対する心構えや受験勉強や入試の為の「事務処理技術」を学ぶことができますからね。
今からは「慶医を目指す」のではなく「『慶応義塾大学医学部』に入学するのだ」と意識を変えて臨んでみて下さい。これだけでも机に向かった時の受験勉強に対する姿勢がグレードアップする筈です。
また、参考書や問題集についてですが、これも向き不向きの差が大きいので自分の目と足で探すのが基本です。現実的な事を率直に書きますと、少なくとも医学部受験をしようというのなら、この程度の事が自分でできる能力すら無いのなら最初から医学部受験の資格が無いのも同然です。
本屋は新宿の紀伊国屋本店、神保町界隈の大書店などを巡りましょう。
http://maps.google.co.jp/maps?q=神保町 書店
2~3日かけても良いので、徹底的に立ち読みして納得のいくものを最低でも数冊は買いましょう。家で見直してからハズレが有っても気にしないで下さい。そんな事で気に病む暇など無いのですから。
色々巡ると良いですが、御存知の通り日吉の生協と三田の生協はどちらかというと大学学部生向けの教科書や参考資料などが並んでいる程度でしょぼいので、気が向いたら聞く程度で良いと思います。
医学部志望動機をはっきりさせる事も受験勉強の励みになります。自分が何故医師を目指すのか、深く自分に問いかけてみて下さい。但し、「金が儲かるから」を動機にすると後でおかしな事になる様な時代にはなっています。慶応義塾大学医学部で総額概算で2千万円台の学納金です。帝京大学医学部の4千万円台後半には及びませんが、「必ずペイする」わけではありません。風の噂では帝京大学医学部を卒業したら今時なら一生かかっても殆どの人がペイできないとも言われている位です。
動機がしっかりとしていると辛い時が有っても何かと乗り切れるものです。悩まない程度で良いので、真剣に考えてみて下さいね。
では、御武運を陰ながら御祈り致します。
医者になるなら生物を選択すべきという意見がありますが、私はそうは思いません。
実際、私は物理・化学で全く問題ありませんでした。
物理は、理屈が分かってしまえば、他の教科と違い覚えることも少なく得点源になると思います。
そして、その知識が医者になるのに必要かと言われると直接は関係ないと思います。
しかし、数学や物理で学んだことは、医者になって、物事を科学的に考えるとき、
研究を行うことには、とても役だっていると思います。
個人的には、医学部に入ると生化学を学びますが、このとき、化学、特に有機化学の知識が全く無いと、
かなり辛いのではと思いました。私は、物理より化学が苦手だったので苦労しました。
生物に関しては、医者になった今でも、植物とか、ウニとかクラゲとかの生物学的な知識はありません。
しかし、医者が主に学ぶのは、人間の身体のこと、そして人間に感染するバイキン(細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など)
のことで、それぞれが非常に深い学問なので、大学に入ってからじっくり学んでも十分だと思います。
大学受験の暗記量くらいで、めげていては心配ですね。
自分にリミッターをかけないで、自信を持って頑張ってください。
第2学年編入試験も医学部は対象外ですし学士編入もないですから慶應医はめんどうですよね。
端的に覚える量としては生物より物理の方が楽です。
しかし、計算的なものが苦手ならば生物を選択された方が良いかと思います。
また、1年次から入り直すのではなく他校の医学部に編入する方法もあるかと思います。
案外、そちらの方が簡単なこともあるので僻地になるかもしれませんがそれでも良いならお調べください。
どうしても慶應というなら別ですがそれにはなんの意味もありません。海外に留学してEUの医師資格を取って日本で医師試験を受けても良いと思います。
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