“後発者がとるべき鉄則”のようなものを知りたいです。
できればネットビジネス業界、
もしくはビジネス全般におけるものをお願い致します。
最重要の鉄則は、先行者を徹底的に研究する事です。
先行者のビジネス手法を詳細に分析した結果を元に、後発者として先行者のやり残した事や見落とし等をも把握し、新たな考えをプラスして、新たな価値を創造する事です。
「創造の定義」
http://css.jaist.ac.jp/jcs/teigi.html
温故知新的な考え方も同様のカテゴリーに入ると考えると、よりクリエイティブな感じになると思います。
後発の場合は、有利な点を一つ持つというのが鉄則です。
資金力でも、販売力でも、ほんの少しでも差別化できる付加価値があるでも、低価格で提供できるということでも何でも良いですが、有利な点が必要です。
有利な点をもってして、2番目に参入した場合でも、市場の3割を取れれば良いと言われています。
>有利な点を一つ持つというのが鉄則
有利な点はなんなのか、どう作るかを考えないといけないですね!
有難うございます!!
先発優位・後発優位について
http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my02/my0220.html
充実したユーザーレビューがあったので貼っておきます。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4820116320/?tag=buzzbook...
本書はエレクトロニクス業界を対象として絞り、先発・後発の事例をふんだんに取り上げ、先発が優位となる条件、後発が優位となる条件を探り出している。話の展開は、理論と事例を織り混ぜる形で展開され、和解を深めていく形式をとっている。具体的には次に進む。1過去の研究をレビューし、先発優位・後発優位の規定因を抽出する。その後、エレクトロニクス業の事例を取り上げて、これらの要因がどれ程当てはまるのかを検証する。2これらの分析作業を終えた後、本書の課題である、先発優位・後発優位を分ける条件・要因を、先の分析作業から経験的に9つ抽出し、これを、再び事例を取り上げて検証している。
(部分引用)
さっそく購入いたします!
有難うございました!
有難うございます!!
後発である自社製品の方が先発ブランドよりも品質的に優れていることを訴えるのが品質価値戦略である。市場への参入順位では遅れているが改良や工夫を重ねており、品質的には優れていることを強調する。この戦略は、多くの企業で採用されてきた。
http://column.onbiz.yahoo.co.jp/ny?c=mm_l&a=002-1195615912-2
経験価値、品質価値、非常に勉強になりました!!
有難うございます!
簡単にいうと、”ニッチ”を狙うことです。
”ニッチ”とは、市場の中で
「まだ満たされていない欲がある分野」のことです。
詳しくは、この方が教えてくれますよ。
有難うございます!
一般的に言われている鉄則ではなく、私個人の鉄則のようなお話ですが...
私も良くそのようなことを考えますが、
そういうときにいつも考えるのは自分を利用者に置き換えることです。
例えば、tai2006 さんは結構はてなを使っているようですが、
仮に私がはてなよりこんな点が優れている質問サイトを作りましたので、
ぜひご利用下さいと言った時に「では使おう」となるか、です。
会員登録をし直すのが面倒、はてなにポイントがまだ残っているから、
せっかくもらったイルカが沢山あるから、長期間使っていて使い慣れているから...などなど
「では使おう」とならない理由が、真剣に考えれば切りが無いほど出てくるはずです。
また、この考え自体が人によって様々だと言うこともあります。
Aさんは使い慣れているという点に重点を置いているが、
Bさんはそのようなことを気にしない、と言った具合です。
このいくらでも出てくるような事を十分に考える必要があると思います。
また、リサーチの重要性も先日痛感したことがありました。
わかりやすく言うと、その後発のビジネスを求めている人が
本当にいるかどうかと言うことです。
散々お金と労力を使って準備したけど
「誰も求めていなかった」ではシャレになりません。
幸い、私の場合は大した痛手では無かったので良かったですが、
自己満足だったということにならないようにお気を付け下さい。
それと、価格を安くできるというのはそれほど良いようには思えません。
もしかしたら先行者は競合がほとんどいないため、高めに価格設定をしていて、
後発者が現れたら一気に値下げできる余裕を持っているかもしれません。
なるほど。なるほど。
大変ご丁寧にご回答頂きまして有難うございます。
スイッチコストや、価格に関しまして
再度検討してみます。
本当に有難うございました!!!
ネットビジネスではありませんが、産業競争力の調査と分析をやっていましたので、
その経験からお答えさせて頂きます。
あなたにしかない強みは何か?
これをひたすら考え、作り出すことが鉄則です。ないようなら早く撤退しましょう。
多くの方がコメントされているようなことのうち、どれかひとつでかまいませんから、
あなたにしかない強みがあるかどうかです。
多くの場合、先行者の一番の強みは経験と実績(=信頼)です。
この点で、先行者は彼らにしかない強みを最初から持っているといえます。
多少の値段差、機能差ではユーザーは乗り換えません。
これをひっくり返せるだけの、自分にしかない強みがあるかどうかです。
さらに言えば、単純に何かが先行者を上回れそうというだけでは不十分です。
先行者が同じ強みを持つ心配はないのか、あなたが先行者が追い落とした後、
新たな後発者を退けられるのか、ここまで考える必要があります。
わかりやすい例として価格があげられます。
先行者を意識して後発組が低価格を示すというパターンはよくあります。
本質的に低価格を可能にする特許のようなものを持っていればいいですが、
・低利益率で勝負 or 赤字覚悟で寡占化を進めて後で取り戻す作戦
→自分よりも財務体力がある会社がきたら・・・
・技術やノウハウで実現
→本当に真似されないのか、人材を引き抜かれても大丈夫なのか
・大規模化で効率をアップ
→自分より規模の大きい会社がきたら・・・
これは品質や機能、営業力などに置き換えても同様のことが言えると思います。
あとは個別の産業次第です。
年率100%を超えるような成長が数年以上で見込めるのなら、上記したようなことは
忘れて突っ込むのもいいかもしれません。成長が続いているうちは儲けられます。
B-Bビジネスですと、ユーザーが複数社購買の方針で、2番手、3番手を積極的に
採用することもあります。生かさず殺さずで競争させられることが多いですが。
大変参考になりました!!有難うございます。
>あなたにしかない強みは何か?
>先行者が同じ強みを持つ心配はないのか、あなたが先行者が追い落とした後、
>新たな後発者を退けられるのか、ここまで考える必要があります。
そうですよね。。
考えるべきことはとても多そうですね。
有難うございます!!!
>最重要の鉄則は、先行者を徹底的に研究する事です。
徹底的に、ということが必要なんですね!
有難うございます!!