テレビで4原色と言えば、こういう話の事ですね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100601/1031979/
”「赤・緑・青」の3原色に「黄色」を加えた4原色技術を採用することで、従来の3原色では表現が難しかった黄色や金色、エメラルドグリーンなどの再現を可能にした。”
カラーコンサルタントという仕事をされている方の解説が有りましたよ。
http://www.insightnow.jp/article/5550
http://www.insightnow.jp/article/5550/2
”本来、黄色は赤と緑の光を混ぜれば作れる色。”
”それなのになぜわざわざ黄色を加えたのでしょう?
シャープによれば
----------------------------------------------------------
1.黄色は人の目に明るく見える性質があるということ
2.白色LEDバックライトの光の波長には、
黄色領域の光エネルギーが高いという特性がある。
その結果、3原色表示に比べ、少ない電力でも映像を明るく
表示できるようになる
----------------------------------------------------------
と言うことです。
確かに、黄色は色の中では白の次に明度が高い(明るい)色。
その黄色を別に使用することで、輝度が増すでしょう。
また、従来の3D表示は通常表示に比べ、画面の輝度が低下して見えていたそうですが、この4原色液晶パネルは、3原色液晶パネルに比べて約1.8倍の明るさ!
だから、液晶シャッターメガネを使用しても暗さを感じさせない明るさでもあるそうです。
おまけに、黄色を加えることによって、小判や金貨の「金の色」、楽器の金属色、ヒマワリの黄色といった鮮やかな黄色系の色、そして、エメラルドグリーンの海、鮮やかな空の色など、放送信号規格の色域に制限されていた、黄色領域に存在するほぼ全ての自然の色が、再現できるそうです。
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ただ、この4原色と言う考え方は、
あくまでも液晶ディスプレイ上の考え方であって、
本来の「色の3原色」とは異なるのです。
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シャープのカタログには下に小さく表示されてますが、実に紛らわしい!!
しかも色材の3原色には黄色が入っているので勘違いされる方も多いのではないかと思います。”
シャープのサイトではこう説明しています。
http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/quattron/content04/
”Q.1 なぜ、3原色から4原色表示に?
これまでのRGBの3原色表示には、課題がありました。中間色(黄色・シアン・マゼンダ)を鮮やかに表示するのが、少し苦手だったのです。この課題を解決するため、RGBに黄色を加えた4原色表示を採用。3原色表示では困難だった、鮮やかな中間色の表示を実現することができました。”
本来、三原色の意味はこうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2#.E4.B8.89.E5.8E.9F.E8.89....
”人間の視覚が色を認識する際には、その光の分光分布を直接計っているのではなく、眼球の錐体細胞に含まれる3つの色素が光を吸収する割合を計っているに過ぎない。そのため、独立した複数の色を合成する事で人間に別の色を感じさせる事ができる。”
だから、シャープのテレビでの4原色というのはシャープがテレビの技術上の必要が有って特定の色を出すのに、本来は必要が無かった1色をわざわざ追加したよという話なのです。あくまでシャープが消費者向けに”素晴らしい最先端テクノロジー”という感じでアピールしたい為に使っているだけです。人間の眼が3原色から4原色に進化したとかいう話では全くありません。
人間の眼の網膜は、赤,緑,青色の光のみを感知する3種類の細胞がります、また暗い時に使われる色を区別出来ない細胞も存在します。
逆に言うと機械が人間に映像を伝達する場合はこの3種類光の明暗だけで脳が分析し画像のイメージを復元できる訳です。
従って、テレビも3色だけで充分であり、4色以上の光源を持つディスプレイは余り必要がありませんでした。
しかし、テレビで色を再現するために現在使用されている規格による3色は、実際に人間の眼が感じる事の出来る3色とはズレがあったため、テレビで完全には表現出来ない色も存在するのです。
シャープはここに着眼し、表現出来る色の領域を広げるために、クアトロンでは4色方式を採用したという事の様です。
それから、液晶画面の場合、赤緑青のそれぞれの色のフィルターの後ろからLEDバックライト(以前は冷陰極管)で照らす事で色を作り出しているのですが、色フィルターは必要な色以外の光を吸収してしまうため光の利用効率が悪く後ろで照らしている光の明るさに比べて画面が暗くなっています。
その短所を改善するためにも、黄色の画素を追加したという事の様です。
【参考URL】
原色 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E8%89%B2
錐体細胞 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%90%E4%BD%93%E7%B4%B0%E8%83%9...
シャープ株式会社 > 液晶テレビ アクオス > クアトロン技術 > 知っておきたい、色の話。
http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/color/1/1.html
シャープ株式会社 > 液晶テレビ アクオス > クアトロン技術 > 知っておきたい、色の話。 > 色再現技術の広がり
http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/color/5/2.html
もし、テレビの色再現規格が人間が色を感知する基準となる3色とズレが無かったならば、4色方式にするメリットは無かったのではないかと思います。
余談ですが鳥類や魚類、爬虫類等に含まれる多くの種では4種類の人間とは多少異なる色を感知する細胞を使って色を識別しています。
昆虫の一部には紫外線を含む5色を基準にして色を識別している様です。
テレビで4原色と言えば、こういう話の事ですね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100601/1031979/
”「赤・緑・青」の3原色に「黄色」を加えた4原色技術を採用することで、従来の3原色では表現が難しかった黄色や金色、エメラルドグリーンなどの再現を可能にした。”
カラーコンサルタントという仕事をされている方の解説が有りましたよ。
http://www.insightnow.jp/article/5550
http://www.insightnow.jp/article/5550/2
”本来、黄色は赤と緑の光を混ぜれば作れる色。”
”それなのになぜわざわざ黄色を加えたのでしょう?
シャープによれば
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1.黄色は人の目に明るく見える性質があるということ
2.白色LEDバックライトの光の波長には、
黄色領域の光エネルギーが高いという特性がある。
その結果、3原色表示に比べ、少ない電力でも映像を明るく
表示できるようになる
----------------------------------------------------------
と言うことです。
確かに、黄色は色の中では白の次に明度が高い(明るい)色。
その黄色を別に使用することで、輝度が増すでしょう。
また、従来の3D表示は通常表示に比べ、画面の輝度が低下して見えていたそうですが、この4原色液晶パネルは、3原色液晶パネルに比べて約1.8倍の明るさ!
だから、液晶シャッターメガネを使用しても暗さを感じさせない明るさでもあるそうです。
おまけに、黄色を加えることによって、小判や金貨の「金の色」、楽器の金属色、ヒマワリの黄色といった鮮やかな黄色系の色、そして、エメラルドグリーンの海、鮮やかな空の色など、放送信号規格の色域に制限されていた、黄色領域に存在するほぼ全ての自然の色が、再現できるそうです。
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ただ、この4原色と言う考え方は、
あくまでも液晶ディスプレイ上の考え方であって、
本来の「色の3原色」とは異なるのです。
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シャープのカタログには下に小さく表示されてますが、実に紛らわしい!!
しかも色材の3原色には黄色が入っているので勘違いされる方も多いのではないかと思います。”
シャープのサイトではこう説明しています。
http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/quattron/content04/
”Q.1 なぜ、3原色から4原色表示に?
これまでのRGBの3原色表示には、課題がありました。中間色(黄色・シアン・マゼンダ)を鮮やかに表示するのが、少し苦手だったのです。この課題を解決するため、RGBに黄色を加えた4原色表示を採用。3原色表示では困難だった、鮮やかな中間色の表示を実現することができました。”
本来、三原色の意味はこうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2#.E4.B8.89.E5.8E.9F.E8.89....
”人間の視覚が色を認識する際には、その光の分光分布を直接計っているのではなく、眼球の錐体細胞に含まれる3つの色素が光を吸収する割合を計っているに過ぎない。そのため、独立した複数の色を合成する事で人間に別の色を感じさせる事ができる。”
だから、シャープのテレビでの4原色というのはシャープがテレビの技術上の必要が有って特定の色を出すのに、本来は必要が無かった1色をわざわざ追加したよという話なのです。あくまでシャープが消費者向けに”素晴らしい最先端テクノロジー”という感じでアピールしたい為に使っているだけです。人間の眼が3原色から4原色に進化したとかいう話では全くありません。
なるほど。メガネだと暗くなりますからね。
液晶で使われている白色LEDとイエロー画素がよくマッチするからだそうです。
詳しくは→http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1006/14/news004_2....
おそらくシャープの液晶テレビで3Dをみるためだと思います。
3Dテレビをみるには、専用のグラスをかけなければいけません。
シャープのグラスは、交互に再生された右目用と左目用の映像に合わせて
グラスのレンズを開閉させ映像を見るというシステムです。
そのため、シャープの液晶テレビの特徴である「明るさ」がシャッターの開閉によって遮られてしまいます。
そこで従来の「赤・緑・青」に加え、明るさを増すことのできる「黄」が追加されたというわけです。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | rsc | 4505回 | 3827回 | 438回 | 2010-08-05 23:35:01 |
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9 | 神嵐 | 6回 | 4回 | 0回 | 2010-08-11 10:52:14 |
なるほど。メガネだと暗くなりますからね。