レンタルサーバーの転送量制限に引っかかりそうな場合、.htaccessのrewrite ruleによるリダイレクトや、apache のmod_proxyとか使って、自宅サーバーへ転送して、自宅サーバーのソースを利用して処理すれば、レンタルサーバーの転送量制限は回避できるのでしょうか？それとも、レンタルサーバーの制限に引っかかることには変わりはないのでしょうか？

.htaccessのrewrite ruleによるリダイレクト

この場合リクエストは受け付けるけど実際のコンテンツを返すのはリダイレクト先のサーバー。

ゼロにはならない物のＨＴＴＰのリクエストはコンテンツほどのデータ量ではないので一時的な回避策としては有効。

mod_proxyとか使って、自宅サーバーへ転送

この場合

「ＰＣ」->「サーバー」->「自宅サーバー」→「サーバー」→「ＰＣ」

と言うデータの流れになり、そのすべてがレンタルサーバーの回線を経由するので逆効果。

CPU利用率の問題で、それを回避しようとする策なら意味があるが。

人力検索はてな

RewriteRuleによるリダイレクトであれば、[R] で転送することで回避できます。

http://blog.dawgsdk.org/weblog/archives/411011

レンタルサーバに対するリクエストが自宅サーバにリダイレクト（切り替え）され、結果としては、自宅サーバとリクエスト元との間で通信が行われるようになります。

一方、mod_proxy の場合は回避できません。

プロキシ（proxy）機能を用いる場合、通信はプロキシ経由で行われますので、処理としては、

[リクエスト元] - [レンタルサーバ（mod_proxy）] - [自宅サーバ]

となるためです。

rewrite ruleの場合、自宅サーバーにURLを転送する形になるので回避できます。

その為、クライアントから見た場合URLは自宅サーバーになります。

mod_proxyの場合URLは転送されず自宅サーバー→レンタルサーバー→クライアントという形でレンタルサーバーが仲介する形になります。そうなると転送量は自宅～レンタル間の通信分増えてしまいます。この場合、クライアントから見たURLはレンタルサーバーと同じ物になります。

http://www.soi.wide.ad.jp/class/20030038/slides/29/10.html

わたしが解決いたします。

http://q.hatena.ne.jp

ついでといっては何ですが、「rewrite ruleによるリダイレクト」と、「apache のmod_proxy」による転送方法のメリット、デメリットを、教えてもらえないでしょうか？

今回のような用途を前提とすると、rewrite ruleを用いてリダイレクトするメリットとしては、

• 転送の際にrewrite ruleを記載したサーバを経由しない（今回の質問された内容）
• rewrite ruleを記載したサーバのリソース消費を最小に抑えられる

mod_proxyやRewriteRuleの[P]のメリットとしては、

• 接続元からみたときに、実際にリソースを提供するサーバのURLを完全に隠ぺいすることができる
• かならずmod_proxyのサーバを経由するので、接続元からリソースを提供するサーバに直接接続できなくてもOK。
• mod_proxyでキャッシュも行えば、リソースを提供するサーバが遅いサーバだとしても、ある程度はカバーできる（場合もある）

などがあると思います。

RewriteRule

http://net-newbie.com/trans/mod_rewrite.html

mod_proxy

http://httpd.apache.org/docs/2.2/ja/mod/mod_proxy.html