TDMA方式では、衛星の中継器を飽和領域付近で動作させるので、中継器の送信電力および周波数大域を最大限利用できる。
技術講座(衛星通信)
http://www.kurejbc.com/technical/technical-4.htm
の
図2 現実の系における中継器入出力点の多元接続信号の様子
を見ると判りやすいでしょう。
衛星の出力はいつも100%出力出せて、
周波数分割もしないためガードバンドを取らなくて良いので
トランスポンダは混変調を気にせず帯域を使えます。
デメリットは有効送信時間が短くなること
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83%E6%8E%A5%E7%B6%9...
コメント(3件)
10を入れると100が出てくる。
現実の増幅器だとどんどん入力を増やすと、いつか入力を増やしても出力が増えなくなります。これを飽和したって言いますね。この増えなくなった領域を飽和領域っていいます。
飽和しちゃうと、歪んで、受信側で復号できなくなるので、増幅器は飽和領域では使いません*。
また、増幅器は飽和領域の手前で使うと、送信電力が一番大きくとれます。ですので、「飽和領域付近で動作させる」って表現なんです。わかりやすくいうと、飽和領域の一歩前とか、少し下って感じですね。
*飽和領域を積極的に使う場合もあります。
図7 TWT増幅器の入出力特性
に詳しいです。
つまり一どきに単一周波数しか増幅しないから
出力アンプの飽和領域付近で使えるという訳。