酸化数の求め方(http://arthurforte-blog.tea-nifty.com/blog/files/001_oxidation_n...)内の「決め方のルール」①~⑥を用いて、
まずは、
① 単体中の原子の酸化数=0
より、
反応前のH2分子中のH原子の酸化数は0
ですね。
そして、
③ 化合物中の周期表1,2 族の酸化数=それぞれ+1,+2
より、
Hは1族ですので、
反応後の化合物C2H6で、H原子の酸化数は+1
となります。
これは、理解するというより、こういうルール(①~⑥)だと覚えておくのがいいかと思います。
参考になりましたでしょうか。
酸素と水素の反応で考えると判りやすいです。
O2もH2も最初の酸化数は0です。
O2と2つのH2がくっつくと2つのH2O(水)になります。
判りやすく、一つのOとH2がくっつくとして説明します。
酸化数が0の酸素は、電子を2つもらいたい状態にあります。
酸化数が0の水素は、電子を1つあげたい状態にあります。
そのため、酸素と水素がくっつきます。
酸素は電子を2つの水素から一つずつ計2つもらって、水素は電子を1つあげた状態でくっついています。
電子は、マイナスの電気を持っているので、あげてしまう側の水素は酸化数+1になります。
これと同じで、C2H4+H2→C2H6 も水素が電子をあげてくっつくので、酸化数が+1ということになります。
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