私のような独身者は、24日の夜をイエの外で過ごすことが多くなります。しかし家族と祝うクリスマスも大切です。体が二つあればいいのにと思います。そこで、24日は家族以外と過ごす日と割り切り、25日を家族と過ごすクリスマスに出来ないかと考えました。週休二日制ならぬ「クリスマス二日制」です。
しかし、24日の夜にイエの外でパーティーをして、25日の夜にまた同じことをしても新鮮味がありません。これではイエの習慣として定着しないでしょう。何かいいアイデアはないかと思っていたところ、バチカンのお膝元、イタリアの習慣を知りました。日本ではクリスマスというと24日の夜ですが、イタリアでは25日の昼間がメインなのです。25日の昼間に家族が集まって開く昼食会。これが定番なのだそうで、日本のお正月のように親戚一同が集まる大がかりなものになることもあるとか。
これをわが家にも取り入れたいと思いました。今年の12月25日は土曜日で仕事が休み。なおかつ26日も日曜日ですから、クリスマスの翌日にも祝日が続いて二連休となるイタリアと同条件です。
今回はイタリアの習慣がお手本ですから、料理も24日とは目先を変えて、イタリアをお手本にしてみる計画にしました。定番料理はまずトルテッリーニ。中に肉などを包み込んだパスタです。これは母が面白そうと、作る気満々になってくれています。
クリスマスケーキに相当するものはパネットーネ。ちょっと見マフィンみたいな焼き菓子ですが、保存性が高く、クリスマスの1ヶ月前あたりからはじまる待降節に合わせて、各家庭で大量に焼かれるのだそうです。どうやって作るのかと調べてみたら、生地を発酵させるためには専用の特別な酵母が必要とのことで、日本ではちょっと手に入らないようでしたので、味を覚えるためにも本場のイタリア製の物を購入してみることにしました。
同じく焼き菓子のパンドーロ。パネットーネにはブドウやプラム、オレンジピールなどのドライフルーツが混ぜ込まれていますが、こちらはプレーンな生地だけで焼くシンプルな物。かわりに卵をふんだんに使うことから黄金(ドーロ)のパンの名があるそうです。バニラで香りを付けたパウダーシュガーをたっぷり掛けてから切り分けるのだとか。これも採用!
あと、忘れてならないのがワインです。これは父が、そういうことならとびきりのイタリアワインを用意しようと張り切ってくれています。そのほかは適当なオードブル類があればいいかな。これはイタリアンな雰囲気に合う物を、私が何か見繕うなり作るなりしてみたいと思っています。
こんなふうにして企画する昼間のクリスマスパーティー。これは新鮮そうです。夜と違って時間はたっぷり。家族でゆっくりくつろぎつつ、語らいをメインに据えた時間が過ごせそうで楽しみです。
来年もうまい具合に25日が日曜日ですから、今年と同じように企画できますね。再来年は25日が火曜日になってしまいますが、そういう年は、クリスマスに一番近い土曜日か日曜日を選んで、この「クリスマス昼食会」を開きたいと思っています。
24日にイエを空けてしまう皆さん、ぜひ24日にイエにいない者の立場から、こんな「クリスマス二日制」を家族に提案してみませんか。デートや仲間とのパーティーも大切ですが、それ以上に家族と過ごすクリスマスも大切です。昼食会以外にも色々なアイデアが考えられると思いますので、ぜひ創意工夫を発揮して、楽しい時間を企画してみてください。
私のような独身者は、24日の夜をイエの外で過ごすことが多くなります。しかし家族と祝うクリスマスも大切です。体が二つあればいいのにと思います。そこで、24日は家族以外と過ごす日と割り切り、25日を家族と過ごすクリスマスに出来ないかと考えました。週休二日制ならぬ「クリスマス二日制」です。
しかし、24日の夜にイエの外でパーティーをして、25日の夜にまた同じことをしても新鮮味がありません。これではイエの習慣として定着しないでしょう。何かいいアイデアはないかと思っていたところ、バチカンのお膝元、イタリアの習慣を知りました。日本ではクリスマスというと24日の夜ですが、イタリアでは25日の昼間がメインなのです。25日の昼間に家族が集まって開く昼食会。これが定番なのだそうで、日本のお正月のように親戚一同が集まる大がかりなものになることもあるとか。
これをわが家にも取り入れたいと思いました。今年の12月25日は土曜日で仕事が休み。なおかつ26日も日曜日ですから、クリスマスの翌日にも祝日が続いて二連休となるイタリアと同条件です。
今回はイタリアの習慣がお手本ですから、料理も24日とは目先を変えて、イタリアをお手本にしてみる計画にしました。定番料理はまずトルテッリーニ。中に肉などを包み込んだパスタです。これは母が面白そうと、作る気満々になってくれています。
クリスマスケーキに相当するものはパネットーネ。ちょっと見マフィンみたいな焼き菓子ですが、保存性が高く、クリスマスの1ヶ月前あたりからはじまる待降節に合わせて、各家庭で大量に焼かれるのだそうです。どうやって作るのかと調べてみたら、生地を発酵させるためには専用の特別な酵母が必要とのことで、日本ではちょっと手に入らないようでしたので、味を覚えるためにも本場のイタリア製の物を購入してみることにしました。
同じく焼き菓子のパンドーロ。パネットーネにはブドウやプラム、オレンジピールなどのドライフルーツが混ぜ込まれていますが、こちらはプレーンな生地だけで焼くシンプルな物。かわりに卵をふんだんに使うことから黄金(ドーロ)のパンの名があるそうです。バニラで香りを付けたパウダーシュガーをたっぷり掛けてから切り分けるのだとか。これも採用!
あと、忘れてならないのがワインです。これは父が、そういうことならとびきりのイタリアワインを用意しようと張り切ってくれています。そのほかは適当なオードブル類があればいいかな。これはイタリアンな雰囲気に合う物を、私が何か見繕うなり作るなりしてみたいと思っています。
こんなふうにして企画する昼間のクリスマスパーティー。これは新鮮そうです。夜と違って時間はたっぷり。家族でゆっくりくつろぎつつ、語らいをメインに据えた時間が過ごせそうで楽しみです。
来年もうまい具合に25日が日曜日ですから、今年と同じように企画できますね。再来年は25日が火曜日になってしまいますが、そういう年は、クリスマスに一番近い土曜日か日曜日を選んで、この「クリスマス昼食会」を開きたいと思っています。
24日にイエを空けてしまう皆さん、ぜひ24日にイエにいない者の立場から、こんな「クリスマス二日制」を家族に提案してみませんか。デートや仲間とのパーティーも大切ですが、それ以上に家族と過ごすクリスマスも大切です。昼食会以外にも色々なアイデアが考えられると思いますので、ぜひ創意工夫を発揮して、楽しい時間を企画してみてください。