私の親友Iの娘、今小学校6年生のSちゃんのトレードマークはキリリと結んだポニーテール。
このトレードマークのポニーテールには素敵な物語があるのです。
Sちゃんが3歳をすこし過ぎた頃、幼稚園に行く!と言い出し翌年の4月から幼稚園に通いだしました。
入園するにあたって、生まれてからずっと伸ばしてきてIママがいつも綺麗に結んでいたSちゃんのロングヘアを短くしました。
その時にSちゃんとIママが交わしたのが「自分で髪の毛を結べるようになったら、また伸ばそうね」。という約束でした。
幼稚園ではママは手伝うことができません、基本的にはなんでも自分でしないといけないのです。
朝は結んであげれても、何かの拍子にゴムが緩んだり、ほどけてしまうこともあるので、
髪を自分で結べるようになるまでロングヘアはお預けです。
そしてSちゃんは幼稚園に慣れてしばらくすると最初はお人形の、そしていつからか自分の髪の毛を結ぶ練習を始めたのでした。
親友Iの家に遊びに行くと、いつもお気に入りのぽぽちゃんの髪が素敵なゴムやリボンでくくられていたのを思いだします。
幼稚園に入って数年が経ち、Sちゃんが自分で髪を結わえるようになったのは年長さんの夏でした。
ちょうど私が遊びに行った日に、自分のまだ短い髪の下のほうを、ゴムで結び、にこにこしながら私達の方駆け寄って、「見て!」と
くるりと回り、ちょっと照れた顔をしているSちゃんに、胸が熱くなってしまった私。
となりでIママも目が潤んでいたようです。
「ねえ、これで結べてる?」と、確認するSちゃん。
「えぇ、ちゃんと結べてるわ」と答える私とIママ。
Sちゃん「それでは、髪もう伸ばしてもいい?」
Iママ「毎日、自分で結べる?」
Sちゃん「はい!」
それから、Sちゃんの髪は長くなっていきました。
幼稚園に行く時には、朝必ず自分で髪を結ぶように、という約束をしたそうですが毎日、一人で髪をセットしているそうです。
それは、”子どもは自分で出来ることはやりたがる”ということを実感した出来事でもありました。
そして、迎えた一大イベント幼稚園最後のお遊戯会。
私もビデオ撮影手伝いとSちゃんの勇姿!?を見たくて一緒に観覧しました。
前日の打ち合わせの時にIママが「明日は、ママが髪の毛結んであげようか?」と言うと「自分でする!」と首を振るSちゃん。
「ゴムも、もう決めたの!」と、嬉しそうな笑顔。
そう、大切な日だからこそ、Sちゃんは自分で結びたいのよね^^
幼稚園の遊戯室へ、園児がクラスごとに一列になって入場してきます。
Sちゃんがお気に入りの「赤いリボン」を結んだ髪を揺らしながら元気に歩いてきました。
その横顔は誇らしげで、とても眩しく見えました。
伸ばしたおかげで、七五三も自分の髪で結うことができたそうです。
この時ばかりはスタイリストのお姉さんに髪をいじってもらうのも嫌がらなかったとか。
小学6年生になった今も、毎朝鏡の前で髪を結ぶSちゃん。
豊かな髪を一つに括った凛々しい姿。彼女にはポニーテールがよく似合います。
目標に向かって弛まない努力を続けることで、彼女に育まれる自信と達成感。
うちの娘も将来そんな素敵な女性になって欲しいと願ってやみません。
私の親友Iの娘、今小学校6年生のSちゃんのトレードマークはキリリと結んだポニーテール。
このトレードマークのポニーテールには素敵な物語があるのです。
Sちゃんが3歳をすこし過ぎた頃、幼稚園に行く!と言い出し翌年の4月から幼稚園に通いだしました。
入園するにあたって、生まれてからずっと伸ばしてきてIママがいつも綺麗に結んでいたSちゃんのロングヘアを短くしました。
その時にSちゃんとIママが交わしたのが「自分で髪の毛を結べるようになったら、また伸ばそうね」。という約束でした。
幼稚園ではママは手伝うことができません、基本的にはなんでも自分でしないといけないのです。
朝は結んであげれても、何かの拍子にゴムが緩んだり、ほどけてしまうこともあるので、
髪を自分で結べるようになるまでロングヘアはお預けです。
そしてSちゃんは幼稚園に慣れてしばらくすると最初はお人形の、そしていつからか自分の髪の毛を結ぶ練習を始めたのでした。
親友Iの家に遊びに行くと、いつもお気に入りのぽぽちゃんの髪が素敵なゴムやリボンでくくられていたのを思いだします。
幼稚園に入って数年が経ち、Sちゃんが自分で髪を結わえるようになったのは年長さんの夏でした。
ちょうど私が遊びに行った日に、自分のまだ短い髪の下のほうを、ゴムで結び、にこにこしながら私達の方駆け寄って、「見て!」と
くるりと回り、ちょっと照れた顔をしているSちゃんに、胸が熱くなってしまった私。
となりでIママも目が潤んでいたようです。
「ねえ、これで結べてる?」と、確認するSちゃん。
「えぇ、ちゃんと結べてるわ」と答える私とIママ。
Sちゃん「それでは、髪もう伸ばしてもいい?」
Iママ「毎日、自分で結べる?」
Sちゃん「はい!」
それから、Sちゃんの髪は長くなっていきました。
幼稚園に行く時には、朝必ず自分で髪を結ぶように、という約束をしたそうですが毎日、一人で髪をセットしているそうです。
それは、”子どもは自分で出来ることはやりたがる”ということを実感した出来事でもありました。
そして、迎えた一大イベント幼稚園最後のお遊戯会。
私もビデオ撮影手伝いとSちゃんの勇姿!?を見たくて一緒に観覧しました。
前日の打ち合わせの時にIママが「明日は、ママが髪の毛結んであげようか?」と言うと「自分でする!」と首を振るSちゃん。
「ゴムも、もう決めたの!」と、嬉しそうな笑顔。
そう、大切な日だからこそ、Sちゃんは自分で結びたいのよね^^
幼稚園の遊戯室へ、園児がクラスごとに一列になって入場してきます。
Sちゃんがお気に入りの「赤いリボン」を結んだ髪を揺らしながら元気に歩いてきました。
その横顔は誇らしげで、とても眩しく見えました。
伸ばしたおかげで、七五三も自分の髪で結うことができたそうです。
この時ばかりはスタイリストのお姉さんに髪をいじってもらうのも嫌がらなかったとか。
小学6年生になった今も、毎朝鏡の前で髪を結ぶSちゃん。
豊かな髪を一つに括った凛々しい姿。彼女にはポニーテールがよく似合います。
目標に向かって弛まない努力を続けることで、彼女に育まれる自信と達成感。
うちの娘も将来そんな素敵な女性になって欲しいと願ってやみません。