THEME:「素敵な日本を発見!気楽に和の時間コンテスト」
イエで○○のスペースを作るいいアイデアありませんか?イエで○○するとしたらどんなプランにしますか?“イエコト・ミシュラン”は、暮らしの空間と時間作りをめぐるテーマ質問に楽しくオドロキ!なアイデアをご投稿いただき、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナー。豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドでご投稿ください!
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※質問は11月29日(月)正午で終了させていただきます。
昔は太陽が出ると活動し、日が沈むと休む。
こんなリズムで生活して来たけれど、現代は夜でも休まない。
生活リズムを完全に壊しておいて、自然を満喫出来ない。
やはり自然のリズムに沿った生活が健康にも良いですね。
お月見といえばススキを思い出しました。昔と比べるとススキがかなり減っているような気がします。今でも生えているところには生えていますが、ススキの野原って見かけなくなりました。
秋つながりでいうと、赤とんぼも減ってしまいました。昔小学校の頃に見た、校庭の空を埋め尽くすような赤とんぼの大群なんて、今ではもう見られないそうです。
自然を感じるというテーマからすれば主旨と異なるかもしれませんが、季節の風物詩を感じさせてくれる自然そのものが減ってきているという不安は募る一方です。
ススキの原っぱや赤とんぼなどが多少なりとも増えてくれれば、季節感を取り戻せるような気がします。ですが、世の中は移ろうものなので、これもないものねだりかもしれません。
昔、人は今とは異なる時の感覚で生活をしていました。
日の出は卯の刻。
日暮れは酉の刻。
季節は変わっても、常に太陽が生活の基準なのです。
そして、もう一つが月を基準とした暦。
今もそのなごり、「朔日」「三日月」「十五夜」「晦日」などがあります。
そもそも一ヶ月の単位の「月」からして、お月様の「月」そのままですね。
季節も、春、夏、秋、冬だけでなく、二十四の節気に分けられていました。
人は自然と共に生活していたのだと思います。
江戸時代、外国から伝来した時計を元にし、不定時法に対応する仕掛けを盛り込んだ日本独自の時計(和時計)が作られました。
和時計は、江戸時代から明治初期にかけて制作・使用され昔時計、日本時計、大名時計とも呼ばれています。
日の出から日暮れ、日暮れから日の出の間をそれぞれ六等分し、昼と夜とで時間の長さの違う不定時法で作られたものです。
不定時法とは、日が出ている間は働き、日の入りとともに仕事が終えるという江戸時代以前の暮らしに合わせて生まれた時間表現で、
江戸時代は照明で使う油が高価だった為に、太陽に合わせて生活をする事が理に適っており、また経済的でもあったのです。
不定時法で、その和時計の針の進みは一定だと、文字盤の刻み方が季節によって違ってきます。
そのため季節によって文字盤を差し替えました。
この和時計、時代劇なんかで一度は眼にした方もおいでではないでしょうか。
江戸の時を刻んでいたのは、十二支の動物達。
文字盤には、子・牛・寅や、九・八・七・・・・などと刻まれています。
なんと針はたった一本で、二十四時間表示。つまり、針は一日一回転だけするのです。
和時計の中でも最高峰と言われる物が、江戸時代に田中久重によって発明された万年時計とも称される「万歳自鳴鐘」です。
「愛・地球博」においてこの時計のレプリカが展示されました。
和時計を初めて知ったのは高校時代ですが、これを見た時には感慨深かったです。
そして和時計は1873年(明治六年)を以って日本が定時法へ移行したため、その実用的使命を終えました。
しかしながら、その間に時を表す独特の表現、言葉が多く生まれました。
例えば、時代小説なんかで約束の時間を表現する際に、夕暮れ時、とか薄暮、とか丑三つ時などと表現します。
また自分の大好きな「おやつ」というのは、八つ時からきています。
八つ時は現代でいう二時から四時までのことですから、ちょうど三時のおやつの時間に相当するわけですね。
まぁ、その頃が昔も今もちょっと小腹の空く時間なんでしょうw
また、和時計のほかにも時を知る道具として、有名な太陽の位置で時間を知る日時計、水のしたたりで時を計る「水時計」があります。
どちらも原理はとても単純ですが、なかなか趣きがあるいい時計です。
また日ではなく火を利用した火時計という物もあります。
古くから利用されてきたのはお香を利用し、1本づつ燃え尽きることで時を計るもの。
他にはロウソクに目盛りを付けたものや、油を利用したランプに目盛りを付け、時間を計ったりしました。
お香もゆっくりと燃焼して徐々に減ってゆくので、しばしば時を計る道具として使用されました。
線香で計ったのが「線香時計」で、これは花街などで用いられました。
今も芸者と遊ぶ料金を線香代というのはこの名残でしょう。
それから「香時計」これは灰を敷き詰めた香盤に筋をつけ、筋に香を埋めて端から火をつけます。
格子状の蓋の上からのぞき、燃えている場所を格子の物差しで確認して時を知りました。
これは主に寺院などで使われたとのこと。
昔はこうした時計が実用として立派に機能していた時代でもあったのだなぁ。
時を計る物として使える物は他にもありそうです、自分はえ~っと・・・・一日5回程時を告げる腹時計?
お後がよろしいようでw
一分一秒に縛られず、太陽の動きに合わせ、ゆったりとした時の流れを感じる、
時にはそんなレトロで、エコな生活を取り入れた休日を過ごしてみよう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%99%82%E8%A8%88