tan89 = 57.28996163075988
tan89.9 = 572.9572133543032
tan89.99 = 5729.577893121647
tan89.999 = 57295.77950721289
tan89.9999 = 572957.7951043443
tan89.99999 = 5729577.941221853
tan89.999999 = 57295779.0855207
約十倍ずつになっているような気がするんですが、なぜですか?
ここで
x ≒ 0 ⇒ =
(ラジアン) ≒
参考:http://www.google.co.jp/search?q=sinx%2Fx+%E6%A5%B5%E9%99%90
なので
x ≒ 0 ⇒ ≒
と、ほぼ反比例になります。
こちらは参考になるでしょうか。
角θが極めて小さいときは、次の近似式が成り立ちます。
sin(θ)≒tan(θ)≒θ[rad]
また、cot(θ)=1/tan(θ)だから、角θが極めて小さいときは、次の近似式が成り立ちます。
cot(θ)≒1/θ
1°≒1.74532925199433*10^-2[rad]
0.1°≒1.74532925199433*10^-3[rad]
0.01°≒1.74532925199433*10^-4[rad]
・・・
と、1/10になっているから、10倍ずつになっていきます。
以下、ためしに、近似計算してみました。値はちょっと違ってますが。(^_^;
tan(89°) =tan(90°-1°) =1/tan(1°) =cot(1°) tan(89.9°) =tan(90°-0.1°) =1/tan(0.1°) =cot(0.1°) tan(89.99°) =tan(90°-0.01°) =1/tan(0.01°) =cot(0.01°) tan(89.999°) =tan(90°-0.001°) =1/tan(0.001°) =cot(0.001°) tan(89.9999°) =tan(90°-0.0001°) =1/tan(0.0001°) =cot(0.0001°) tan(89.99999°) =tan(90°-0.00001°) =1/tan(0.00001°) =cot(0.00001°) tan(89.999999°)=tan(90°-0.000001°)=1/tan(0.000001°)=cot(0.000001°) cot(1°) =cot(1.74532925199433*10^-2[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-2))=57.2957795130823 cot(0.1°) =cot(1.74532925199433*10^-3[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-3))=572.957795130823 cot(0.01°) =cot(1.74532925199433*10^-4[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-4))=5729.57795130823 cot(0.001°) =cot(1.74532925199433*10^-5[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-5))=57295.7795130823 cot(0.0001°) =cot(1.74532925199433*10^-6[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-6))=572957.795130823 cot(0.00001°) =cot(1.74532925199433*10^-7[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-7))=5729577.95130823 cot(0.000001°)=cot(1.74532925199433*10^-8[rad])≒1/(1.74532925199433*10^(-8))=57295779.5130823
●三角関数
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%A7%92%E9%96%A2%E6%95%B...
ホントは図を書いて説明すればもっと分かりやすいと思うのですが、始めから順に読みながら図を想像してみてください(^^;
小数点式の度ですね、(度分秒)でなく。
tan90で無限になります。
現象面だけ捉えると(考え方としては)
数値的には(180/(円周率))/(90-角度)に近くなる。
除数が10分の1になります。除算と全く同じではありませんが、微小角はの三角関数の値は角度に比例してきます。コタンジェントの逆数がタンジェントですから。
tan(π-θ)のθが微小になっていく話ですね。
tan(π-θ)≒tanθ^-1なので、tanθ^-1のθが微小になっていくことと同じです。
ここで、微小角ではcosθ≒1なので、
tanθ≒sinθという近似を高校物理で習った事を思い出すと理解しやすいと思います。
解説はこのサイトが理解しやすいと思います。読んでみてください。
http://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/reference/smallAngle/smallAngleA...
角度が微小になるにつれて、弧ABとDBの長さが近くなっていくのが理解できるでしょうか。
弧AB≒DB=tanθなので、弧ABの長さがtanθと近似できますね。
弧ABの長さは、r=1とすると2θです。したがって、2θ≒tanθとなります。
ですからθが10倍になれば、tanθも10倍になります。
弧度法と度数法は、お互い一対一で対応しているので、弧度法∝度数法の関係が成立しています。
参考までに
2π(rad)=360(度)
です。ですからθを度数法に変換しようとしたら、θ=180x/π を代入するとよいと思います。
いかがでしょうか。
コメント(5件)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%B1%95%E9%96%8B
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1838725.html
●三角関数計算の基礎
http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/category/sankakukansuu/henkan-tex.cgi?size=3&target=/math/category/sankakukansuu/keisan-no-kiso.html
光の長さを求めます。
secは、地面にあるサーチライトを壁にあてた時の角度から、
地面から、光が当たっている部分までの高さを求めます。
sinとcosは、時計の針の先端がある位置を、xy座標で表します。
質問文は、
「θが0に近い時、θを10分の1ずつにしたら、y/xがほとんど10倍ずつになってるのではないか」
と書き換えられます。
図を見て、θ→0において、(y/x)が(1/θ)に比例している事に気付けば、あとは簡単ですね。
tan(90°-θ)=cot(θ)=1/tan(θ)