1 音素誤り(phonemic error)
(例)フランスのパリの食品店で、
お店の人が「これで全部ですか(C'est tout?)」、
日本人主婦「これで全部です(セ・トゥー)」
お店の人「卵を7つですか(Sept oeufs?)」
と理解して、12個入りの卵のパッケージをばらして
7つ紙でくるんでくれた。
2 構文誤り(syntax error)
パリでアメリカ人観光客が、
エッフェル塔に行きたいと思ってタクシーを止めた。
アメリカ人「エッフェル・トゥール」(Eiffel Tour)
ところが、これは、フランス語の発音で、英語の語順だった。
運転手は「Et fais le tour」(エ・フェ・ルトゥールここで一回回れ)
と聞き取って
車をぐるりと回した。
この2つの例に習って、トンデモナイ実例をご存じでしたら
ぜひ教えてください。
外人の日本語で起きた勘違い、大歓迎です。
Phonemic ErrorやSyntax Errorというよりも、Semantic Errorにあたるように思います。
フランスと英国はお隣同士なので、歴史上、フランスから来た人たちが英国で権力を持っていたこともあったので、英語とフランス語には同じ言葉で同じ意味の言葉が残っています。例えば、Pardon?(Excuse me?「なんて言ったの?」)です。これを英会話中にさらっと言うと、英語を話すフランス人には、Tu parle francais"!?(君はフランスを語すんだね!?)じゃ、なんで英語なんか話すの!と冗談を飛ばされます。他にも、両方にある単語に"Terrible"がありますが、これは「ひどい」みたいな意味ですが、用法によっては意味が全く変わってしまいます。フランス語では、"Pas terrible!"(すごいじゃん!素晴らしい!)みたいな良い意味の褒め言葉でもよく使います。しかし、英語ではどう言っても、terrible(ひどい), not terrible(ひどくはないけど、あまり大したこともないみたいな…)。なので、元々フランス人のことをいつもそこを見れば奴らがいるとか、it's not my cup of tea(私のお茶ではない=好みではない)ではないと言っている英国人は、ユーロスターでパリに旅行したりすると、いちいちフランス人の"Pas terrible!"のお世辞が聞こえてくる度につぶやきます。"That's terrible!"(そいつは、ひどいって!)w