THEME:「箱」「映画」「カラダを動かす」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、キッズ・バージョン。子どもたちと一緒に遊び、学び、楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
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「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とアイデア例
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※質問は1月24日(月)正午で終了させていただきます。
私は中学は給食があって、その後高校に進学したものの、前半はまともに通った試しがなかったという不良ぶりを発揮していましたので、大きくなってからはあまりお弁当の思い出がないんですが、今思うと、弁当を食べるという経験をするだけでも、学生生活って価値があるなあと思ったりします。
子供の頃の運動会や遠足の時のお弁当は、いわばハレの料理。それに対して、学校での昼食に詰めてもらうお弁当は日常の料理。家庭の食卓にある愛情が、そのまま詰まってるんですよね。たとえおかずが昨夜の残り物でも、それが家族の食卓の延長なんです。
そんな、「イエ」というものの大切な一部分を詰め込んで持ち運べる素敵なアイテムがお弁当箱。蓋を開ければいつでもそこに家族の姿がある。そんな経験を、もっとしておきたかったと思います。
青年よ、弁当箱をいだけ。弁当食うためだけでもいいからまじめに学校に行け。あの頃の自分に何かが言えるとしたら、そんなふうに言ってやりたいと思います。
学生時代に使っていた弁当箱。
年末に大掃除をして、学生時代の物が入れてある箱を整理したら出てきた。
まげわっぱの二段重ね。
今はたいていついているパッキンがなかったため、これがよく汁もれをしたものだ。
一緒に入れてあった教科書や辞書が汚れたじゃないかと、怒ったこともある。
その箱の中には、自分が小学校の時、使っていた弁当箱もあり、それを見ていたら色んなことを思い出してきた。
母が弁当を作る姿、朝寝坊をして作る時間がなかった時や、自分がテーブルや玄関にうっかり忘れてしまった時には
後から学校に持ってきてくれたこと。
運動会や遠足の時だけはいつもより豪華だったっけ。
そして友達の色鮮やかな弁当。
母の作るお弁当のおかずは大抵茶色くて、カラフルな友達の弁当の手前、少し恥ずかしかった思い出がある。
だが、大人になり自分で料理をするようになると、お袋の味と言われる料理はおしなべて茶色いと言うことや、
夕食の残りとか、朝飯と同じおかずがあったけど、 それでもほぼ総てが手作りだったことに気づき、ありがたく感じた。
それに弁当って作ると結構手間がかかるものなんだ。
中学高校と6年間、毎日のように弁当を作ってくれた母はえらい。
そういえば家を出る前に、一度だけお返しにと休日出かける母に弁当を作ったことがあった。
その日は朝早くに起きて母が好きなピーマンと茄子と挽肉の味噌炒めを作ったっけ。
帰ってきて母に「人に作ってもらったお弁当はおいしいなぁって思ったよ。ありがとう」って言われたけど、
自分は照れてつい「本当は味噌入れすぎたから、味濃かっただろう」なんて答えてしまった。
その時こちらこそ今まで弁当ありがとうって伝えればよかった。
いや、今からでもまだ遅くはないかな。
思い出の詰まった弁当箱、これからも大事にするよ。
そして妻には子供達に弁当がいるようになった時には、自分も作るよって伝えよう。