2. Continuous information sources that have been rendered discrete by some quantizing process. For
example, the quantized speech from a PCM transmitter, or a quantized television signal.
google booksで探していただければ、1948年以前のテキストでたくさん出てきますよ。
googleブックスの検索オプションで出版年を1920年ぐらいから1947に限定して、quantizeというキーワードで検索してみてください。少なくとも200件はヒットしました。
http://books.google.com/advanced_book_search?hl=ja&q=quantize
Quantum theoryの中で使われてるんじゃないでしょうか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Planck_constant
Einstein's 1905 paper[10] discussing the effect in terms of light quanta
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8C%96
情報の量子化の一例が、情報のデジタル化です。現代では、デジタル化と同じ意味と考えても良いと思います。
デジタルとは、もともと「指」という意味で、指で数えられる量のことをデジタルといいます。数学的に言うと、離散量といって、整数(0、1、2、3、、、)という風にあらわせます。今のデジタルでは、「0と1」であらわします。
一方、デジタルでない情報が、アナログです。数学的に言うと、連続量といって、実数であらわすので、0、1、2、3とは数えられません。
アナログは波で、デジタルは粒と考えてもいいでしょう。
LPレコードはアナログで音を記録しますし、CDはデジタルで音を録音します。CDで音を記録することが、音の(情報の)量子化といってもいいでしょう。
世の中のすべての情報が「0と1」であらわせるのか?が情報の量子化の究極の問いです。
物理学の量子化というのは、エネルギーのレベルが「とびとび」であることから来ています。エネルギーは、連続的に変化するものと考えられていましたが、20世紀に入ってから、エネルギーのレベルが「とびとび」でないと説明がつかないことが出てきたのです。それによって、量子力学ができ、今日の素粒子論につながっています。
「情報のデジタル化」に関するquantize (quantise)ですが、はっきりした結論を
得られなかったのでコメントとして記します。
質問者の引用文で「PCM」(=Pulse-Code Modulation)についてquantizeが用いられて
います。PCMの発明はAlec H. Reevesが1937年に行いました。
彼が1964年に書いた回想録(*)ではquantisingが出てきていて、Shannonらが理論的
な貢献をしたことも書いています。
そこで、ReevesがShannon以前に自分の発明に関してquantiseという語を使ったかが
問題なわけですが、これ以上の探索は無理でした。
(*)The Past, Present, and Future of Pulse-Code Modulation:
皆さま、ありがとうございます
情報理論の量子化と、量子力学の量子化というのは、
意味は同じなのでしょうか
そのあたりわかれば教えていただけませんか