(1)格納容器が破損しているということは、圧力容器が破損している。
(2)圧力容器が破損しているということは、ウランが露出したから破損した。
(3)格納容器内に水を入れなくても、制御棒が入っていればメルトダウンしない。
(4)メルトダウンしたと仮定すると、制御棒が差し込まれていなかったときと同じ状態が現出する。
(1)格納容器が破損しているということは、圧力容器が破損している。
間違いです。
圧力容器の外側に格納容器があるからです。
(2)圧力容器が破損しているということは、ウランが露出したから破損した。
間違いです。
圧力容器が破損する原因は、さまざまな可能性が考えられるからです。
(3)格納容器内に水を入れなくても、制御棒が入っていればメルトダウンしない。
どちらともいえません。
制御棒が確実に入ったとしても、崩壊熱が残るため、メルトダウンする可能性は否定できません。
(4)メルトダウンしたと仮定すると、制御棒が差し込まれていなかったときと同じ状態が現出する。
どちらともいえません。
もし冷却水がすべて蒸発していたら、減速材としての役割も失われるので、中性子が減速されず、核分裂反応は弱まるからです。
「中性子が減速されず、核分裂反応は弱まるからです。」の部分、教えて下さい。
ウラン235は、スピードの遅い中性子(熱中性子)と衝突すると核分裂しやすい性質があります。そのため、ウランを燃料とする原子炉の中で核分裂を効率よく起こすために、核分裂で生じた高速の中性子を熱中性子まで減速させる必要があります。
沸騰水型原子炉の場合、冷却水がその役割(減速材)を兼ねているということです。
逆に減速材がないと、燃料棒にあるウランの濃度程度では臨界は起きないとされています。
>逆に減速材がないと、燃料棒にあるウランの濃度程度では臨界は起きないとされています。
あ、そうなんですか。
こんな重要なことを報道しないなんて、逆報道規制ですね。
皆さん、これを知っているから、水が入っていなくても安心していたのですかね。
(3)格納容器内に水を入れなくても、制御棒が入っていればメルトダウンしない。
使用済みの燃料棒でさえかなりの長い期間、プール(水)に浸してないとだめですから、
大丈夫とは言えません。そんなに急激に冷やせないんです。
怖くて返信できません。
(1)(2)
ジルカロイと水とが反応しているという条件のもとでの質問でした。
(3)
そうですか。
(4)
「中性子が減速されず、核分裂反応は弱まるからです。」の部分、教えて下さい。