こちらのブログの記事で
「軽水炉ではチェルノブイリの事態にはなりえない。」とありますが、
どういうことでしょうか。読んでてよくわからなかったのですが。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energykaisetu/situmon0070.html
こちらが参考になるかと思います。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data3020.html
チェルノブイリ原発は黒鉛炉と呼ばれる形式の原子炉で、減速材に黒鉛を使用しています。様々な資料を読みますと、チェルノブイリ原発は制御棒を入れた時、条件によっては核分裂反応が増加するという事で~核分裂の連鎖反応に必要な中性子の遮断を一時的に亢進させてしまうという事、また、低出力では不安定になる炉である事が問題だったそうです。このあたりは技術的な話になるので難しいかもなのですけれども、Wikiなどにも書かれておりますのでご参照ください。
あと、チェルノブイリの一番大きな点は、まず、この事故が安全装置を切った状況で発生した暴走事故である事、放射性物質が広範囲に拡散した事実を隠蔽し、周辺住民が被曝、また、そこで摂れた作物などを口にした人々が体内被曝を起こしたという点であるかと思われます。
軽水炉は減速・冷却材として水(軽水)を使う訳なのですが、現状はまさにその冷却材としての水がなくなりつつありこの状況となっていますね。
なんとかこれ以上の状況に進まない事、作業員の皆様のご無事をお祈りしつつ。
チェルノブイリの構造は軽自動車で福島の構造は普通車ですから
同じ事態にならないだろうという希望的観測です。
普通車は軽自動車よりも構造がしっかりしてますので
安全ですよという話です。
ただし、どちらもガソリンに引火したら爆発するのはかわりません。
なりえないのでなくて、なりにくい。
過去にもなりえないとか言われていて大惨事になった事例はたくさんあります。
そういう時は、必ず想定外のことが起こったとか、理論上ありえないことが起こったと
いわれます。
現状は非常事態ですので、理論や想定で安全だといわれてもそれはその中で安全なだけで
すぐに崩れるようなもろいものです。
チェルノブイリの5割、3割程度なら安心ですか?
なるほど。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energykaisetu/situmon0070.html
こちらが参考になるかと思います。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data3020.html
チェルノブイリ原発は黒鉛炉と呼ばれる形式の原子炉で、減速材に黒鉛を使用しています。様々な資料を読みますと、チェルノブイリ原発は制御棒を入れた時、条件によっては核分裂反応が増加するという事で~核分裂の連鎖反応に必要な中性子の遮断を一時的に亢進させてしまうという事、また、低出力では不安定になる炉である事が問題だったそうです。このあたりは技術的な話になるので難しいかもなのですけれども、Wikiなどにも書かれておりますのでご参照ください。
あと、チェルノブイリの一番大きな点は、まず、この事故が安全装置を切った状況で発生した暴走事故である事、放射性物質が広範囲に拡散した事実を隠蔽し、周辺住民が被曝、また、そこで摂れた作物などを口にした人々が体内被曝を起こしたという点であるかと思われます。
軽水炉は減速・冷却材として水(軽水)を使う訳なのですが、現状はまさにその冷却材としての水がなくなりつつありこの状況となっていますね。
なんとかこれ以上の状況に進まない事、作業員の皆様のご無事をお祈りしつつ。
とてもよくわかりました。
爆発することで核燃料の固まりが遠くへ飛んでくるというようなことはありうるのでしょうか
チェルノブイリは黒鉛炉で、福島は軽水炉なので、原子炉の構造がまるで異なります。
またチェルノブイリは操作の規則違反が原因で、福島は自然災害が原因なので、これも異なります。
しかし、質問者さんが参照されているサイトが説明しているのは、チェルノブイリは「事故の発生後に放射能に汚染された野菜を食べた近隣住民が、体の中に入った野菜が発する放射能で被爆した」という事態が、日本では起こりえないと言いたかったのではないでしょうか?
軽水炉の構造がまったく違うというのはわかりました。
とてもよくわかりました。
爆発することで核燃料の固まりが遠くへ飛んでくるというようなことはありうるのでしょうか