もし子供部屋が白い壁なら、とても植物を配置しやすい部屋になります。白が太陽光を反射して、植物に光を届けけてくれるからです。壁面の光の反射率はなかなか高く、たとえば、
・白色ペイント 70~85%
・新しい白漆喰壁 70~85%
・白壁一般 55~75%
といった具合。白い壁は、窓から差し込む光を、とても有効に植物に届けてくれるんです。
(パナソニック照明設計資料 照明設計・計算編 各種材料反射率
http://denko.panasonic.biz/Ebox/plam/knowledge/pdf/0412.pdf)
植物が必要とする光のスペクトルは可視光線内にありますから、紫外線や赤外線をカットするガラスを通した光でも大丈夫。もちろんガラス面での反射や透過時の減衰などがありますし、開口面積にも限りがありますから、空の上からダイレクトに降り注ぐ光のようなわけにはいきません。ですから部屋に置く植物にはある程度の耐陰性を持つものを選ぶ必要がありますが、それでも白い壁の部屋なら、置き場所の自由度はずっと高くなります。
風水では植物が運気向上アイテムとして喜ばれるようですが、特に部屋の隅は悪い気がたまりやすいと言われますから、そういう所に植物を配置したい場合にも、白い壁の面積が広い部屋は効果的ですね。
どんな植物を置きましょうか。色んな植物がありますが、子供のいる部屋には、葉先が尖っていないもの、まあるい優しい形の葉をしているものが安全でいいと思います。これから一緒の部屋で過ごす大事な家族になる植物ですから、家族みんなで探しに行けるといいですね。
光がよく行き渡る部屋なら、窓辺に限らず草花も置きやすいですから、部屋の中にプランターを並べた「インドア花壇」も可能ですね。室内なら土の乾きがゆるやかで、ベランダで育てる場合に比べて小さなプランターでもOKですから、部屋の面積を圧迫せずに楽しめると思います。
室内花壇用の用土は、虫などが発生しないよう、赤玉土を中心に、腐葉土の代わりにピートモスを使うといいと思います。赤玉土とは関東ローム層の赤土を乾燥させたもので、焼成などの殺菌効果のある製造工程は経ていませんが、虫がわきやすい有機物は少ない、室内でも使いやすい土です。ピートモスは植物が堆積して泥炭化したものを掘り出して脱水した物で、これも腐葉土に比べて虫がわきにくく、室内向きの用土です。ただしこうした用土には肥料分がほとんどありませんから、肥料は別途、植物の種類に合わせて、やはり虫などがわきにくい性質の肥料を使っていきます。
私の場合は小粒か中粒の赤玉土を6、ピートモスを2、小粒の軽石を2くらいの割合で混ぜて使っています。軽石は用土の通気性を良くするため。前述のように室内では土の乾きが穏やかですが、このことは通気性が損なわれて根腐れしやすくなるということでもありますから、こんな心がけもコツではないかと思います。さらに鉢底にも軽石を厚めに敷いてから用土を入れるようにします。
なお、ピートモスは成分に酸が含まれるので、中和して売られている物はそのままでいいですが、そうでないものは赤玉土や軽石と混ぜる時に石灰も一緒に入れて、一週間ほど寝かせてから植物を植えていきましょう。また特にヨーロッパ産に多い水苔主体のピートモスは、一度完全乾燥させてしまうと二度と水分を含まなくなってしまうことがあるので、植物を植えた後の水やりもしっかりお願いしますね。
こんなふうに緑のある部屋を作ったら、ついでに、家具類も白か緑でお揃いにしてみたらどうでしょう。こういうお揃いインテリアは、合う色の物を探し回るよりも自分で塗った方が早いですから、中古家具を塗り直して再生するのもいいですね。新緑みたいな緑、青リンゴみたいな緑、あるいは細かな毛に覆われたハハコグサみたいな優しい緑などなど、色んな緑をワンポイント的に白い部屋の中に配置していくと、きっとかわいらしい部屋が作れると思います。
もし子供部屋が白い壁なら、とても植物を配置しやすい部屋になります。白が太陽光を反射して、植物に光を届けけてくれるからです。壁面の光の反射率はなかなか高く、たとえば、
・白色ペイント 70~85%
・新しい白漆喰壁 70~85%
・白壁一般 55~75%
といった具合。白い壁は、窓から差し込む光を、とても有効に植物に届けてくれるんです。
(パナソニック照明設計資料 照明設計・計算編 各種材料反射率
http://denko.panasonic.biz/Ebox/plam/knowledge/pdf/0412.pdf)
植物が必要とする光のスペクトルは可視光線内にありますから、紫外線や赤外線をカットするガラスを通した光でも大丈夫。もちろんガラス面での反射や透過時の減衰などがありますし、開口面積にも限りがありますから、空の上からダイレクトに降り注ぐ光のようなわけにはいきません。ですから部屋に置く植物にはある程度の耐陰性を持つものを選ぶ必要がありますが、それでも白い壁の部屋なら、置き場所の自由度はずっと高くなります。
風水では植物が運気向上アイテムとして喜ばれるようですが、特に部屋の隅は悪い気がたまりやすいと言われますから、そういう所に植物を配置したい場合にも、白い壁の面積が広い部屋は効果的ですね。
どんな植物を置きましょうか。色んな植物がありますが、子供のいる部屋には、葉先が尖っていないもの、まあるい優しい形の葉をしているものが安全でいいと思います。これから一緒の部屋で過ごす大事な家族になる植物ですから、家族みんなで探しに行けるといいですね。
光がよく行き渡る部屋なら、窓辺に限らず草花も置きやすいですから、部屋の中にプランターを並べた「インドア花壇」も可能ですね。室内なら土の乾きがゆるやかで、ベランダで育てる場合に比べて小さなプランターでもOKですから、部屋の面積を圧迫せずに楽しめると思います。
室内花壇用の用土は、虫などが発生しないよう、赤玉土を中心に、腐葉土の代わりにピートモスを使うといいと思います。赤玉土とは関東ローム層の赤土を乾燥させたもので、焼成などの殺菌効果のある製造工程は経ていませんが、虫がわきやすい有機物は少ない、室内でも使いやすい土です。ピートモスは植物が堆積して泥炭化したものを掘り出して脱水した物で、これも腐葉土に比べて虫がわきにくく、室内向きの用土です。ただしこうした用土には肥料分がほとんどありませんから、肥料は別途、植物の種類に合わせて、やはり虫などがわきにくい性質の肥料を使っていきます。
私の場合は小粒か中粒の赤玉土を6、ピートモスを2、小粒の軽石を2くらいの割合で混ぜて使っています。軽石は用土の通気性を良くするため。前述のように室内では土の乾きが穏やかですが、このことは通気性が損なわれて根腐れしやすくなるということでもありますから、こんな心がけもコツではないかと思います。さらに鉢底にも軽石を厚めに敷いてから用土を入れるようにします。
なお、ピートモスは成分に酸が含まれるので、中和して売られている物はそのままでいいですが、そうでないものは赤玉土や軽石と混ぜる時に石灰も一緒に入れて、一週間ほど寝かせてから植物を植えていきましょう。また特にヨーロッパ産に多い水苔主体のピートモスは、一度完全乾燥させてしまうと二度と水分を含まなくなってしまうことがあるので、植物を植えた後の水やりもしっかりお願いしますね。
こんなふうに緑のある部屋を作ったら、ついでに、家具類も白か緑でお揃いにしてみたらどうでしょう。こういうお揃いインテリアは、合う色の物を探し回るよりも自分で塗った方が早いですから、中古家具を塗り直して再生するのもいいですね。新緑みたいな緑、青リンゴみたいな緑、あるいは細かな毛に覆われたハハコグサみたいな優しい緑などなど、色んな緑をワンポイント的に白い部屋の中に配置していくと、きっとかわいらしい部屋が作れると思います。