THEME:「想像力がひろがるキッズインテリアプラン・コンテスト」
イエで○○のスペースを作るいいアイデアありませんか?イエで○○するとしたらどんなプランにしますか?“イエコト・ミシュラン”は、暮らしの空間と時間作りをめぐるテーマ質問に楽しくオドロキ!なアイデアをご投稿いただき、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナー。豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドでご投稿ください!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿くださいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20110323
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中ははてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は3月28日(月)正午で終了させていただきます。
子供のおもちゃ箱を楽しく飾っている例は多く見られますが、それを親子で作って、長く愛着を持って使っていくという理想的な導入例という意味では、まさに"イエコト・ミシュラン"のコンセプトに相応しい新鮮さがある提案ですね。
そして、大好きなおもちゃ箱に寂しい思いをさせたくないからと、自然にお片づけ上手になっていく。素朴なダンボール箱を心を込めて飾っていくだけで、それ自身のインテリア性という価値にとどまらず、部屋がすっきりと片付いて他のインテリアを生き生きとさせていくという価値も加わっていくという視点も斬新です。
hazamaさんの「ペーパーガーデン」と合わせて部屋をトータルにコーディネイトしていくと、さらに楽しい部屋が作れそうです。
しばらく前にやっていた深夜アニメに高校の美術科を舞台にしたものがあって、そこですぐ悪のりしちゃう女生徒が、ちょうどこんな大胆お絵かきをやっていました。
最初はごく普通の課題を仕上げようとしていたんですが、色々アクシデントがあって、せっかくの作品が台無しに。そこで現代アートの様々な技法を駆使してリカバーしていこうという名目で、どんどん作品が凄まじくなっていくというストーリーなんですが、イエでもそんなことが出来たら、本当に楽しい思い出になりますよね。
子供は天性の芸術家、その感性は自然の造形美と似ているというご意見にも、本当に同感です。
だからこの一瞬というベストショットを見極めて、シャッターを切るようにホイッスルを吹く
一緒に楽しむ大人に求められるのは、この見極めでしょうね。自由な子供の感性に任せつつ、ここだ!!という瞬間の美しさを切り取って部屋に飾っていく。これがうまくいったら、素晴らしい親子のコラボ作品になっていきそうです。
秋の終わりから編み始めた毛糸の膝掛けが、やっと春に完成、次の冬まで壁掛けになりました、なんていう話を聞いたことがありますが、ニットは部屋を飾るアイテムとしても素敵な存在ですよね。
それを、思い出の毛糸のリサイクルで作っていく。「はい、手を貸して」なんて子供の腕に掛けた毛糸をクルクル玉にしていくようなシーンが浮かんできて、とても心が和みます。
あぁ、毛糸の温かさって、こういう所からも来ているんだ。手作りの温かさ。物を大切にしていきたいという願いの温かさ。そこに誰かと一緒に手作りを楽しんでいくという温かさが加わって、それが部屋を彩っていく。ニットのインテリアには、そんな温かさがたっぷり編み込まれているんですね。
夏だって、サマーセーターとかニットの水着なんかがあったりするくらいですから、涼しげなアイテムが色々工夫できると思います。
親子で同じ趣味が持てるという素晴らしさも加わって、これは本当に素敵なアイデアだと思いました。
まず、「とりあえずの箱」。これは片づけの習慣づけのためにも、遊びと食事の時間などのケジメをハッキリさせるためにも、あとこんな時だから強く感じるのですが、部屋の安全を確保するためにも、とても大切な役割を担う箱ですね。使っていない物はとりあえずしまう。これは子供がいないイエでも大切な心がけだと思います。
「玩具箱&展示台」も多目的に使えて、とても素晴らしいスペースです。遊び盛りの子供は創意工夫の力もどんどん伸びていきますから、子供用のこうした物は、どれだけ多目的に使っていけるかという着眼点が大切なんだなあと教えられました。子供はさらにこの箱に、新しい可能性を発見していくかもしれませんね。
三つ目の「宝箱」も、子供の秘密が守られる箱という位置付けが素晴らしいです。隠すというネガティブな意味とは違う「秘密」は、宝物の価値をグンと高めてくれますものね。そういう箱には、物だけでなく、秘密の夢もぎっしりと詰まっていることでしょう。それが花開く時が楽しみですね。
たとえば鏡餅。私は最近のプラスチック製鏡餅型ケースに紙の三宝がセットされた物とかって、どうなんだろうなあと疑問に思ったりするんです。大人は本物を知りつつそれを飾りますから何の問題もないのですが、本物を知らない子供が、これが鏡餅のスタンダードなんだと思ってしまったら、ちょっと残念だなあと。
とりあえず、一度は本物をイエでも飾る。そして、本物のお餅も木で出来た三宝もけっして神社などの特別な所専用ではないということを知ってもらってから、まあ現代生活だとこんな感じに簡略化しちゃうこともあるんだけどねと代用品を使っていく。そういう順序が大切じゃないかと思うんです。
そのほか、繭玉や七夕飾りなど、日本全国一律ではなく、地域独特の飾りが伝えられている物もたくさんありますから、そういうのも大切にしてほしいなあと思います。
本物を飾ることでその意味を知る。これはとても大切なことだと思います。
物を買ってあげるだけがいいとは思いませんが
子供がやってみたいなと
目をキラキラしていったときに出来るだけ買える状況でありたいな
そう思いますね
そうやって子供がやりたいものを買ってあげ
色んな可能性を持てる方向に
手助けできるようにね
子供の頃の事は覚えてないのですが・・
ヒミツ基地ってやっぱあこがれますね
自分の好きな空間を作ってすごせ
邪魔されない場所。
自分にもし、子供が出来たとき
子供がヒミツ部屋を作った事を知ったら
出来るだけ笑って許せる心を持ってていたらいいなと
思います
家の中のカレンダーの中のひとつは、昔の人の名言とかミニ知識など
書かれたものがあってもいいですね。
でも日めくりだとあっという間に捨ててしまうので
月めくりなものがいいかな・・
一月の間に少しずつ、カレンダーの中に書いてるものを
覚えるはずですし
収納ツールでありながら、カンバスの上が立体コラージュ、楽しいアッサンブラージュになっちゃうというインテリア性がとてもお洒落です。
そして、磁石に付く物付かない物、磁性体と非磁性体の違いも分かってしまうという、ちょっとした科学教材にもなりそうな所がこれまた素敵です。
これ、子供のステーショナリーなどの整理ツールとしてだけでなく、大人用にもいいですよね。たとえば車のキーの置き場として使いつつ、隣りに家族の写真を飾っておいたりすると、キーを手にするたびに「そうだ、家族のためにも安全運転だ」という気持ちが湧き上がって、アクセルを踏む足が優しくなっていきそうです。
家の中に自由に落書きが出来る部屋があったら
最高だと思います
自分は、いまだに絵を描くことが好きなので。
広告の裏にイラストを描いたりね
(子供の頃は教科書に落書きして、親の雷をもらっていました。。
今ならいけないことだと理解はしてるけど
雷を落とされたのは今でもかなしい思い出です)(汗)
ちりめん細工は素敵ですよね。私はちりめん細工で作られた、すごく可愛い猫を見たことがあります。ちりめんの独特な風合いがすごくよく似合っていて、本当に素敵な作品でした。
ちりめん細工で作られた鏡餅も見ました。ウラジロも橙も海老もみんなちりめん細工。これも、ちりめんの繊細な風合いが、本物以上にお正月の楽しさを伝えてくれる作品でした。
ちりめん細工の和菓子も可愛かったですね。和菓子の造形や色彩とちりめん細工はどこか通じる所がありますから、これはもう本当に食べちゃいたいくらい。和菓子には季節感を表した物がたくさんありますから、こういうのを季節の室礼として飾ったら楽しいなあと思いました。
色んなちりめん細工を親子で作っていけたら、本当に楽しいですよね。伝統に触れ、日本の布に触れ、技法に触れ、歴史有る造形、新しい造形、色んな造形を楽しんで行けたら素晴らしいと思います。
私もこれを見た時、このコンセプトは子供のプレイルームそのものなんだと直感しました。まず子供に還ろう、そこから斬新な発想を呼び起こそう。そんな感じ。
ですから、このオフィスは、ある意味子供部屋の理想形のひとつですよね。もちろんそのコンセプトを「子供だまし」にならないように資金に糸目を付けずに実現したのがこのオフィスですから、一般家庭でこれと同じことをやるのは、かなり困難だと思います。でも、このエッセンスをどう取り入れていこうかと考えることは、けっして不可能ではありませんよね。
私もこんなイエ、ぜひ作ってみたいですね。子供より大人が夢中になってしまうイエかもしれませんが(笑)
一つ目は、リビングテーブルの下にある、すぐにしまえる、「とりあえずの箱」。
我が家では基本的には子どもたち自身で片付けさせるようにしている。
リビングテーブルの下に、キャスター付きの玩具カゴを用意してあり、食事の時間や来客時など、
すぐに片付けたい時には子供の本や玩具をここに入れるようにしている。
部屋の中心のこの位置にあれば、すぐに放り込めて、とりあえず入れてしまえばリビングはスッキリ!
遊んでいた場所からわざわざ離れた場所までしまいに行くのは大変億劫だが、こうして手近に収納スペースがあれば
すぐに片付けられ、気持ちよく食事や来客にも安心して対応できる。
寝る前には箱ごと移動して、本は本箱へ、玩具は玩具箱へとそれぞれ片付ける。
二つ目の箱は「玩具箱&展示台」
カラーボックスを横にし、中に棚をつけて、ボックスの上部にはトレイをセットしてある。
トレイなので持ち運びできる。トレイをはずしてボックスの上に乗ってベンチ代わりすることもあるし、机のように
トレイの上で玩具を広げて遊ぶこともある。
またトレイはブロックや折り紙で作って気に入った作品を飾っておく作品展示台でもあり、この上に限り出しっぱなしでも
いいことになっている。そのため、色んな紙で作った折り紙の手裏剣や鶏、紙飛行機に指人形、レゴブロックで作った
ロボットや飛行機、ロケットなど、日々気に入った作品を残している。
こちらは時折だが子供と玩具と一緒に記念写真を撮って、玩具を崩しても思い出は残るようにしている。
子供と玩具を一緒に写真に残すことによって、成長記録にもなる。
三つ目の箱は「宝箱」
これは子供たちが、大切なものや秘密のものをしまえる場所として箱を用意した。
それぞれが思い思いにシールを貼り、宝箱にしている。
保育園で作った作品を持ち帰るなり「ここに入れておこ~っと」と息子がつぶやいているのを何度か聞いたことがある。
自分は中を見ていないが、手裏剣や紙の財布や紙のお金、いくつかのドングリ、面白い形のボタン、
従兄弟から貰ったキラキラ光るカードなどが入っていると思う。
そしてあとは子供たちの沢山の夢が沢山詰まっていることだろう。
私は子供たちに、ぜひ木の美しさ、温かさをアピールしたいと思うんです。ですから、いつか私に子供が出来たら、白木の良さを生かしたインテリアを工夫してみたいと思います。
たとえば木のパネル。ファブリックパネルがあるくらいですから、木という素材を楽しむ飾りがあってもいいはずですね。銘木のような美しい杢の板をパネルにしたらかっこいいですが、それでは価格が高くなりすぎますから、様々な種類の幅の狭い薄板をスノコ状に並べたパネルはどうでしょう。木材には、白っぽい物から深い色の物まで様々ありますから、異なる色味の板をグラデーションにしていきます。
「これはなぁに?」
「イチョウだよ。秋に葉っぱが黄色くなる木」
「これは?」
「ベニヒっていうんだ。赤いヒノキっていう意味。ヒノキは日本特有の木だけど、これは台湾から来たんだよ」
「日本のヒノキはどれ?」
「これ」
「わー、色が違うね」
色んな語らいが生まれそうです。大きくなくてもいいと思います。額縁くらいの大きさの小さなスノコ。それでも部屋を飾るインテリアとして、さらに木材標本の意味も持つ、いいアイテムになってくれそうです。
額縁で思い出しましたが、子供の絵を飾る額縁も、木で手作りしてみたいですね。絵に合わせて、色んな木で作りましょう。切れ味鮮やかなカンナで仕上げる銘木調の額縁もいいでしょうし、野趣たっぷりの樹皮付きの木で作ってもいいと思います。いずれにしても塗装はせず、木の風合いがそのまま絵を引き立てる額縁を作ってみたいですね。
軽い木の薄板で作る木製モビールなんていうのも魅力的です。木製のモビールには市販品も色々ありますが、多くは鮮やかなペイントで仕上げられています。子供にはそういうクッキリとした色合いの物がいいのかもしれませんが、あえて私は塗装をかけない白木で作ってみたいと思います。周囲のインテリアと競合しない、空気のような存在として天井に揺れるモビールというのも悪くないと思います。こういう用途には、木目の目立たない散孔材が適しているでしょう。落下しても危険のない、超軽量のバルサ材などがいいかなと思います。
そのほか、飛行機の模型とか、輪投げなどのおもちゃも、白木で作ってみたいですね。さりげなく飾っておけて、それで遊ぶことも出来る物を、色々考えてみたいと思います。
ちょっと考え方が男の子向きになりすぎている感じがありますが、同じく白木を生かした女の子向けのアイデアというのもきっとあると思いますので、それは将来の伴侶となるべき女性に考えてもらうことにしましょう。そういうご縁に恵まれれば、ですが(笑)。いつか皆さんのアイデアもお聞きしてみたいと思います。
子供にとって、おもちゃ箱は宝の箱です。小さかったころ、父母と三人で、そのおもちゃ箱を作りました。材料は、ダンボール箱です。ダンボールにも色々ありますが、波打った層がダブルになっている物なら頑丈ですから、長く使い続けていくことが出来ますね。
まずダンボール箱の蓋部分を内側に折り込んで貼り付けます。切り取ってもいいでしょうが、折り込んだ方が頑丈になります。続いて、箱の外側に、下の印刷が透けない厚手の紙が貼られました。これは父が襖貼り用の刷毛を使ってやってくれました。使っていた糊も、おそらく襖貼り用だったのだろうと思います。紙は箱の上下を包み込むように折り込んで貼っていきます。
あとは、その上に自由に貼り絵をしていきました。貼り絵素材は、カラー印刷の新聞紙。ハサミで切ったり指でちぎったりしながら、お山や野原、イエ、色んな景色を貼り絵で描いていきました。
貼り絵ですから、失敗したら、その上からまた別の物を貼っていけばオーケーです。自由に楽しく貼り絵細工を楽しんでいるうちに、世界で一つのすばらしい宝箱が完成しました。
しばらく使っているとだんだん箱が傷んできますが、貼り絵ですから、痛んだ部分に紙を当てて、新たな貼り絵をして補修していくことが可能です。こうして、一つの箱をずっと使い続けていきました。
時には気分をがらりと変えたいと思い、全面に新しい紙を貼ってもらって、全く別の貼り絵で箱を生まれ変わらせたりもしました。これは家具の塗り直しなどと同じ感覚ですね。その時私は、古い箱を捨てて新しい箱で作り直そうとは全く考えませんでした。長く使い続けている箱をきれいに生まれ変わらせることしか考えていませんでした。箱に愛着があったんです。
最初の貼り絵は野山の風景やお花などを中心としたモチーフでしたが、リニューアル後はイエやお店が建ち並ぶ街の風景になりました。箱の下の方には電車も走っていました。
小さかったころを思い出すと、必ずこの紙製手作りおもちゃ箱の置かれた部屋の様子が浮かんできます。私にとっての最も思い出深いキッズインテリアがこれだったんだなぁと、今も懐かしく思いだしている所です。
こうして親子で手作りして大切に使い続けたおもちゃ箱。これのおかげで、私はお片づけの上手な子供になれました。遊んだおもちゃを出しっぱなしにしていると、母が言うんです。「おもちゃ箱がお片づけを待ってるよ」。これは大変です。おもちゃ箱が寂しい思いをしています。私は箱に「お待たせ、すぐに入れてあげるからね」なんて話しかけながら、ていねいにおもちゃをしまいました。
hazamaさんの「パピエ・コレ」の「ペーパーガーデン」とちょっとかぶりますが、お部屋スッキリ効果でインテリアを生かすという実用性もある貼り絵おもちゃ箱も、なかなかすてきなキッズインテリアではないかと思います。今私は油絵用の道具を、同じようにして作ったダンボール箱に入れています。油絵のスキルのお陰でちょっと貼り絵も進歩しましたが、心は子供のおもちゃ箱です。
地域子供行事で「シャボン玉のおにいさん」役をやらせてもらったご縁で、再び参加させてもらった子供行事。今度は児童館の壁を飾るアートパネル作り企画でした。大きなレジャーシートが敷かれ、その上に模造紙大の紙が置かれています。紙の種類はちょっとよく分かりませんでしたが、厚さは画用紙くらいでした。そして、バケツに入ったポスターカラー。子供たちは汚れてもいい格好をして、さらにエプロンを付けています。頭には三角巾で完全防備。あ!お兄さん、分かっちゃいました!今から芸術は爆発だみたいな大胆お絵かきが始まるんだな!
始まってみると、シュロ箒が筆になったり、裸足の足が筆になったりして、すごいお絵かきが始まりました。「うわー、これはもう芸術というより泥んこ遊びに近いですね」「保護者の方から古くなって破棄されるポスカラを大量に頂いたんで計画してみたんです」「あー、私も学祭で大量に使いましたけど、買うと高いですよね」「そうそう、だから子供たちは今、すごく豪華なことをしてるわけです」「いいなぁ、うらやましい」。
子供たちの芸術は、さらにバクハツしていきました。「おーいそこ、転ぶなよー、うわー、服汚さないかとヒヤヒヤしますね、私もよく滅茶苦茶汚して叱られてましたから」「それは大丈夫、あらかじめ保護者の方に、すごく汚れますからそれでもいい服装でとお願いしてあります」「あーよかった」。
ピピー。ホイッスルが鳴って、午前中のラウンドはこれで終わり。ポスターカラーが乾くのを待って、午後は、全体の色調を見ながら、絵としての完成度を高めていく作業になりました。「こっち、赤い線入れよう」「よーし」「こっちが暗いぞ」「じゃ黄色をべしゃっと」。子供たち、楽しそうです。
「おー、みんな、なかなかセンスいいですね」「子供は天性の芸術家ですよね」「ある意味、自然の造形美に近いかも」「あー、それは言えますよね。だからこの一瞬というベストショットを見極めて、シャッターを切るようにホイッスルを吹く」「わはははは」。
ピピー。「はーい、お疲れ~。みんな、ちょっと離れて作品を見てみよう。すばらしい芸術作品が生まれたぞ」。参加した子供たちから、わーっと歓声が上がりました。みんなで手を洗って、子供によると顔や足も洗って、着替えをして楽しいオヤツ。「これからあれをパネルに仕上げますので、それ、手伝ってくださいね」「そういうことならお任せを!」。
こんな楽しい企画を体験してきました。ここまで大胆なことはイエではちょっと出来ませんが、新聞紙大くらいのパネルを相手にするなら、きっとイエでもこういう爆発する芸術が楽しめると思うんです。
画材は何でもいいと思いますが、やはり重ね塗りが出来る不透明のポスターカラーが扱いやすいでしょうね。ノーマルなポスターカラーなら服についてもある程度は水洗いで落とせますから、その点でも扱いやすいと思います。ただ、シミになることもあると思いますので、着なくなった服を作業着として位置づけて活用していくのもいいですね。そうすれば、その服が今後、色々なDIYに活躍していきます。
用意する色は、どうせ紙の上でぐしゃぐしゃに混ざり合いますから、三原色あればいいでしょう。あとはハイライト用に白。筆は、太い刷毛などを用意するか、あるいは直接手の平などを筆代わりにしていってもいいと思います。塗るだけでなく、絵の具の滴を飛ばしていくなどの技法も駆使すると、さらに元気のいい作品が作れると思います。こうして自由に紙の上で色遊びを楽しんで、完成した作品をパネルに仕上げて飾る。これはとてもエキサイティングなイエ・イベントになるでしょう。
上の行事で出来上がった作品をパネルに仕上げるにあたっては、ポスターカラーが溶けるといけませんから、紙の表面を撫でつけて馴染ませていく普通の水張りの方法が使えず、水分を与えてしなやかにした紙の上にパネルを乗せて重石をするという少々乱暴な方法で仕上げることになりました。が、これは生乾きでパネルを持ち上げてしまうとせっかくの絵を台無しにしかねない危ない方法なので、かなり気を使う作業になってしまいました。
ですからイエでやる場合は、先に紙をパネル枠に張ってから色を置いていく順序の方がいいかもしれません。というか、本来はその順序が普通ですね。水張りの方法はこちらの動画などを参考にしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=w18v-yTrcD4
以前もこうした大胆お絵かきのリポートがあったと思いますが、これは本当に楽しいです。ガレージや庭、あるいはバスルームなど、多少絵の具が飛び散っても大丈夫な場所をアトリエにしてやってみてください。大人も楽しめそうですので、今度私もイエでやってみたいと思っています。
良い言葉に触れて育つことは、情緒をはぐくんでくれます。カレンダーや、ポスターなどで良いので、素晴らしい言葉を過程の中でも見えるようにしたいですね。
子どもにとっては、こういう季節や日々の意味合いを知るために「実態物」としてのインテリアが必要なのだと思います。住宅事情もあって難しいですが、「モノ」があることによって、子どもは「意味」を知っていくのだと思います。
編み物って楽しいですよね。
編み棒の扱いにさえ気を付ければ、いつでもどこででも編み進んでいけるのもいいところ。
ミシンを使う縫い物のように場所を取らないし、使う道具も編み棒くらいですから、リビングでくつろぎながら編んでいけます。
だから家族と一緒の場所で楽しく手仕事。
こういう手仕事を子供に見せていくのは、とってもいいことだと思うんです。
こうした編み物の良さを生かして、子供のスペースを飾っていけたらすてきだと思います。
まずクッションカバー。
ニットのクッションカバーは温かな印象で、やさしい部屋を演出してくれますね。
かわいいカバーをかけると、座るだけでなく、何かを抱いて気持ちを落ち着けたいような時にも活躍してくれるクッションに。
笑顔の時も、涙がこぼれてしまう時にも、いつもいっしょ。
そんなクッションがある部屋はすてきです。
幅広のマフラーのような物を編んで、それで部屋を飾るのも楽しいと思います。
長~く編んで壁飾り。短く編んで花瓶敷き。
あるいはこちらでご紹介したような「縫いぐるみ用ハンモック」にしてもいいですね。
http://q.hatena.ne.jp/1251694405/230990/#i230990
毛糸の量に応じて色々な物が作れると思います。
もちろん縫いぐるみにも帽子やマフラーを作ってあげましょう。
ラックの柱のてっぺんなどにも、ちっちゃな手袋などを作ってはめてやると可愛いですね。
部屋のどこかに靴下を下げておくのも、クリスマスだけに限りません。
クリスマス以外の時は、靴下にドライフラワーなどをさして飾っておくんです。
私の部屋では、去年ベランダで実った稲穂が靴下型の壁飾りにおさまって、苗代作りを待っています。
こうした部屋を飾っていく作品たち、もちろん新品の毛糸で編んでいってもいいですが、小さくなって着られなくなった子供のセーターなどをほどいたリユース毛糸で作っていけると、さらに意義深いと思います。
思い出が形を変えていつまでも一緒にいてくれる部屋づくりです。
古くなっても一手間加えたら大切な資源。
そこにアイデアが加わったら物がこんなに新しく生まれ変わる。
そんな物を大切にする心を育みながら部屋作りを楽しんでいけるのも、リユースしやすい素材である毛糸を活用のメリットではないかと思います。
それに、見慣れた衣服からのリメイクなら、イエ全体の色の調和を崩しません。
思い出の毛糸を使って、家族の絆を一目一目編み込みながら、親子で楽しく物づくり。
作る過程も思い出になっていくキッズインテリア。
色々なアイデアで、ニットを衣食住の衣だけでなく住も飾る存在として楽しんでいきましょう。
これ、作りたい!! 無塗装の木のモビール。自然の素材がそのままゆらゆらと天井に揺れる。これは、大人のインテリアとしても素敵です。子供がある程度大きくなって、自然素材の風合いの美しさが分かるようになってきたら、これはいいインテリアになりそうですね。バルサなら子供簡単に扱えますから、親子で一緒に工作に取り組めます。これは女の子にも向くアイテムだと思いますよ。
木材標本の役目も担うウッドアートパネルのアイデアも素敵です。私は音楽が大好きなので、楽器製作に使われる木を並べてみたいと思いました。
「この白いの何?」
「これはメイプル。楓の木だよ。ほら、あのギターのネックに使われてるのと同じだよ」
「これは色が濃いねー」
「これはローズウッド。ほら、あっちのギターのネックがこれだね」
そしてギターを弾きながら親子で楽しくお歌の時間、なーんてね。これは楽しそうです♪
なんにしても、木という素材の持つ美しさを子供に伝えたいというのは素晴らしいことだと思います。イエの中に剥き出しの白木が見られなくなってしまった現代家屋では、本来なら地味な存在である白木が、アートとしても映えることでしょう。