感想を下さい
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魚住くんシリーズを雑誌掲載時に読んでいたのですが、全編通してよんでいません。
ゆえに結末を知らずにかたっていますがおゆるしを。
(いつかは集めて一気に読みたいのですが、書店で揃いを見かけることがないので)。
この作者の作品は、長編が多くよみごたえがあって面白いですが、
私の好きな長編小説は、ゆっくり発刊されるために集めるのが大変。
10年越の連載もよくありますよ。
少々短いですが同じえだゆうり?さんのバレエ男子の話「スワンは~~」なんかもうまくまとまっていて、暗さがあまりなく好きです(こちらは単行本でもっている)。
社会不適応な受の成長と挫折というのは一時期の小説JUNEのテーマで、
25年くらいまえ、中島梓さんの薫陶をうけた世代が書きついで、
ピアス文庫、ルビー文庫あたりによくできた小説が多かったのです。
今手に入るとすれば須和雪里さんの「サミア」なんかちょっと似た性質の話だと思います。
しかし魚住くんのほうが洗練されているし
社会状況がリアル(現代風)で読みやすいと感じられるかもしれません。
(いわばえだゆうりさんはJUNE系小説家さんの最後にして最高の世代ではないかと。)
JUNE出身者でいうと尾鮭あさみさんの諸シリーズなんかは忘れられない味わいがありおすすめです。
最後のほうは軽妙なギャグにのせてテンポよくはこぶものが多いのですが、
この時代に研究職を扱った小説も実はあります(1冊しか単行本化されていないかな)、
初期(入手不可能かもしれませんが西遊記シリーズ「舞え水仙花」など)はシリアスでいて過激で
時代物ゆえいつでも新しく読めておすすめです。
今までたくさんの作品(小説)を見てきましたが、中でもすばらしい作品だと思います。
魚住くんシリーズならどの作品も気に入っています。
どの作品もおススメですよ。
感想になっていなかったらごめんなさい・・・。
コメント(1件)
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