身の丈にあった、素晴らしいアイデアが思いつけば、特許化して、自分で製品を作ったりすれば良いと思います。
しかし、こんな小さなアイデアで、特許をとってもなぁとか、きっと良いものが出来るはずだけど自分の力では開発できないなぁというようなアイデアがいくつもあります。そのようなアイデアはどのようにすれば一番良いのかを教えてください。
小さなアイデアの例:インターネット上での個人認証の方法。既にあるものでは、機械に読めない字をタイプさせる。なぞなぞ認証など
大きすぎるアイデアの例:携帯電話に機能付加。既にあるものでは、カメラをつける。GPSをつける。ボイスレコーダーをつけるなど。
細かいことは、コメント欄を参照してください。
アイディアを募集してくれる会社というのが一番楽です。
ただ、相手任せなので、そのままで何も変らない場合に、自分のアイディアの問題なのか相手の開発・営業力の問題なのか判らないという欠点があります。
自分のアイディアにある程度の自信がある場合には、持ち込みが良いと思います。
自分のアイディアを買ってくれそうな企業を自分で探して、郵送もしくは直接持っていって説明するという方法です。
多少手間が掛かりますが、自分のアイディアを直接評価してもらうことが出来ます。
ただ、持込の場合には自分のアイディアであるという証拠が残らない点が問題で、採用されなかったはずのアイディアが後で商品化されたりして、後でもめる可能性もあります。
そのため、特許になる可能性が少しでもある場合には、特許の出願までを済ませておいて、それから持ち込む。特許にするまでにはかなりの費用が掛かりますが、出願料だけならそれほどでもありません。15,000円ですので、何十件に一つぐらい実用化されればすぐに元が取れると思います。
どこも採用してもらえないアイディアであれば、出願段階で終わらせれば良いです。
特許までいかないと思われる場合には、実用新案です。これも同様で14,000円です。
特許にも実用新案にもならない場合は、少々難しいのですが、アイディアを書面にして、公証役場で公正証書にして、アイディアの日にちを明確にしておいて、それから持ち込めば、証拠が残りますので、大丈夫です。
沢山のアイディアが出れば、そのうち一つでも当たれば、大成功する可能性があるので頑張ってください。
>特許までいかないと思われる場合には、実用新案です。これも同様で14,000円です。
>特許にも実用新案にもならない場合は、少々難しいのですが、アイディアを書面にして、
>公証役場で公正証書にして、アイディアの日にちを明確にしておいて、それから持ち込めば、
>証拠が残りますので、大丈夫です。
実は、アイデアをいつ自分が考えたかを証明する簡単な方法も考えました。
お金を稼ぐ目的でなければニコニココミュニティでニコニコ技術部でリクエストやニコニコ動画でそのアイデア紹介動画を作って広めてはどうでしょうか?
http://com.nicovideo.jp/community/co364949
興味を持った人が開発をしてくれるかもしれません。
お金はそんなにかからないと思います。
等身大初音ミクを作った人もいるぐらいですから。
あとは質問者さんが調べたように
tanomi.com [ たのみこむ ] - 「欲しい」を共有して実現化を目指そう!-や空想生活(要登録)でホームページで地道に広めていくしかなさそうです。
あと、ツイッターなどで広めていくのもありだと思います。
やはりツィッターは上手く使うのが良さそうですね。
日本の法律で保護される知的財産権には大きく5つあり、
特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権です。
いわゆるアイデアを扱う特許権、実用新案権を出願するときは、そのアイデアが自然法則を利用していることが必須になります。
コンピュータープログラミングでも、新しいコードで効率よく処理するとかです。
そうではなく、ちょっと教えたら誰でも考えつくことは、ビジネスモデルといい、権利にはなりません。
松下幸之助やホリエモンのような力のある事業者なら自分で毎月100個くらいずついろいろ考えついています。
部下や社会状況と検討して、そのうち5個も利益につながればめでたい、というようなものです。
個人が1-2個考えついても仕方ないので、おっしゃるとおり、自分の好感の持てる企業の問い合わせに
「~~のような商品を開発してくれたら消費者として助かる」
のような声の形で実施してもらうのが適切です。
[※ほかにも特許にはいろんな条件があります。
実行できるものであること。それを適切に文章で表現できていること。
だれかが先に考えたアイデアにカブっていないこと。
だれかが先に考えたアイデアから簡単にアレンジできるものでないこと。など。]
>きっと良いものが出来るはずだけど自分の力では開発できないなぁというようなアイデア
これは本当に自分の力ではできませんか?それはどういう部分ですか?
ひとつひとつの要素にわけて考えて、
ときには先に同じもの、似たアイデア、がないか図書館で調べ物をして、考えてみましょう。
自分の力で検証もできないような、ただ想像しただけのアイデアというのは、
いくら良いものに見えても、しばしば間違いを含んでいるものです。
たとえば、「原発から放射性物質も放射能もまきちらされないように、
全体を鉛の薄い板で覆ってしまえばいいじゃん」と思いついたとします。
一見いいアイデアではありますが、実現不可能な理由が300個くらいあるはずです。
鉛がサビてしまえば効果がないし、完璧に閉じたら中身のメルトダウンの進行具合が全く監視できなくなる
など、いろいろ問題はあるでしょう。
では「本当にそうなのか」小さな実験を行ってみましょう。
たとえばブロック塀のかけらは弱い放射線を出していますし、
鉛の板は、空港の持ち物検査でフィルムが感光しないようにするための袋が売っています。
ですから、二つを買ってくれば実験ができます。
それで、自分で手を動かしてみれば、問題点がわかってきて、解決手段がおもいついてきます。
それを実際に使えるものにするまでにはもっと何千回もの検証が必要ですし、
実用化するときには100個くらい小分けした新技術ができていて、それぞれ特許がだせる状態でしょうね。
それをチームでおこなっているのが通常の業界とか企業なので、普通に考えたら業界には勝てません。
しかし今の時代、実験とか検証をちゃんとやらずに勢いで実施してしまう企業もなくはないようです、
たとえばユッケの事件もありました。
そういう分野なら、個人の目でも、当たり前のことが誰にも知られずに埋もれている知識が発見できるかもしれません。
たとえば、生食用でない食肉を生食できる安全な肉に加工する技術を、厨房アルバイトさんがいろいろ隠れて実験してみて、偶然発見してしまったような場合です
(これはあくまでたとえ話です。保健所には従うべきですし、簡単に解決できる事件でないと思います)
そういう風に、知識と経験の裏付けのあるアイデアなら失敗が少なく、望みがあります。
>こんな小さなアイデアで、特許をとってもなぁ
そうともいえません。100円ショップで売っているようなものでも、昔の人からかんがえるとちょっとびっくりするような商品があるものです。たとえば、ダイエット用にカカトを切り落とした形のスリッパなど。いまある素材でも、新しい用途につかえれば、望みはあります。
特許は出願料が高いので企業ユースですが、実用新案制度は個人向けなので、そっちを検討してみるのもいいですよ。
そのへんの判定は弁理士無料相談(たとえば
無料相談のご案内 | 弁理士に依頼するには | 知的財産のご相談 | 日本弁理士会 があります)
に相談してみるといいです。
実は、自力で特許出願した経験はあり、特許とか実用新案自体はよく知っています。
また、大企業にアイデアを持ち込んだこともあり、売り込みの難しさもよく知っています。
大きすぎるアイデアは、その分野で既に成功している企業にアイデアを持ち込むのが良いと思います。
しかし、往々にして大企業は、特許化されていないアイデアは相手にもしてくれません。
小さいアイデアは、寧ろブログなどでどんどん公開して、ブログの認知度を挙げたりするほうが良いのかと思ったりもします。
発明の権利を特許などの方法で確保しないと判断した発明を公開することは良い方法ですね。
これはブログの認知度を上げるという効果よりも、「発明そのものを公知のものにしてしまって他者が権利を主張できなくする」という大きな効果が期待できます。
例えば特許の多さで有名なIBMは特許以外にもTDBという発明を公開する書籍を発行して他社の特許を阻止しています。
http://www.ibm.com/ibm/licensing/patents/disclosures.shtml
http://en.wikipedia.org/wiki/IBM_Technical_Disclosure_Bulletin
http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/report/research/2008/n...
参考資料:一人で開発されている方の記事
http://bizmakoto.jp/bizid/hitori_index.html
そして、やはり
今、その分野で一流・トップといわれている方々に直接質問できるセミナーや大学の講座への参加、100-200などのコンペ、そして、お手紙などで希望や意見をお伺いしてみるといった方法でしょうか。
いくら優秀なアイディアであっても、今の時代に暮らす人が求めている必要性・流れなど、”20:80の法則”ではないですが、カタチにしてビジネスとしていく・現状打破には、客観的・1分間でアピールといった要素も必要になりますものね。
・量から質へという感覚であったり。
http://www.nikkeibp.co.jp/1st/071128_saito.html
・IT関連はとくにグローバル市場ですものね。
http://www.nikkeibp.co.jp/1st/071113_omae.html
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http://executive.itmedia.co.jp/hensyubu/archive/144
http://www.bbt757.com/asp/bbt_FaqLecture.asp
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評価されるレベルは、技術進歩のスピードと同様に日々上がっているのだなーと実感しています。
厳しいですが、がんばっていきたいですね。
小さなアイデアは、やはりブログ、ツイッター、Facebookなど、
個人が発信できるツールでどんどん発信してもらったほうがいいと思います。
視点は違いますが、自動でキーワード、カテゴリをあつめてサイトやページを
プログラムで自動的に作る(ことが悪いということではなく)場合、
その文章が支離滅裂となっていて、自分にとっては全く時間の無駄になります。
情報の価値、アイデアがある、アイデア公開されていることで
Web全体の情報価値、というと大きすぎるのですが、Webの価値があがるということは
ありそうです。
小さなアイデアは、このようなアイデア掲示板を使ってみるのはどうでしょうか?
大きなアイデアも、小さなアイデアもやはり「実現する」かどうかで決まってくるので、
思いついたけど自分では着手しないものは、どんどん人に渡す、公開する、伝えるのが
いいのではないかと思います。
おそらく、色々ご経験があると思いますが、
アイデア自体を守ろうとすることで得することは少なそうです(特許を否定しているわけではないです)。
一番ありそうなものは、すごいアイデアを考えついたという時の、アイデアは
大体誰かが思いついていたり、または実行が難しいから出来ない・・・など課題は
アイデアがあるのと同様あると思っています。
ですので、どんどんアイデアを出す。これがいいのかなと思っています。
アイデアを出して公開する人には賞賛したいです。
ちなみに、アイデア登録をして売るとかそういったサービスで
うまくいっているところは知らないです。いくつか調べる限りでは
中がブラックボックスで見えないところや案件やマッチングが少なくて回っていない、
そんな印象を受けます。
ビジネスとして回さないなど、個人のアイデアをうまく使うという意味では、
個人的には「何をやっていいか分からない人」向けに、
アイデアこういうのあるけど、やってみたらどうですか?という
起業とか発明といった分野、例えばアイデアを出すなどというと、それは
起業アイデアやビジネスアイデア、または特許商品を発明しようなどとなりがちなので、
そうではない部分をターゲットとすると面白いかもしれません。
興味深く読みました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
アイデアを紹介できるサイトや、そのアイデアを購入してくれたりする会社があるのはいくつか知っています。
例えば
http://www.konna.jp/
しかし、実際どうなんでしょうかね?私もいくつか登録したことはありますが、手応えがありませんでした。
アイデアが良くなかっただけなんでしょうけどね。
紹介して頂いたサイトは誠実に対応してくれそうな雰囲気ですね。