2005年のこと。
地元のホームセンターやショッピングモール、雑貨屋さんをいくら探しても、どうしても見つからないものがありました。
それは「蚊取りぶた」。
蚊取り線香を入れて使う、陶器のブタさん。
あれってなぜブタなのでしょうか?ウシやトラや犬でも良さそうに思えますし、実際、最近は色々バリエーションもあるようですけれど、昔はブタしかなかった。これを最初に作った人は、なぜブタをモチーフにしようと思ったのでしょう?体型が蚊取り線香を収納するのに好都合と思ったのでしょうか。
それはさておき、蚊取りぶた。
それは小田原にありました。
古い陶器屋さんの店頭に、1575円で並んでいました。
スタンダードな白いタイプと、色違いの緑色のタイプがありました。
白を選びました。
さて。その「蚊取りぶた」の中に、何を入れるか。
もちろん蚊取り線香な訳ですけれど、蚊取り線香にも色々なメーカー・ブランドがあります。
そこでまた、個人的に探していたブランドがありました。
これが、最初はなかなか見つからなかった。
金鳥、フマキラー、アース、ライオン・・・
私が探していたのは「ワイパア」。
ワイパアの蚊取り線香には記憶があります。
前回のイエはてなのいわしでも書きましたが、子どもの頃、夏になると(それは概ね7月が多かった)、家族で南紀に海水浴に行っていました。
http://q.hatena.ne.jp/1305694673/285322/#i285322
その時、いつも利用していた宿に、「ワイパア」の蚊取り線香がありました。
実は、自分の家には蚊取り線香がありませんでした。なぜなら、電気式の「べープマット」を使っていたから。
でも、その宿では「ワイパア」の蚊取り線香を使うしかありませんでした。
それで、その「ワイパア」の蚊取り線香の匂いをかぐと、ああ、今、旅に出ているんだなあという、「実感」に浸ることが出来ました。「旅情」と言ってもいいのかもしれません。
そもそも「ワイパア」って何だろう?意味が分かりませんでした。(今も、よくわかりません。)その意味不明さ加減がまた、「旅に出ている」という気分をかき立ててくれたものです。
で、その蚊取り線香は、今、あるのだろうか?と。
そんなことを、2006年の夏に考えたのです。
それで、町内のホームセンターやスーパーやドラッグストアを回ってみた訳ですが・・・これは意外にも、近くのショッピングモールにありました。
値段は忘れました。確か、金鳥より安かったと思います。
パッケージは30年前と違っているかもしれないけれど、確かにありました、「ワイパア」の蚊取り線香。
実は、うちでは今、主に電気式の蚊取り器を使っているので、あまり出番がなかったりしますが、それでも時々、小田原で買った「蚊取りぶた」に、「ワイパアの蚊取り線香」を入れて、ちょっとした郷愁に浸っています。
2005年のこと。
地元のホームセンターやショッピングモール、雑貨屋さんをいくら探しても、どうしても見つからないものがありました。
それは「蚊取りぶた」。
蚊取り線香を入れて使う、陶器のブタさん。
あれってなぜブタなのでしょうか?ウシやトラや犬でも良さそうに思えますし、実際、最近は色々バリエーションもあるようですけれど、昔はブタしかなかった。これを最初に作った人は、なぜブタをモチーフにしようと思ったのでしょう?体型が蚊取り線香を収納するのに好都合と思ったのでしょうか。
それはさておき、蚊取りぶた。
それは小田原にありました。
古い陶器屋さんの店頭に、1575円で並んでいました。
スタンダードな白いタイプと、色違いの緑色のタイプがありました。
白を選びました。
さて。その「蚊取りぶた」の中に、何を入れるか。
もちろん蚊取り線香な訳ですけれど、蚊取り線香にも色々なメーカー・ブランドがあります。
そこでまた、個人的に探していたブランドがありました。
これが、最初はなかなか見つからなかった。
金鳥、フマキラー、アース、ライオン・・・
私が探していたのは「ワイパア」。
ワイパアの蚊取り線香には記憶があります。
前回のイエはてなのいわしでも書きましたが、子どもの頃、夏になると(それは概ね7月が多かった)、家族で南紀に海水浴に行っていました。
http://q.hatena.ne.jp/1305694673/285322/#i285322
その時、いつも利用していた宿に、「ワイパア」の蚊取り線香がありました。
実は、自分の家には蚊取り線香がありませんでした。なぜなら、電気式の「べープマット」を使っていたから。
でも、その宿では「ワイパア」の蚊取り線香を使うしかありませんでした。
それで、その「ワイパア」の蚊取り線香の匂いをかぐと、ああ、今、旅に出ているんだなあという、「実感」に浸ることが出来ました。「旅情」と言ってもいいのかもしれません。
そもそも「ワイパア」って何だろう?意味が分かりませんでした。(今も、よくわかりません。)その意味不明さ加減がまた、「旅に出ている」という気分をかき立ててくれたものです。
で、その蚊取り線香は、今、あるのだろうか?と。
そんなことを、2006年の夏に考えたのです。
それで、町内のホームセンターやスーパーやドラッグストアを回ってみた訳ですが・・・これは意外にも、近くのショッピングモールにありました。
値段は忘れました。確か、金鳥より安かったと思います。
パッケージは30年前と違っているかもしれないけれど、確かにありました、「ワイパア」の蚊取り線香。
実は、うちでは今、主に電気式の蚊取り器を使っているので、あまり出番がなかったりしますが、それでも時々、小田原で買った「蚊取りぶた」に、「ワイパアの蚊取り線香」を入れて、ちょっとした郷愁に浸っています。