学者や専門家たちの意見も一致していませんね。本当の人体への影響は分かっていないのだと思います。
なぜならば、本当に大量の放射能が放出されたのは、日本の広島と長崎の原爆の時と、チェルノブイリの原発事故の時くらいしか前例がありません。それらの限られた実例から判断して放射線の人体への影響を解明するのはとても難しいことです。実際に各人がどれだけの放射線被曝があったかも計測できません。被曝した人たちが5年後や10年後に癌になっていることを追跡して集計して分析しなければなりません。
しかも、人体への影響は個人差もあります。体調や遺伝や年齢で大きく変わります。他の要素の影響もあります。
大量のデータから統計処理をしないと影響は判断できないのです。ところが前例がないのでデータがありません。したがって、専門家たちの意見も一致しないのです。
学者や専門家たちの意見も一致していませんね。本当の人体への影響は分かっていないのだと思います。
なぜならば、本当に大量の放射能が放出されたのは、日本の広島と長崎の原爆の時と、チェルノブイリの原発事故の時くらいしか前例がありません。それらの限られた実例から判断して放射線の人体への影響を解明するのはとても難しいことです。実際に各人がどれだけの放射線被曝があったかも計測できません。被曝した人たちが5年後や10年後に癌になっていることを追跡して集計して分析しなければなりません。
しかも、人体への影響は個人差もあります。体調や遺伝や年齢で大きく変わります。他の要素の影響もあります。
大量のデータから統計処理をしないと影響は判断できないのです。ところが前例がないのでデータがありません。したがって、専門家たちの意見も一致しないのです。
お話は低線量長期被曝(内部被爆および2次被曝)に関わる問題かと存じます。
1次被曝に関してはこれまでの歴史上の事故等の被害から一定の知見は得られているのですが、内部被曝等については見解が分かれており、現実には何もわかっていないと言うのが実際かと思います。
例えばチェルノブイリ原発事故において、周辺住民が放射性物質の環境拡散の事実を知らされず、また、乳牛などは汚染された土壌で成育した牧草を糧とし、そこから得られた牛乳によって広範囲な汚染が広がったと言う事実もあります。ほかにヨウ素源を持たない内陸地における食生活特徴の結果地域住民、特に子どもの甲状腺がん発生率が優位に上昇(悪化)したのは間違いないのですけれども、このデータを日本のようにヨウ素・カルシウム源が広範にわたり、また、飼料を輸入穀物に依存している現在の日本酪農に当てはめる事が出来るのか? というのもあるのですね。……チェルノブイリにおける牛乳の汚染がどれほどのものだったかなどのデータはなかったように思えますし、そもそも空中に拡散したヨウ素を住民は多量に取り込んでいたと思われ、半減期の比較的短いヨウ素による体内被曝がどの程度量、どれくらい起きたかというデータはないようにも思えるのです。
こと、人体が関わる問題でありますし、中々実験も出来ません。放射性物質の体内動態も不明瞭な所もあります。ですので、括弧たるデータがなく、論文の解釈も学者・活動家によりマチマチであり、統一性がないというのが現状です。
……そんなに問題にならないと言えば活動家は問題矮小と問題提起せざるを得ないですし、大げさに言えば科学者は根拠がないといわざるを得ませんし、もはやこの辺りは科学ではなく政治のような気もします。一応国際的な基準を作ると言う研究も行われているのですが、先日のWHOによる携帯電波の脳腫瘍云々もあったように、本当に難しい問題ではあります。
コメント(1件)
しかしながら、ちゃんとした「物差し」が確立されてない状態で酪農・農作物の放射能汚染や、それらが人体に与える影響など大きく取沙汰されて、あるいは規制されているものがどこまで正当なのか? と思えてくるのです。
もちろん、どこかで線引きをしないことには人々の命を守ることが出来ないので安全とされる「枠」を定めなくてはならないことは理解出来ますが、それがどこまで根拠あるものなのか未だに疑問を覚えてしまいます。