THEME:「梅雨のお出掛け」「夏至のイエ行事」「父の日に」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、シーズン・バージョン。季節をさまざまに楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか?
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿くださいね!
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20110608
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
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※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。
※回答欄のはてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中は回答欄のスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
「玄関から1歩だけのお出かけサプリ」
2歳半になる息子は雨の日がとても大好き。雨の日は、聞くもの見るものすべてが魔法のサプリでいっぱい。水が空から降ってくるさま、水が地面に落ちてしみこんでいく若しくは跳ね返ってくるさま、シトシトシトシトと水が静かにが落ちていく音、かと思えば、ザーザーと激しく水が落ちる音、そして、軒から小さな水滴がポトポトポトと水たまりに落ちる音、まだまだ小さな息子にとって、家の周りはそんな未知の音でいっぱい。1歩だけ外に出れば小さな梅雨の惑星の中で宇宙遊泳。小さなちいさな自分専用の傘をさして、こぼれんばかりの笑顔を見せてくれます。
何気ない日常のちょっとした事なんだけど、この世に生を受けて、やっと感情を言葉で表現出来るようになってきた息子は、そんないろいろな響きや映像を言葉というフィルターを通して表現できる事が何よりも素敵な魔法のサプリのようです。
息子の口からは、
「ねぇ、ママ聞いて!静かに!これは雨の音etc...」
そんなふうに、どんどん言葉があふれ出します。
梅雨のお出かけは、玄関から1歩だけ外へ出るだけでご満悦。
ママはちょこっと骨休みの日。
じとじとした雨の日は、ちょっとだけ外に出て、雨にぬれたアジサイを眺めたり、それから色々な雑草の花を良く観察します。(歩くと沢山ぬれるので、ちょっとだけ出て、止まったりしゃがんだりしていることが多いです。)
そうすると、雨を避けて葉っぱの裏で休んでいるチョウチョなど、普段見ることの出来ない虫たちの世界を見ることが出来ます。
「父の日に父と一緒に陶芸教室」
毎年父の日は何をあげようかな?とか、何をしたら喜ぶかな?とか色々考えます。
毎年のことなので段々とネタ切れしてきてる一面もあって、今年はどうしようかなと悩んでいたのですが、前々から私自身が陶芸に興味があり一度は教室に行ってみたいなと思っていたのです。
そこからアイデアが浮かび、父の日に父親と一緒に陶芸教室に行ってみるというのは面白いかも!と思ったんです。
調べて見ると、やはりそういうアイデアで開催されているものもあるようです。
>11/05/26 父の日は伊勢丹で陶芸&銀体験♪JR大阪三越伊勢丹Father's Dayフェアに参加します。6/8~19紳士服売り場で開催(19日は子供服売り場でも開催)。お父さんと一緒に体験する?内緒でプレゼントを作る?キモチ伝えよう♪
これは一例なので、父の日と謳って行われているものではなくても、陶芸教室に父と一緒に父の日に行って、一緒に作るというのは楽しいなと思いました。
一緒に会話しながら製作し、凄くいい時間が築けると思います。
記念にもなるし、お皿やお茶碗、湯のみなどを作って、それが出来上がった日にはその食器を使って一緒に食卓を囲むのも良いかもしれません。
一緒に行くというのも良いけれど、ひそかにその前に自分で陶芸教室へ行き、父の日用にと製作し、それを父の日にプレゼントするというのも良いかもしれません。
それでもやっぱり私はせっかくなので父の日に一緒に同じ時間を過ごしながら陶器を作り、陶芸教室自体を父の日にプレゼントしたいなと思いました。
この方法を思いついた一番の原点は昔、旅先で陶器の販売している場所に行った時、まだこの頃は私は小学生だったのですが、そこで陶器を作る体験が出来たのです。
私は父に連れられ、そこで湯のみを作りました。
夢中になって作りながら、父と楽しい時間を過ごした思い出が今でも忘れられず、出来上がった陶器を見る度にその日の情景が思い出されます。
だから、父の日に一緒に陶芸教室に行ってみたら、またあの日のように陶器としてだけでなく、記憶の中にも残る良いプレゼントになるんじゃないかなと思いました。
父の日が今から楽しみです◎
雨に濡れた植物の色って鮮やかで本当にキレイです。
デジタル一眼レフに新しく買い足した「短焦点レンズ」をつけ
ぶらり街歩き。
何気ない風景をスナップするだけでも腕前以上の出来栄えに。
今年こそ、長谷寺(紫陽花寺)へ行ってみたいな。
「梅雨時の植物巡り」
雨に洗われた植物はきれいですね。まずこの季節は何と言っても紫陽花。紫陽花の名所もありますが、公園や、マチの庭先の紫陽花もすてきです。
あ、ドクダミめっけ。これも梅雨時によく見かける花ですね。紫陽花の下の方でひっそり咲いていたりします。ドクダミの花は4枚の花びらですが、本当の花はめしべのように見える黄色い部分。ここに小さな花が密集しています。花びらに見えるところは、普通の花で言うと「がく」に当たる部分。ドクダミの場合は小さな花の集合体ですので総苞片(そうほうへん)と呼びますが、紫陽花も花びらのように見える部分は「がく」ですから、どちらも似ていますね。
タチアオイもきれいです。ちょっと見るとハイビスカスみたい。蒸し暑い日はキリッと冷やしたハイビスカスティーを保冷水筒に入れて、タチアオイのお花見に出かけましょう。夏をちょっと先取りする気持ちになれます。タチアオイは真夏になっても咲いているのを見かけますが、梅雨時に咲くタチアオイは、てっぺんまで咲ききると梅雨が明けるなんていわれます。だから「ツユアオイ」と呼ぶ地方もあるみたいですね。
花菖蒲も梅雨時ですねー。「いずれがアヤメかカキツバタ」という言葉がありますが、ここに花菖蒲が入っていないのは、花菖蒲だけ花期が遅いから。花菖蒲は東京では渋谷区と葛飾区の花になっていて、渋谷区では明治神宮内苑の菖蒲田、葛飾区では堀切菖蒲園や、水元公園のはなしょうぶ園が見事です。
神宮の菖蒲田
http://www.meijijingu.or.jp/midokoro/2.html
堀切菖蒲園
http://www.katsushika-kanko.com/katsumaru/area/horikiri03/index.html
水元公園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
野原に行くと、シロツメクサも「四つ葉を見つけて」といわんばかりに葉を茂らせています。花は春から秋までいつでも咲きますが、とりわけ梅雨時の暗い雨雲の下で咲く花は、そこだけぽわっとあかりがついているように見えたりします。宮沢賢治の童話の中に「つめくさのあかり」が出てきますが、本当にそんな感じがします。
雨の日は、樹木の葉を眺めるのも楽しいです。樹木の葉に貯まった水がどう流れていくかを観察するんです。植物の葉は、雨水を受けとめてそれをやんわりと根元に導いていく、自然の如雨露の役目も持っています。葉っぱに落ちた雨水の一部は葉先から滴となって落ちていきます。残りの雨水は柄を伝って枝を濡らし、そして根元に流れていきます。植物はこうやって、豪雨の時でも根元を守っているんですね。そんな様子を眺めていると、自然の造形には本当に無駄がないなぁと感動します。
あ、この季節に実を結ぶ果樹も楽しみですね。梅の実やグミの実は勝手に採るとしかられてしまいますが、桑の木はたまーに勝手に生えてきたようなのがあったりします。桑にはたくさんの品種があり、全てがいい実をつけるとは限りませんが、もしいい実りのある自生の木を見つけたらすごくラッキー。桑の実はビタミンC、カルシウム、鉄、カリウムなどに富み、しかもあの赤い色はアントシアニン。とても健康にいいフルーツなんですよ。
こんなふうに、眺めたり、観察したり、食べられる実を探したり。植物は四季折々に色々な姿を見せてくれますが、この時期の植物巡り散歩も楽しいです。
「今年の夏至は家庭菜園で《植物まつり》!!」
夏至といえば昼間が一番長くなる日。お日様が大好きな植物達は、きっとお祭りをしたくてウズウズしていることでしょう。そこで、今年の夏至は家庭菜園で「植物まつり」を開催しようと思っています。
といっても、今年の夏至は平日ですから、その直前の日曜日に行う予定。東京の場合、夏至に当たる6月22日の日の出は4時26分、日の入りは19時ちょうど。これに対して直前の日曜日は日の出が4時25分、日の入りは同じく19時ちょうどですから、こっちの方が昼間が1分長いw というわけで、わが家の夏至行事は日曜日開催です。
(※注:定気法では太陽黄経が90度の時を夏至とするので、実は最も日の出が早い、あるいは最も日の入りが遅い日とは一致しないんです)
さて、「植物まつり」のプログラムですが、まずこの日は早起きしましょう。日の出が4時25分ですから、4時起きだなー。この日の出の早さを実感しないと、せっかくの夏至(ほんとは数日前ですが)の醍醐味が半減です。
そして晴れていれば日の出を拝し、晴れていなくても太陽に向かって、雲の向こう側を思いましょう。夏至は日の出の方角が最も北寄りになりますから、これもぜひ実感しておきたいイベントです。
続いて雨が降っていなければ菜園に出かけ(私の菜園はちょっと離れた所にあります)、植物達にお水をあげましょう。みんなに「おはよう」と声を掛けて、元気に育ってくれていることへの感謝を表します。ちなみに私の菜園には、夏のお楽しみ作物としては、ナス、キュウリ、カボチャ、トマト(ミニトマト含む)、アサツキ、大葉、パセリ等が植わっています。ほかにもネギとかジャガイモとかサトイモとかフキとか、色々ありますよー。ウリ科の植物は、花の咲き方によっては人工授粉もやるかもしれません。
次の行事はお昼。この日の太陽の南中時刻は、東京の場合11時42分ですから、それに合わせてスタートです。何をやるかというと、菜園アコースティックライブです。観客は、一緒に楽しんでくれる友人という名の人間もいますが、もちろんメインは植物達。太陽の歌をたくさん歌いましょう。
今考えている曲は、まずオープニングは、映画「タイヨウのうた」の主題曲「Good-bye days」。続いて同挿入歌だった「It's happy line」。歌詞は太陽にちなみませんが、この映画は06年6月17日封切りでしたから、その意味で時期的にピッタリです。
森山直太朗さんの「太陽」も歌いましょう。これも歌詞は太陽にちなみませんが、いい曲です。
Beatlesの「Here Comes the Sun」は明るいメロディーで、歌詞も素敵な太陽の歌です。この曲はその年初めて春を感じた喜びを歌ったものと言われていますが、夏至にもピッタリ。It's alright!!
他にも太陽に関連した歌はたくさんありますよね。基本的に明るくノリが良く、植物に聞かせるとよく育ちそうな歌を選んで歌っていきたいと思っています。もしかしたら自作曲も何曲か作るかもしれません。
そしてラストは「手の平を太陽に」。あらゆる命が平等。あらゆる命が支え合って生きている。菜園の作物も、そんな命の共生共同が生み出してくれる恵みです。だからエンディングはこれで決まり。最も夏至の「植物まつり」にふさわしいメッセージが、この歌に込められていると思います。
アンコール!アンコール!植物達からそんな声がかかったら、最後の最後はIUCN(国際自然保護連合)親善大使でもあるイルカさんの「まあるいいのち」で締めましょう。
みんな同じ生きているから
一人にひとつづつ 大切な命
(作詞・作曲:イルカ)
と歌われるこの歌も、菜園の植物や、そこに住む様々な生き物達にピッタリの歌ですね。
こうして、自然の木が音を奏でるアコースティックギター一本の生ライブ。音楽は植物をいきいきと育てるという話がありますから、私の美声できっといい収穫が期待できることでしょう(ほんとかw)。雨が降っても大丈夫なように、菜園の小屋にブルーシートを使ったタープを取り付けました。
アルコール!アルコール!(笑) まつりにはお酒も付き物ですから、ビールで乾杯させてもらいましょう。おつまみはお手製ポップコーン。遺伝子組み換えでない、いい爆裂種のトウモロコシが手に入ったんです。塩味とキャラメルシロップ掛けを予定しています。お腹も空くから、サンドイッチでも作ろうかな。ちなみに菜園なので、動物性食材は卵と乳製品のみとします。
あとは、適宜酔っぱらったり、畑仕事をしたりしながら夕方まで過ごしましょう。日の入りは19時と遅いですから、それはおそらくイエに帰ってから見ることになりそうです。が、やはり一番北寄りに沈んでいく夕日もしっかり実感しておきたいですね。
皆さんもイエで育ている植物と一緒に過ごす夏至イベントを何か考えてみてください。夏至の朝に早起きしてお水をあげるだけでも意義深いと思います。
「夏至の頃、エアコンの徹底清掃。今年は特に!」
毎年6月の終わり頃になりますと、うちでもエアコンを使う日が、ぽつ、ぽつと出てまいります。
そこで我が家の「夏至の頃の恒例行事」。
本格的にエアコンを使うシーズンに入る前に、エアコンの「内部の清掃」を行います。
フィルターは外して丁寧にホコリを拭き取ります。
さらに、市販の「エアコン清掃用スプレー」を買ってきて、内部の汚れを落とします。
Amazonでも売っていますが、街中のホームセンターなどでも1本500円くらいで売っています。
くうきれいエアコン内部洗浄剤サービスタイプ (エアコン洗浄剤 冷却フィン用)
15年くらい前、一度だけ、プロの電気屋さんにエアコンの清掃をお願いしたことがあります。そのエアコンはとても古く、汚れもたんまりたまっている感じでした。そこで、借りていたマンションの大家さんにお願いして、エアコンを清掃してもらったのです。
その電気屋さんは、エアコンの外装カバーを外して、熱交換器が剥き出しになったところを、細いワイヤーブラシで丁寧に汚れを掻き出していました。翌年、私がそれを真似てみたところ、やっぱり素人には難しいようで、熱交換器の羽根を数枚、折ってしまいました。ですから、こういったレベルまで清掃しようと思ったら、プロを呼んだ方がよさそうです。
今年は、我が家もなるべくエアコンの使用は控えるつもりでおりますが、もし使うとしても、最大限の効率を引き出せるよう、近いうち、エアコンの内部を清掃しようと思います。
「父の日の花」
父は現役時代忙しいこともあってあまり鉢植えに見向きもしませんでしたが、引退してからは多少興味を持ち始めたらしく、家庭菜園などを手伝うようになりました。
そんな日々が始まってしばらくしてから、ある日、母と一緒に出かけた父は珍しく鉢植えを買ってきました。
それは4号鉢程度の小さなアデニウムで、らっぱのような赤い花がついてます。
父は赤い花が好きでしたので、そのアデニウムも気に入ったのだろうなあと察しました。
そのアデニウムは寝室に置かれたのですが、あまり環境がよくなかったのか、蕾がどんどん落ちて、しまいには幹までぶよぶよになりとうとう枯れてしまいました。多肉植物の育て方をあまりよく知らなかった父でしたので、水のやりすぎだったのかもしれません。
当の父は意外とさばさばしていましたが、ちょっと気の毒に思ったことをを思い出します。
それからしばらくしてからなのですが、私はホームセンターに出かけたとき、実生から育てられたとおぼしき、株元が膨らんだ7号鉢のみごとなアデニウムに出会いました。ホームセンターですから、値段も手ごろです。
母の日には鉢植え好きな母にカーネーションやベゴニアなどを送っていましたが、父には衣類などを送っていました。
しかし、その年には衣類も何を送っていいのか迷ってきたし、このアデニウムにしようと決めて購入したのです。
父はそのアデニウムをみて
「随分立派だなあ」
と感心したように眺めていました。大きい鉢なので寝室には置く場所がなく、それは父の仕事部屋に置かれることになりました。
毎日、花を眺めていた父ですが、そのうち蕾が落ちだして、葉ばかりが繁るようになると、
「どうして花がつかないんだろうなあ」
といい始めたので、インターネットで調べてみました。
すると、家の中よりは外に置いたほうがいいというので、私が責任をもって管理することになって、外にだし、ようやく次の年から花をつけるようになりました。
花は秋なので父の日に見せることはできないのですが、花が咲くと父に知らせてたのしんでもらってます。
ところで、母の日にカーネーションがあるように、父の日にも花があるそうです。
Wikipedia父の日によりますと、それはバラだとか。カーネーションと同じく赤いバラをあげるのと白いバラをあげる場合とがあるようです。
アデニウムの別名は「砂漠のバラ」
父の日のバラのことは当時は知りませんでしたが、期せずして父の日の花としてぴったりなものを送ったことになりました。
本物のバラも喜ばれると思いますが、少し変わりだねでこうした「なんとかのバラ」を異名をもつ植物もいいかな、と思っています。
「新聞に載る慰霊の日の記事関連記事を確認する」
私の住む県では、夏至の次の日は、慰霊の日なんですね。
その頃になると新聞では、慰霊の日が近いので
戦争関連の記事が絶対に載ります。
日ごろは、新聞を読むといってもスポーツ欄と漫画や
ラ・テ欄を読む事が殆どだったりします。
夏至をはさむ数日は、そんな記事を探して新聞を隅々まで
読みたいと思いますね
そして平和を考える時間を少しでも作ると。
「五感で楽しむ梅雨」
雨が小降りになったらビニール傘を持って子どもとお出かけ。
ビニール傘にポツポツと当たる雨音が心地よい。
近所にある紫陽花の植え込み、土のにおい。
腰をかがめて子ども目線で眺めると、大きなカタツムリが一匹。
子どもが小さな指で触ると、ピョコンと触角を引っ込める。
のんびりとした時間が流れてゆく。
「あなただけの植物園」~自分だけの花~
庭のきれいな花をスケッチしよう。
~スケッチ大会~
それを飾るのもいいし
父の日にもいいと思います。
楽しんでいれば
雨の日だって最高さ。
たまに雨の虫を観察できる。
これは観察できるグッドタイミングだし材料だ。
「雨の街へようこそ」と虫たちが誘ってくれる。
あっという間に5月が過ぎて、もう6月。
そして早々と梅雨入りしてしまいましたね。
雨の中のお出かけは、つい憂鬱になってしまいますが、娘は雨が大好きで大喜び♪
昨年、風邪をひいて外にでられず退屈をしていた娘の傘に、一緒に少しだけ絵を描いたら、すごく喜んでくれました。
去年サインペンで書いた絵はだいぶ薄くなってしまったので、今年もまた挑戦したいと思います。
今年は大人用の傘にも絵をいっぱい描いて、雨ふりが楽しくなる素敵な傘をつくりましょう。
大人用のビニール傘にお絵かきをする画材はカラーマジックが便利ですが、今年みつけた素敵なインク、
水性なのに、乾くと耐水性のあるテントアートを使ってみたいと思っています。
http://www.turner.co.jp/paint/tent/index.html
そして娘の傘には、雨に濡れても大丈夫な素材で作った、防水性のてるてる坊主をつけてあげましょう。
<用意するもの>
・色紙(折り紙など)
・ビニール袋
・輪ゴム
・リボンやモール、ラッピングタイなど
・透明な傘
・テントアート(水性インク)
なければポスターカラーや、油性のカラーマジックでもいいですね。
・水を入れたバケツ
・汚れても問題ない服
・タオル
<てるてる坊主の作り方>
・透明なビニール袋の底と片方の側面と切り、広げておきます。
・お好きな色紙を優しくクシャクシャ揉みふわふわにします。
・色紙を広げたビニール袋で丸く包み輪ゴムでくくります。
(長さはこの時にカットするなどして調節してください)
・ラッピングタイをつけて、お好みでモールやリボンで飾り、顔や模様を描いたらできあがり♪
(このとき、ラッピングタイは、全部まかずに少し残しておきます)
<アート傘の作り方>
ビニール傘を開いて、さっそくテントアートでお絵かき。
絵筆がまだ上手に使えない娘、せっかくなので一緒にフィンガーアート!しちゃいましょう。
指でぐるぐる、手の平にも絵の具をつけて、ぺたっ!ぺたっ!
人差し指1本でも、押す面や押す力、動かし方によって様々な表現ができるんです。
花や葉っぱや蝶や虹など好きな模様をいっぱい描いて。
子どもが絵を描く時には、大人は口を出さずに自由に描かせてあげると、創造力が存分に発揮されることでしょう。
絵のインクが乾いたら完成です。
娘の傘には、てるてる坊主のラッピングタイを傘の骨の先に付けて!
てるてる坊主はお好みで、いくつかつけてみても素敵ですね。
普段使う物を自分で好きなようにデザインする楽しさ。
そして自分で作ったものって、とっても嬉しくってとっても大切で、人に見て欲しくなりますよね(^ー^)
出かけないといけない雨の日には、差したくなる世界でひとつのオリジナルの傘を持って、HAPPYに過ごせますように。
「父の日はお墓参り」
私は既に父がいませんので、父の日というとお墓参りになります。生前あまり親孝行でなかった私は、今頃になって月命日前後の休日には一人で墓参りをするのが恒例になっているのですが、6月の第3日曜は、やはり特別な思いがこもります。
お墓を掃除し、墓石を洗い、花を供えます。やはり父の日ですから白いバラになりますね。そしてもう一つ欠かせないのが、サツキの写真です。思えば私にとって6月の月命日が特別な意味を持ちはじめたのは、父から受け継いだサツキの盆栽が、直前の皐月展で賞を頂いたことに始まりました。父はサツキが大好きな人でした。その父が大切にしていたサツキが賞に輝いたことを報告しに行ったお墓参り。
「お父さんの丹精込めた手入れを受け継ぐことが出来ました、二人で頂いた賞です」
賞状を墓前に供えて報告しました。涙が出て止まりませんでした。
それ以来、賞を頂いても頂かなくても、必ずサツキの写真を供えて、手入れの様子を父に見てもらうことにしているのです。口うるさい父の小言が聞こえてくるような気がしますが、それはとても心地よい記憶です。なぜもっと早くからそれが愛だと気付けなかったのかと悔やまれますが、「親孝行したい時には親はなし」と言われながらも、こうして親の遺してくれたものを受け継いでいける私は幸せ者だと、サツキの報告をしながら、しみじみ思うのです。
お墓参りが終わったらバスに乗って駅に向かい、電車に乗らずに駅の周辺をうろつきます。辛気くささを吹き飛ばしたいのですが、この日ばかりはなかなかそういうわけにもいきません。去年は一人でカラオケボックスに入りました。最近は結構一人カラオケをする人もいるので、そんなに恥ずかしくはありません。そして歌いましたねぇ。「おやじの海(村木賢吉)」、「父親(北島三郎)」、「パパの歌(忌野清志郎)」、「パパの手の歌(忌野清志郎)」、「うちのお父さん(南こうせつ)」などなど。探すとずいぶん父親のことや父親の気持ちを歌った歌があるものです。
親父と酒を酌み交わせたらよかったなと、焼酎を頼んで「野風増(河島英五)」を歌いました。さすがに真っ昼間からの焼酎は効きました。懐かしい父と一緒に飲んでいる気分になりました。
時間になったので、最後に一曲、SMAPの「ありがとう」で締めました。さぁ、そろそろお袋の待つイエに帰りましょう。その日の夕食は父が好きだった刺身でした。きっと今年もそうでしょう。父の生前から、父の日の夕食は刺身と決まっていましたから。
今年もおそらく同じ父の日を過ごすと思いますが、もしかしたら今年の墓参りは一人ではないかもしれません。
「散歩日和」
雨の日には室内遊びが定番だ。しかし長く続くと親子ともにストレスも溜まるもの。
だったらたまには発想を変えて、雨の日も外遊びを楽しむのはどうだろうか?
そう、雨を一番楽しむには、雨の中のお散歩が良い。
傘にレインコート、そして長ぐつを履いていざ出発!
どしゃ降りの日は難しいけれど、明るい雨の日だったら、カメラを持ってでかけよう。
防水カメラでなくてもOK、携帯のカメラだっていい。
自分は子供時代の写真は多くあるが、雨の日の外での写真はない。
貴重な雨の日の子供の写真を撮りにいこう。
普段歩いている道も、雨が降ると大変身。空気は雨で湿った土の匂い。
そして道路の水溜り。水溜りの中に映った子供の姿を撮っても面白い。
溝は、小さな川になり、勢いよく流れている。
そんな一つ一つも子供にとっては、大発見だ。
また傘をさして歩く小さな子供の姿は、なかなか可愛いくて、少し離れた所から娘を見ると
傘は持ってはいるが半ば頭で支えていて、まるで傘のお化けのようw
これも忘れずパチリ。
また梅雨時は、近くの池の周りでカタツムリに、オタマジャクシ、アメンボが見られるシーズンだ。
雨の中では、いつもは見られない姿を見ることができたりする。
自然を身近に感じる機会、子供たちと一緒に、いつもと違う世界を探検してみたい。
そして雨の日の水遊びの定番といえば、水たまりに突撃すること。
気分は怪獣、あるいはカッパになっているようだ。
子供達の表情を見ていると、なんだか晴れた日よりも楽しそうな様子。最高の笑顔が撮れた。
いつから雨の日が憂鬱になってしまったんだろう?
もしかして大人が「いやだなぁ~」なんて言ってるからかな?
遊びすぎて長靴の中がびちゃびちゃになったり、疲れたり、おなかが空いたようだったら帰ろう。
帰るのをいやがったら、家で水遊びの続きを!と誘ってみる。
タイマーで風呂が沸くようにセットしておけば、帰宅の時間を決められていい。
家に戻ったら、まず傘とレインコートはしっかり広げて吊るし、長靴の外側の汚れが酷かったら軽く拭って、
中が濡れていたら新聞紙をつま先までしっかり詰めておく。
新聞紙の吸湿力は強大で、たいてい翌日にはすっかり乾いてくれる。
子供と一緒に、風呂で水遊びの続きをしながら温まる。
風呂上がりには、自分は黒酢w、息子と娘は牛乳だ。
自分が腰に手をあて飲むのを見て、息子がぼくも~と腰に手をあて、かっこつけて飲んでいた。
小さいオッサン、かわいい奴め。
昼食を食べて、腹いっぱいになった後は雨音を聞きながら子供と一緒に昼寝でもするか。
憧れの虹を子供と撮る夢でもみながら。
子供達との雨の日の散歩は、妻にも何気に好評だw
「父の日は、子供時代に戻って“お父さんと一緒”の夜」
父の日前後、わが家は父と私の二人だけになります。
母は東北の被災地にボランティア。
看護師として働いていた経験を生かしたいと願っていた母は、お声がかかるや参加即答。
もうすぐ出発して、一週間くらい向こうに滞在することになるようです。
その間は私が母の代理で家事一切を取り仕切ることになりますので、父の日もその延長でサービスしようかなと思っていたのですが、あいにくその日は父も休日出勤。
これから先は省電力の関係で、休日をずらす会社が増えそうですね。
そこで、父の日どうしようと、率直に父に聞いてみました。
「父の日なんだから何でもリクエストに応えるよ」
「そうだなぁ…夜しかないからなぁ。じゃ、一緒に寝ようか」
「えーーーー」
「昔みたいに親子で枕を並べて寝るんだよ。寝る前にお話ししてやる」
あ!これは私が小さかったころの、週末の夜の再現です。
だいたい普段は母に寝かしつけてもらっていましたが、週末の夜だけは父が隣りに寝てくれました。
そして眠りに就くまでのひととき、色々な物語を話して聞かせてくれたのです。
その時のことはこちらに書かせていただいていますので、よかったら併せて読んでくださいね。
「父の創作子守り童話」
http://q.hatena.ne.jp/1185253300/105675/#i105675
そのあと、少し父の思い出話が始まりました。
父親としての思い出はたくさんあるけど、やはり一番心に残っているのは、子育て真っ盛りのころのことだなぁと。
「もちろん今も親子であることに変わりはないけれど、あのころ普通だったことが今は出来ないってたくさんあるからね、たとえば鼻水垂らして走り回る子供をティッシュ持って追いかけるとかね」
「そんなのが思い出なんだ」
「そうだよ、かけがえのない思い出だ、そしてその記憶は、確かに自分はこの子の親なんだっていう証拠でもある」
「ふーん、じゃ日曜の晩は、ハナ垂らして待ってるね」
「ばーか」
お互い半分照れていたので冗談ぽい話になってしまいましたが、親の気持ちというのが少しわかった気がしました。
そんなわけで、父の日には、プレゼントや夕食のメニューなどにもそれなりの工夫をするつもりですが、メインは小さな子供に戻って父のお話を聞きながら眠る夜の再現と決まりました。
「もう大人だから、なかなか寝ないよ」
「じゃぁ、長編の物語を考えておこう」
お父さんがそれで喜んでくれるなら、一晩だって付き合います。
私にとっても楽しい父の日の夜になりそうです。
「雨の日はアーケードのある商店街めぐり」
雨の日の濡れない散策には地下街も捨てがたいですが、人情味ある昔ながらの商店街の面影が残るアーケード街もいいものです。
日本には昔から道路に屋根を付けた商業スペースが発達していました。たとえば古くは江戸時代の「庇下」。これは今も多くの商店街に見られる歩道上だけの片側アーケードと同じような物で、最初は長屋の庇として発達したようですが、後に商業空間となっていきました。雪国でも店どうしの軒先の庇を連ねて、雪をかかなくても人が歩ける通路とした雁木(あるいは小店)と呼ばれる方式がありました。
大きな商店街に見られる道路全体に屋根を付けた方式は、古くは「共同日覆い」などと呼ばれ、初期のころは雨除けというより、強い日差しから商品を守るのが主な目的だったようです。日差しが強く海産物などが多く商われる瀬戸内沿岸の地域などには、戦前からこうした商店街があったようです。
現在のアーケード街は、東京だとまず秋葉。電気街口前のマイウェイ1・2商店街ですね。以前の秋葉のイメージが残る、ごちゃごちゃしたアーケード街です。でもそれが楽しい。
浅草には下町情緒の残るアーケード街がたくさんあります。浅草の名を冠した商店街だけでも、浅草新仲見世商店街、浅草観音通り商店街、浅草ひさご通り商店街、浅草すし屋通り商店街、浅草西参道商店街…。まだあるかな。抜けている商店街がありましたらご勘弁ください。
中央沿線にも楽しいアーケード街が色々あります。中野駅北口前の中野サンモール商店街、高円寺駅南口前の高円寺パル商店街、阿佐ケ谷駅南口付近からはじまる阿佐谷パールセンター、そして吉祥寺駅前のサンロードとダイヤ街。
阿佐谷は、西の高架下がダイヤ街、東の高架下がゴールド街、そして線路から直角に延びる商店街がパール。みなジュエリーの名前になっています。どれも庶民的なマチですが、こうした命名から、戦後から高度経済成長期にかけての庶民の憧れが分かる気がします。
吉祥寺のダイヤ街も同じようなイメージでの命名だと思いますが、現在の同商店街の公式横文字表記は「DAIYAGAI」。宝石のダイヤのスペルではなくなっています。もしかしたら「大野外」といった言葉とかけているのかもしれません。
東京のアーケード街はどれも歴史が古く、その多くが改修され、デザインも現代風にリニューアルされて現在に至っています。でもどこか下町風。駅ビルや地下街とは違った空間が広がっています。雨を気にせず楽しい散策。私はそんな梅雨時のアーケード街が大好きです。
「節電習慣」
夏至は地軸の北極側が太陽に向く日で、一日の日照時間が一番長い日。
すなわち太陽の日ですね。
この日は太陽の恵みに感謝をして、ただ明かりを消してキャンドルを灯すだけではなく、
朝から、必要なもの以外のコンセントを抜いて、できるだけプラグレスなひと時を過ごして
みようと思いました。
そして、夜も夕食後には「火」ならぬ「陽」をつかった、子どもにも安全安心なソーラーキャンドルナイトに^^
これは、明るい昼間に4~6時間置いておくとお日様のエネルギーを吸収し、暗くなってから約6時間程度点灯可能なもの。
ライトよりは弱く、柔らかい明かりですが、何度も繰り返し使えます。
色々な種類があって、8時間の充電で20時間点灯可能なものも。
昨日の朝、「来週の夏至の日には夕食後は明かりはキャンドルにして、他にも電気を使うものは冷蔵庫以外全部消すから、
テレビもCDもDVDもダメなのよ。」と子ども達に説明していたら、
なんとも気の早い息子は「今日やろ!」とさっそくソーラーキャンドルを窓辺にいくつも並べて充電していました。
夕食は外が明るいうちに手早く済ませました。
炊飯器ではなく、土鍋で炊いたご飯に、アボカドとジャコとワカメとプチトマトのサラダ、カマボコにチーズとキュウリを挟んだ物に長芋の刺身と、電気や水をできるだけ使わない節電料理。
食後には、ソーラーキャンドルを置いたテーブルの周りに子ども達が絵本やお絵かき道具を居間に集め、
いつものように遊ぶ準備をしていましたが、日が落ちるとソーラーキャンドルの明かりでは絵本やお絵かきが思うように楽しめない様子。
電気を少しでも節約する事をこの夏、習慣にしたいと考えていましたが、あんまり暗いと普段していることは何にもできないんだなぁ。
でも、暇だからこそ寛げるんだとも思います。
そのうちに夫が二つ折りの鏡の間にソーラーキャンドルを立てて、こうすると明るさが倍になるなぁと、大発見!
鏡の角度によって、数が増え明かるさも増すようです。
そういえば、バスルームも鏡があるせいか、小さな明かりでも充分な光量だったりします。
鏡で明かりを反射させて、何倍の明かりにするアイディアは、天井の明かりには難しそうですが、フロアライトなら使えそうですね。
トイレに行く時は、手動発電のLEDライトの懐中電灯で、さながらキャンプのようなムードに。
一部屋に集まった家族と、寝る前のひと時をソーラーキャンドルと月明かりの元、歌を歌ってみたり、
なんとはなしに昔のはなしに花を咲かせてみたりしていましたが、これが修学旅行の消灯後のおしゃべりみたいで楽しいw
そして、面白いことに子どもたちが「なんだかもう眠い~」といつもよりずっと早くおやすみしました^^
私達も子ども達にあわせて一緒に就寝。暗いと人は眠たくなるようです。
本来、夜は暗くあるべきなのかもしれないですね。
節電は私たちに出来るエコ活動の一つ。
私達の力は微力ですが。ひとりひとりの力は小さくても、みんなの力が集まれば大きな力になります。
夏至だけではなくその前後一週間くらいは、寝る前の数時間だけでも明かりを消して過ごしてみようかと思います。
「今年の夏至の夜は自作太陽光LEDランタン&蓄音機ナイト」
夏至と言えばキャンドルナイト。その原形は、カナダで原発建設に反対する人達が行った「自主停電運動」だったと、以前の語らいで教えてもらいました。今年はまさに、原発について考える夏至になります。
原発については様々な考え方があるでしょうが、いつまでも原発に依存してはいられないというのが現実的な判断でしょう。そこで必要なのが、新しいエネルギー源の開発と、省電力です。前者は私たちではどうにもなりませんが、後者は私たち一人一人が主役になります。
職場の昼休み、東京電力の契約口数ってどのくらいだ?という話が出ました。調べてみたらおよそ2862万口。それで福島第一原発の総発電量469.6万kwを割ってみたら、一口当たり0.16kwという数字が出ました。wに直すと160wです。
みな言葉を失いました。その沈黙を破った声が「ちきしょう」でした。一軒あたり裸電球2個程度の需要のために福島はあんなことになったのかと…。私たちがもっと電気を有り難いと思って使っていれば原発なんて要らなかったじゃないかと。
もちろんこれは極論です。でも、ある意味正論でもありますね。そんなことから、皆で電気の有り難さを再認識して、できることなら原発に依存しない社会を目指していこうというキャンドルナイト計画がはじまりました。
参加者は6人。会場は、特別な日でなくてもキャンドルナイトが恒例になっているわが家になりましたので、ここにうちの父と母が加わって8人になります。プログラムのメインは、電気を使わない手回し蓄音機による音楽鑑賞会となりました。こちらでご紹介した、手作りラッパ付きの蓄音機です。
http://q.hatena.ne.jp/1221799273/185616/#i185616
かける音楽は、もちろん古いものばかり。手回し蓄音機に対応する音源はSP盤という旧世代のレコードですから、その時代に吹き込まれた音楽しかかけることが出来ません。でも、名盤が揃っています。たとえばビング・クロスビーが歌うフォスターの名曲集。CDで聴いたらただの時代遅れの音楽かもしれませんが、これを手回し蓄音機で聴くと、歌が心にしみ入ってきます。
ほかにも、ルイ・アームストロング他4人のボーカリストのブルースが収められたアルバムや、ベニー・グッドマン、カウント・ベイシーなどのJazzも色々。これらの古き良き音楽を、自然エネルギーへのシフトの願いを込めて、太陽光で充電した電池で光らせる自作LEDランタンの明かりの下で楽しんでもらおうという趣向です。今年はキャンドルナイトならぬ、ソーラーLEDナイトですね。
料理は、参加する女子たちが、福島名物「なみえ焼そば」を作ってくれる予定になっています。太い麺の、福島県双葉郡浪江町独特の焼きそばです。お酒は、こちらでご紹介した福島県耶麻郡磐梯町の榮川酒造さんの物を再度入手しました。大吟醸ではありませんが、きっと美味しいはずです。
http://q.hatena.ne.jp/1302066102/283971/#i283971
こうして福島を思いながら復興を願い、出来ることなら原発のない国の未来を思い描きつつ、夏至の夜を皆で過ごす予定です。
皆さんもどうか、日本の電気の未来を考えるキャンドルナイトを催してみてください。議論は要りません。ただ電力による灯りを消して、違う灯りで過ごしてみる。その中で一人一人がそれぞれに何かを考える。それでいいと思います。
「父の日に記念植樹」
そういやもうすぐ父の日だね、お父さん何して欲しい?と聞いたら、木を植えたいとの答えが返ってきました。今年は国際森林年だし、震災できっとたくさんの樹木が失われたろうから、そのことも思って、庭に一本、木を増やしたいと。何をしてほしいかではなく、何をしたいかという希望をかなえる父の日も意義深いですから、さっそくわが家の記念行事として計画してみることにしました。
私「何の木を植えようか」
父「今植栽しても大丈夫なのは広葉樹かな」
私「針葉樹はちょっと時季外れだね」
父「クスノキを植えたいんだけどだめかな」
母「育つとすごく大きくなるわよ」
父「だろうなぁ、ご神木になるくらいだから」
私「じゃ月桂樹は?日本古来の植物じゃないけどクスノキ科だよ」
父「月桂樹は強い木だから今の時期も大丈夫だな」
母「お料理にも使えるし、それで決まり!」
母の決まりの言葉で、植えるのは月桂樹となりました。月桂樹には雄株と雌株がありますから、できればペアで植えたいところです。どうしようかと相談した結果、「お父さんの記念樹は雄株、私の記念樹として雌株」という母の提案で、結局2本植えることになりました。え?お母さんの記念樹も?父の日なのに、ちゃっかりしていますw。
育てばそれなりに大きくなる木ですから、あまり大きくしないよう、毎年剪定して小降りに育てていくことにしました。でもこれで、葉だけではなく実も取れます(実は薬用的に利用されることが多いみたいですが、ピクルスなどに入れて食べてもいいようです)。今日、木を見に行ってみました。お値段も手頃なので、来週の土曜日に買いにいって、日曜日に植える予定です。
ついでに、カレーのスパイスセットを買ってきました。月桂樹にちなんで、これでスパイシーなカレーを作って父の日植樹祭の直会(祭りのあとに行われる飲食行事)とする予定です。これは私と母で前日から作って煮込んでおきます。これを恒例にすると、来年からは庭の月桂樹が使えますね。
今年のわが家はこんな一風変わった父の日になりますが、してほしいことではなく、したいことの願いをかなえる父の日というのも喜ばれると思いますので、皆さんの計画のご参考になればと思います。
「梅雨時は田んぼを見に行こう」
最近「ベランダ田んぼ」をはじめて、すっかり稲作の面白さにはまりました。お米作りには八十八の手間がかかると言われるように本当に様々な技術が必要ですが、そこが面白いのです。もちろん植えておけば勝手に育ってくれますが、それではいい実りは期待できません。けっこう奥が深いんです、稲育てって。
そこでプロの技を学びに田んぼに出かけました。けっこう数多く見に行きました。田んぼは張る水の水位だけでも、成長段階に応じて、とてもこまめに調節していきます。水温を上げることが必要な時期、たっぷり水を与える時期、土中に貯まったガスを抜く時期、実りを迎える時期などなど、行くたびに田んぼ様子が変わっていました。
そんなこと学ぶ田んぼ見学だけでなく、田という存在の美しさにも魅了されました。湿地帯なんて、普通のマチの生活ではまず出会うチャンスはありません。でも田んぼに行けば、そこがすばらしい湿原です。人工的に作られた場所とはいえ、先祖代々稲作が営まれていた田んぼは、すっかり地域の自然と一体になっています。
梅雨時の田んぼには、まだオタマジャクシがたくさん泳いでいます。尻尾を振り振り、スイスイ泳いでいます。もちろんカエルも泳いでいます。田植えが終わった田んぼには水草の繁殖を抑える除草剤が撒かれますが、そういうことを極力行わずに商品価値を高めようと努力している田んぼでは、特にオタマやカエルが元気です。
皆さんは最近、カエルを見ましたか?雨水や溜まり水程度でも生きていけるアマガエルはたまに見るかもしれませんが、トノサマガエルなんて今の市街地にはほとんどいないと思います。
田んぼでは時々、トノサマガエルとよく似ているけれど、なんだかずんぐりしたカエルも見ることがあります。トノサマガエルに比べて後ろ足が短いのが特徴です。そういうカエルを見つけたら、それはきっとダルマガエル。関東甲信越から東北の宮城あたりまでは、トウキョウダルマガエルという種類が住んでいます。
どちらも半水棲で、一日の多くの時間を水の中で泳いで過ごします。だから田んぼに行かないとなかなか会えないカエルたち。これらに会いに行くだけでも、田んぼに足を運ぶ価値があります。
雨がポツポツ降ってくると、カエルたちはもっと元気がよくなります。梅雨時はまだだいぶ水面が空いていますから、田んぼに落ちる雨粒を眺めて過ごすのもいいものです。
蒸し暑い日は、水面を吹き渡る風の心地よさが何とも言えません。さぁ、おにぎりを食べましょう。お米っておいしいですね。稲の品種や育ち方によって多少変わりますが、だいたい稲一株から採れるお米がおにぎり1個分に相当するそうです。コンビニおにぎりくらいの大きさなら稲一株の方が多いかもしれないと、田んぼのおじさんが教えてくれました。
今眺めている田んぼは、いったいおにぎり何個分でしょう。そんなことを考えながら食べるお弁当も本当にいいものです。梅雨時ならまだ稲の数が正確に数えられるくらい水面が空いています。数えてみましょう。
日本の伝統的な産業に触れて見聞を深め、田んぼ独特の生き物にも触れ、雨が降っていても晴れていても心癒される田んぼ見学は本当にいいものです。もしかすると場所によっては、日暮れからあとはホタルが楽しめる地域もあるかもしれません。これもこの季節のお楽しみですね。
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