ウィキペディアの項目「電子署名」をみると、電子署名の仕組みとしては、公開鍵暗号方式が有力で、
日本では、通称「電子署名法」の第3条で、RSA、DSA、ECDSA の3方式が指定されているそうです
(いずれも公開鍵暗号方式)。
電子署名会社のかたの説明によると、世界的に通用する標準的な電子署名の方式というものはすでにあって、
「ソレはすでに Windows 7 などに組み込まれている」のだそうです。
そこで質問ですが、上記の「世界標準の電子署名方式」とは、何ですか?
>電子署名の方式
電子署名の暗号化方式とするのが正しいですね
「暗号アルゴリズム 2010年問題」で検索すると下記のような記事が沢山出てきます
http://ascii.jp/elem/000/000/550/550217/
2011年以降は SHA-2 という暗号化アルゴリズムを使うべしというアメリカ政府の指針に同調という流れがデファクトスタンダードとなっていてWindows7のデフォルトもSHA-2になっています
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd371740%28v=vs.85%29.aspx
電子署名は基本的にはハッシュと公開鍵暗号化を組み合わせたものですね。
ハッシュは現在の主流はSHA1で、これからはSHA2です。
公開鍵暗号は、おっしゃるように、RSA,DSA,ECDSAです。主流というかいちばん多いのはRSAです。鍵のビット数が512,1024,2048とありますが、1024と2048とどっちがおおいでしょうか。これからは2048だと思います。
電子署名は、署名のみを流通させることができますが、大体電子証明書という形で使われます。これの形式はx.509が普通です。さらにこの電子証明書を運搬する形式というのがあって、これは結構さまざまです。PKCS #7とか。
またメールで電子署名を送る場合は、S/MIMEとか使われます。これはPKCS#7をどうやって送るかの形式ですね。SSLも送り方ですね。
電子署名をどうやって実現するか
電子署名を実現するための技術
電子署名の効力をどうやって担保するか
どうやってやりとりするか
このあたりでどれを方式といってるかは文脈によります。
ありがとうございます! ざっくりとしたご回答ですが、大枠をつかむことができました。