>静岡県の川勝平太知事は同日の記者会見で「飲用茶として飲む限りでは全く安全だ。産地に風評による損害が出たら、国に補償していただきたい」と述べた。
と、いう記事が出ています。
もう既に、東電の支払能力は超えていますので、国の税金から支払われることになるでしょう。
知事の発言自体は、補償するかどうかを決めるのは国が作った機関が決めるということで、そこに補償を求めるという意味で言ったものだと思います。
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY201104110546.html
菅内閣は11日、福島第一原発事故の補償問題にあたる「経済被害対応本部」の新設を決めた。原子力経済被害担当相を新設し、海江田万里経済産業相を兼務させ、対応本部の本部長とする。
まだ法律が出来ていないのですが、東京電力とは別組織の補償機関を作り、一旦国がその補償機関に資金を拠出することになりそうです。東京電力は今後数十年かけて利益から賠償のための費用を出し、原発を持つ他の電力会社にも拠出を求めるとのことです。
いずれにせよ、原発を推進してきたのは国ですし、福島第一原発に関しては国の安全基準を満たしていた、つまり、国の安全基準そのものに問題があったわけですから、国が東京電力と連帯して賠償責任を負うのは当然でしょう。
直接の被害以外を保障することは民法は求めてません。
静岡県の主張は、本来茶の放射能は高くても大丈夫なのに、国の基準が厳しくて、問題がない茶が放射能汚染されてると認識された。ということなので、国が悪いです。
もちろん、静岡県の主張がただしければ。ですがね。
第一義的には東電でしょう。
未来永劫、分割払いして欲しいですが。