事務員のパソコンスキルにもよります。
もし、「ワードとエクセルがやっと」レベルの事務員であれば、インターネット接続についてのデメリットの方が大きくなると考えられます。
一方、スキルの高い事務員がいるのであれば、メールのやりとりや必要なページの閲覧・情報検索などでインターネット接続の利点が大きくなります。
インターネット接続を許可する場合、担当管理者を決め、以下のようなルールを定めて厳密に運用することが必要だと思われます(以下、実際に適用した経験があります)。
要するに、就業時間中に私的利用すること、情報漏洩が起こる可能性のある作業をすること、を防ぐのがポイントです。これらの管理を実行できる事務員がいるかいないかで結論は変わると思います。
ただ、小難しく書きましたが、そんなに難しい作業というわけではありません。多くの場合は「余計なことをしない」という認識で何とかなると思われます。
(まあ、正直なところ、今時ネットにつながらない老人ホームの事務所ってどうなのかとも思いますが……。)
意図して漏洩させた場合を除けば、スキル不足による人的ミスが大半を占めます
(セキュリティソフトを入れてあっても、ホームページを見てクリックなどしてしまった場合などは防げないのです)
情報だけでなく従業員を守るという観点でも、絶対のありえないインターネット接続を業務用パソコンでは行わないのが最善の策となるでしょう
ただし、外部とのやりとりや情報収集などの観点から、別途でインターネット接続専用パソコンを備える形にはしたほうが良いとは思います
そもそも、何のための一人1台を支給することになったのかを再考してみてください
一人1台なければ仕事が出来ないということではなかったのでしょうか?
2-3人に1台では仕事に支障がでるからではないのでしょうか?
贅沢な悩みで予算があまったからといったような事ももしかしたらあるかもしれませんが、いずれにしても本来の用途以外には使わないのが何事につけても安全安心でしょう(思い悩む必要もなくなりますしね)
別の話になりますが、下手に知っている人がいて勝手に変えてしまう場合などもありますので、あらかじめ設定変更などを勝手に行わないように厳命しておくこともお忘れなく(最近の人には、罰則を用意しておくぐらいが丁度良い場合もあります)
ネット接続禁止というのは、調べ物するのに不便だと思います。
ただ、セキュリティを整えるのは素人には難しいので、予算が許すのであれば、漏れたら困る情報を管理するパソコンとそうでないパソコンに分け、重要な情報を扱わないパソコンだけをネットに接続するのはどうでしょうか。
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