http://ameblo.jp/cm115549901/entry-10842909473.html
立花隆さんラジオで語る。
爆笑問題の番組にゲスト出演。その発言をメモ。
・最初の対応がお粗末。冷却用電源スペアを運んだらコードが足りなかった。
・地震のエネルギーは広島原爆3万2千発分。
・津波のエネルギーは水爆10発分。そういう意味では良く持ちこたえたともいえる。
・報道がまずなってない。記者の突っ込みも浅いし、会見もなってない。
・原子力保安院や東電が事態をいまだに把握していない。
・事態はある程度予測できた。起こりうることを発言したのはフジテレビだけだった。
・最悪の事態として何が起こるのかを言っていない。何故どこまでいかないのか、こうだから起きないという説明をしていない。
・40年前の古い発電所なので、後からいろんな安全設備を付け加えたが、それがうまく機能しなかった。
・菅総理は知識不足。巨大な組織を動かした経験が無い。
・どうやって復興するかなどのあらゆる問題に対して誰もデザインが描けていない。
・関東大震災の後の何が起こったかというと大東亜戦争に繋がったといえる。復興資金をジャンジャン国が出したこと(震災手形)が膨大になり、日銀が銀行を支えたが日本経済全体が弱体化していたため、不良債権が多くなって日銀が支えきれずに、昭和の始めに金融恐慌が起きた。それが戦争のきっかけになった。
・自衛隊に期待するというような風にならないとも限らない。
・地震の影響がどこまで広がるかまだ良くわからない。
・財源は国債しかない。今でも財政が赤字なので、大破綻が起きることもありうる。
・トヨタの「カンバン方式」をコンビニの品揃えまでやってしまったので、どこかが破綻すると回っていかなくなっている。
・最大の効率経営をやった結果、余裕の無い災害に弱い状態になった。
・経済破綻が起きると日本全体が売り込まれて、恐慌が起きる。
・遠い将来に技術として原発燃料の燃えカスを鉛に早く変える方法ができると思う。まだ何10年も先のこと。
・今までの原発の開発は巨大なものを造る方向だったが(儲かるから)、もっと小型でもっとコンパクトなものが造られてきている。小型の安全なものに推移する可能性はある。
・福島の問題は40年前の古いものをまだ儲かるからと動かしていたのが問題。コンクリートを流し込んでオシャカにして新しいものを造るというのをもっと早くできたはず。
・計画停電はまだ続く。東の西のヘルツの違いが大きい。電気は貯金できない、余ったものは捨てるしかない。火力発電所をつけたり消したりするしかない。
・新聞のページ数が減っているのは、最大の製紙工場が水浸しになったから。
・本屋に人が戻っている。ネットにはいろんな情報が溢れて判断がつかないから。
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