質問は二つです。
1)「○○学立ち上げ宣言」みたいなものを発表するとして、どういう内容を盛り込む必要があるでしょうか。
2)具体的に「○○学立ち上げ宣言」的なものの実例があれば教えてください。
条件。
・「○○学」はそれまでに存在する学問の下位分類でもいいですし、まったく新しいものでもいいです。
・すごく学術的なものでも、半ばネタだけど学問的な雰囲気を備えようと努力しているものでもいいです。
・たとえば「アイドル経済学」とか「アキバ学」とかを想定して論じていただいてもいいですし、あるいは「考現学」「渋滞学」などがどういう説明をすることで「学」として受け入れられるようになったかという点を教えていただければと思います。
・いってみればこれは「学問創始学」ですかね?
ご質問は二つありますが、1)は2)から帰納的に導き出せると思われますので、まず2)から。
2)具体的に「○○学立ち上げ宣言」的なものの実例があれば教えてください。
「学」であって「学会」ではないと理解しましたので、3つほど。
『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト から、「希望学宣言!」
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/declaration/doc/declaration.pdf
ディスラプティブイノベーション技術による起業モデル考察 : 起業工学の概念の提唱
参考(学会レベル):
http://www.fukkou.net/publications/letter/files/fukkou_002.pdf
1)「○○学立ち上げ宣言」みたいなものを発表するとして、どういう内容を盛り込む必要があるでしょうか。
最低限必要なものとして、
を、できれば格調高い文章で宣言するとよろしいかと思います。
ご参考になれば幸いです。
ありがとうございます。参考になります。
「○○学宣言」という宣言文が実際にいくつか出ているんですね(適当に「宣言」という言葉を使ったんですが←少しはぐぐれ)
日本生活学会の説明は「生活学」の簡にして要を得たわかりやすい文章だと思いました。ただ、やはり「学会」となると「活動方針」がメインになってしまう嫌いはありますね。
後半の盛り込むべき内容、特に「定義」だけでなく「意義」が必要という部分に関しては、非常に参考になります。単にこうだというだけではなく、「で、それを《学》にして何の意味があるの?」という質問に答える必要があるわけですね。
なお、「宣言」等を読む限り、「動機・発端」を述べることも必要ではないかと感じました。
というわけでだいぶ明確化してきましたが、もう少し募集してみます。
1)を中心に考えて見ます。
「○○学」が新しいのは、おそらく、次のいずれかだからでしょう。
(a)○○が新しい(技術的、だけでなく、未開の地から新発見なども含む)
例:クリンゴン学、(仮に偽書でなかったとしての)ホツマツタエ学
(b)○○自体は以前からあったが、学問対象とは考えられていなかった。
例:福島学
(b)△△と▼▼(と。。。)の複合分野であり、独立した考察がなかった
例:はてな学(質問応答学)
で、動機として、そのような○○という対象が、
(1)あまりに狭いことではなく、それなりに広く、万人ではなくも
一定の数の人の興味をひくことであることを確認し、
(2)その分野の研究がほとんどないが、今後成長分野であることをアピールし、
(3)だめおしとして、従来の手法や既存の学問では抜け落ちてしまうことをいう、
のがよいかと思います。
たとえば、「質問応答学」は、
・質問応答という分野はギリシャ哲学や仏教問答の時代からつづいてきたが、
しかし最近、QAサイトの交流によって、あらたな展開がある。
・しかるに、この分野を徹底的に研究する動きはまだない。
・従来の哲学では、技術進化に裏付けられたQAの実態にはきりこめず、
かといって、IT技術では、QA提示手法は探れても、その内容の分析はできない。
・よって、あらたな「質問応答学」を打ち立てたい。。。
・なお、ケーススタディ対象:英語によるQAサイト一覧は
ありがとうございます!(2)を分けて「動機」をまとめると、
1)対象がそれなりに広い
2)今までにない
3)今後の成長が見込める
4)既存の学問ではカバーできない
という点の説明が必要ということですね。かなり明確になってきました。
これは、結局、その論理の『新規性』と著作権が大きく影響します。
その論理の『新規性』は、その時点で公知(多くの皆に知られていない)
されていないことです。
つまり、誰もその論理をいった人が今までいないという『証』を立てるら
れれば古今東西、良いということです。
そのためには、できれば不特定多数に、その論理をお送りし、それが
いつ、どこで、どのように発表されたか、したかを立証するようにすることです。
できれば、何らかのメディアに掲載するのが良いでしょう。
もちろん、はがきも有効です(それは消し印がありますので)。
これは特許なども同様で、たとえ、すばらしいアイデアであって、それをご自分で
考えたとしても公知されているものはNG、特許となりません。
また、著作権というものがあり、これも誰も書いていないもの、書かれていない
もの、つまり、『その時点』で誰かの模倣で無いということをを立証できれば、
裁判でも勝てるでしょう。
もうひとつ、商標権がありますが、新しいネーミングの『○○学』などは登録商標を
とっておくことも有効です。それを受けることもできます。
これならば、宣言などは、せずともどなたも、対抗はできません。
お役に立ちましたでしょうか?
下記の販路コーディネータなら、いろいろ知っています。
まったく求めている回答ではありません。
「対抗」など求めていません。なぜ裁判とか特許とか商標の話になるのか、まったく理解できません。
一方で、アイデアそのものや単なる名称には著作権が発生しないのも既知の事柄です。
もしかして「○○学」という名称・概念を独占したいとでも勘違いされているのでしょうか?まったくそうではありません。
質問の趣旨をご理解ください。
http://mencheck.blog93.fc2.com/blog-entry-18.html
自画像心理分析を応用して、
アメーバピグのデザインで心理分析をする。
ぼく自身は、
男で女のピグを作る人は、
可愛く作ろうとして派手なパーツを多用して、
全体のバランスが崩れている事が多いように感じました。
???
ありがとうございます。リンクしていただいたのは「失敗学会」の実例ですね。これは参考になります。
ただ、「学」を立ち上げるというのは「学会」を立ち上げるのと(重なる部分もあるとは思いますが)ちょっと違います。「参加者、会員を多く集める」というのは「会」の運営の話になってくると思います。ですから、「特定非営利活動にかかわる事業」の中で、「学」の定義とは関係のないものが含まれます。
純粋にそれが新しい「学」として受け入れられるための「学」そのものの説明として、どういう内容が必要か、具体的に挙げていただければ幸いです。