まったく新しい学問分野「○○学」を立ち上げるとします。



質問は二つです。
1)「○○学立ち上げ宣言」みたいなものを発表するとして、どういう内容を盛り込む必要があるでしょうか。
2)具体的に「○○学立ち上げ宣言」的なものの実例があれば教えてください。


条件。
・「○○学」はそれまでに存在する学問の下位分類でもいいですし、まったく新しいものでもいいです。
・すごく学術的なものでも、半ばネタだけど学問的な雰囲気を備えようと努力しているものでもいいです。
・たとえば「アイドル経済学」とか「アキバ学」とかを想定して論じていただいてもいいですし、あるいは「考現学」「渋滞学」などがどういう説明をすることで「学」として受け入れられるようになったかという点を教えていただければと思います。
・いってみればこれは「学問創始学」ですかね?

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  • 終了:2011/07/05 15:25:49
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回答5件)

id:TAK_TAK No.1

回答回数1137ベストアンサー獲得回数104

ポイント10pt

1)「○○学立ち上げ宣言」みたいなものを発表するとして、どういう内容を盛り込む必要があるでしょうか。

具体的には

設立主旨

この法人が行う、特定非営利活動にかかわる事業としては、次のものがある。

を、抽象レベルと具体レベルとで設定します。


あとは、

参加者、会員を多く集めることです。




2)具体的に「○○学立ち上げ宣言」的なものの実例があれば教えてください。

 設立の経緯

id:matsunaga

ありがとうございます。リンクしていただいたのは「失敗学会」の実例ですね。これは参考になります。

ただ、「学」を立ち上げるというのは「学会」を立ち上げるのと(重なる部分もあるとは思いますが)ちょっと違います。「参加者、会員を多く集める」というのは「会」の運営の話になってくると思います。ですから、「特定非営利活動にかかわる事業」の中で、「学」の定義とは関係のないものが含まれます。

純粋にそれが新しい「学」として受け入れられるための「学」そのものの説明として、どういう内容が必要か、具体的に挙げていただければ幸いです。

2011/06/29 19:49:12
id:meefla No.2

回答回数997ベストアンサー獲得回数472

ポイント50pt

ご質問は二つありますが、1)は2)から帰納的に導き出せると思われますので、まず2)から。


2)具体的に「○○学立ち上げ宣言」的なものの実例があれば教えてください。

「学」であって「学会」ではないと理解しましたので、3つほど。

  • 希望学

『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト から、「希望学宣言!」

http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/declaration/doc/declaration.pdf

  • 起業工学

ディスラプティブイノベーション技術による起業モデル考察 : 起業工学の概念の提唱

  • 鹿児島環境学

鹿児島環境学宣言 | 鹿児島環境学プロジェクト


参考(学会レベル):

http://www.fukkou.net/publications/letter/files/fukkou_002.pdf


1)「○○学立ち上げ宣言」みたいなものを発表するとして、どういう内容を盛り込む必要があるでしょうか。

最低限必要なものとして、

  • その学問の定義
    • 取り扱う領域
    • 研究手法
    • 既存の学問との相違点・差別化
  • その学問によって得られる意義
    • どこにインパクトを与えるか
    • どのような問題が解決できると見込まれるか

を、できれば格調高い文章で宣言するとよろしいかと思います。


ご参考になれば幸いです。

id:matsunaga

ありがとうございます。参考になります。

「○○学宣言」という宣言文が実際にいくつか出ているんですね(適当に「宣言」という言葉を使ったんですが←少しはぐぐれ)

日本生活学会の説明は「生活学」の簡にして要を得たわかりやすい文章だと思いました。ただ、やはり「学会」となると「活動方針」がメインになってしまう嫌いはありますね。


後半の盛り込むべき内容、特に「定義」だけでなく「意義」が必要という部分に関しては、非常に参考になります。単にこうだというだけではなく、「で、それを《学》にして何の意味があるの?」という質問に答える必要があるわけですね。

なお、「宣言」等を読む限り、「動機・発端」を述べることも必要ではないかと感じました。


というわけでだいぶ明確化してきましたが、もう少し募集してみます。

2011/06/29 21:25:41
id:sibazyun No.3

回答回数1826ベストアンサー獲得回数246

ポイント50pt

1)を中心に考えて見ます。

「○○学」が新しいのは、おそらく、次のいずれかだからでしょう。

 (a)○○が新しい(技術的、だけでなく、未開の地から新発見なども含む)

   例:クリンゴン学、(仮に偽書でなかったとしての)ホツマツタエ学

 (b)○○自体は以前からあったが、学問対象とは考えられていなかった。

   例:福島学

 (b)△△と▼▼(と。。。)の複合分野であり、独立した考察がなかった

   例:はてな学(質問応答学)

で、動機として、そのような○○という対象が、

 (1)あまりに狭いことではなく、それなりに広く、万人ではなくも

   一定の数の人の興味をひくことであることを確認し、

 (2)その分野の研究がほとんどないが、今後成長分野であることをアピールし、

 (3)だめおしとして、従来の手法や既存の学問では抜け落ちてしまうことをいう、

のがよいかと思います。

たとえば、「質問応答学」は、

 ・質問応答という分野はギリシャ哲学や仏教問答の時代からつづいてきたが、

  しかし最近、QAサイトの交流によって、あらたな展開がある。

 ・しかるに、この分野を徹底的に研究する動きはまだない。

 ・従来の哲学では、技術進化に裏付けられたQAの実態にはきりこめず、

  かといって、IT技術では、QA提示手法は探れても、その内容の分析はできない。

 ・よって、あらたな「質問応答学」を打ち立てたい。。。

 ・なお、ケーススタディ対象:英語によるQAサイト一覧は 

  http://q.hatena.ne.jp/1309361984 にあり。

id:matsunaga

ありがとうございます!(2)を分けて「動機」をまとめると、

1)対象がそれなりに広い

2)今までにない

3)今後の成長が見込める

4)既存の学問ではカバーできない

という点の説明が必要ということですね。かなり明確になってきました。

2011/07/01 16:16:42
id:seigaku No.4

回答回数33ベストアンサー獲得回数0

これは、結局、その論理の『新規性』と著作権が大きく影響します。

その論理の『新規性』は、その時点で公知(多くの皆に知られていない)

されていないことです。

つまり、誰もその論理をいった人が今までいないという『証』を立てるら

れれば古今東西、良いということです。

そのためには、できれば不特定多数に、その論理をお送りし、それが

いつ、どこで、どのように発表されたか、したかを立証するようにすることです。

できれば、何らかのメディアに掲載するのが良いでしょう。

もちろん、はがきも有効です(それは消し印がありますので)。

これは特許なども同様で、たとえ、すばらしいアイデアであって、それをご自分で

考えたとしても公知されているものはNG、特許となりません。

また、著作権というものがあり、これも誰も書いていないもの、書かれていない

もの、つまり、『その時点』で誰かの模倣で無いということをを立証できれば、

裁判でも勝てるでしょう。

もうひとつ、商標権がありますが、新しいネーミングの『○○学』などは登録商標を

とっておくことも有効です。それを受けることもできます。

これならば、宣言などは、せずともどなたも、対抗はできません。

お役に立ちましたでしょうか?

下記の販路コーディネータなら、いろいろ知っています。

http://www.hanro.jp/

id:matsunaga

まったく求めている回答ではありません。

「対抗」など求めていません。なぜ裁判とか特許とか商標の話になるのか、まったく理解できません。

一方で、アイデアそのものや単なる名称には著作権が発生しないのも既知の事柄です。

もしかして「○○学」という名称・概念を独占したいとでも勘違いされているのでしょうか?まったくそうではありません。

質問の趣旨をご理解ください。

2011/07/02 21:01:45
id:taddy_frog No.5

回答回数832ベストアンサー獲得回数83

http://mencheck.blog93.fc2.com/blog-entry-18.html

自画像心理分析を応用して、

アメーバピグのデザインで心理分析をする。


ぼく自身は、

男で女のピグを作る人は、

可愛く作ろうとして派手なパーツを多用して、

全体のバランスが崩れている事が多いように感じました。

id:matsunaga

???

2011/07/03 09:15:12
  • id:TAK_TAK
      純粋にそれが新しい「学」として受け入れられるための「学」そのものの説明として、どういう内容が必要か、具体的に挙げていただければ幸いです。



    ということでしたら、
    やはり社会に受け入れられるためのプロモーションでしょう。
    そのための学会活動であったりします。

    社会に受け入れられるならば、「○○学」と、言い張るだけでよくなるかもしれませんが
    しかし、そうなると、ある種の詐欺というか、インチキ商品なども、○○学の商品、ということになってしまいますが....



    後は、その”権威”の説得力を裏づけることなど です
  • id:matsunaga
    ですから、そのプロモーションで「述べるべき内容」をお尋ねしています。
    あるいは、説得力を裏付けるために必要な言説は何かということです。
    質問の趣旨をご理解ください。
  • id:matsunaga
    質問の趣旨がわかりにくいですか?どうも見当外れの回答やコメントが多いのですが。
  • id:Newswirl
    私の場合、"どういう説明をすることで「学」として受け入れられるようになったか"へのコメントなので、
    質問の趣旨には添えません。悪しからず。
     
    質問に対して余談を書き連ねておくと、先のコメントで察していただけるように
    受け入れられることが○○学確立の要件であり、
    「宣言」それ自体は○○学の確立の要件ではないので、
    条件の3番目以外の条件からなる宣言にたいしては、どんな宣言のあり方でも良いんじゃないかな?
    それこそ実例を挙げれば『波動学のすすめ』のように、本を出す「宣言」の仕方でも良いでしょう。
    3番目を満たす必要があるのであれば、自然科学であれば実験データと共に新しい計算方法を特許出願し、受理されれば○○学として確立します。
     
    私自身は社会科学の分野で講壇に何度かたつことがありますし、いくつかの発見を騙る論文と出会ってきました。
    経験則からいうと、そういった類の論文は最低でもA4用紙300枚以上は必要で、もちろんデータと注釈、引用元の開示とプレゼンテーションの能力が必要。
    論文やプレゼンの基礎が身についていて、それが自分なりの主張だと述べられるのであれば、それがより些細な発見であっても○○学と主張する権利ぐらい誰にでもある。
    あとは、隣接または対立する××学が下位に陥れるか排除に掛かってくるかの問題が後続するだけでは?
  • id:matsunaga
    うーん、ある学問分野を「確立」するというのではなくて、単に「こういう学問分野が想定できるんじゃないか」ということを主張する段階において、そのプレゼンに盛り込むべき内容は?ということなんですが。
    たとえば「波動学のすすめ」の内容/目次を分析すれば必要な内容は全部盛り込まれてますよ、ということであればそれでOKというレベルの質問です(「波動学のすすめ」は見てみたいと思います)。
    そもそも、その「○○学」が「○○学」というには弱いとか強いとか、それは既存の「○○学」でいいんじゃないのとか、いやいやここが違うとか、そういう次元での議論が最初に必要ですよね?その段階の話をお聞きしているのであって、その条件を満たした「○○学」を世の中に受け入れさせるためのストラテジーは、今回の質問には含まれない、次の段階の話で、いわばレイヤーが違うと認識しています。
    いや、ストラテジーだけが重要なのであって、「○○学」の定義その他はどうでもいいとおっしゃるのであればそれは話が違ってきますが……。


    「大学の教授によっては、既存の科目にも拘わらず○○学と名乗って講義する場合があります。」とのことですが、その場合、必ずシラバスなり最初の授業なりで「○○学というのはこういう学問で……△△学という既存の科目名を使わずにあえて○○学と名づけたのはこれこれこういう意味がある」という説明が絶対に入るはずですよね。その説明部分に必要な内容、あればよい内容を知りたい、ということなのです。
  • id:Newswirl
    >そもそも…中略
    3番目の条件をクリアしなくても良いのであれば、
    松永英明@ことのはさんの諸々の主張は学問創始学の宣言にたると思われます。
    ○○学なり学問創始学が隣接または対立する△△学との差別化を図るのは△△学やより広義の××学への配慮からくるものであり、○○学宣言には必要ではありません。
    より広義の○○学宣言は、少なくとも自分の中で○○学の定義ができていることのみが必要となります。
    極端な話、「自分の主張を述べること=宣言」なのです。
    そこに△△学や国民性への配慮等々がはいると必要なものが求められるのです。
    それが大学であれば先のようなストラテジー?になっていくのでしょう。
     
    ○○学それ自体は個々人の頭の中で無機質な定義がされていくものです。
    最初の講義で○○学はこういうもので△△学とはこのように違うと主張するのは
    教授の主観的ないしは間主観的な陳述であって、聴講者自身へ○○学の全貌を認識させるのは
    全ての講義日程が終了した日なのです。○○学宣言にあたる後者です。
    全ての講義日程を終了し、聴講者に自分の主張する○○学をすべてを語り終えて、
    聴講者が"○○学"を個々異なる理解で受け入れることでしょうが、そこで○○学宣言が果たされます。
    よりグレードの高い主張がしたいというのであれば、
    コミュニケーション能力や社会常識、スピーチや論述に関する様々な手法を駆使する能力等が必要ですし、差別化や統計的裏づけも必要でしょう。
    長文駄文失礼しました。

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