今だってほとんど全て川から取水していますが、、?
(東京は利根川、荒川、多摩川系)
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/antei/antei_04.html
(昭島市の一部などが地下水)
単に近代的な浄水場ができたとかその程度の違いです。
今でも、山間部は小規模水道(数十戸程度)で、簡易浄水の所も多いです。
(沢水を取水して業務用の浄水器に通すとか、)
川の水を消毒しないで、そのまま・・・
今でも上流の農村集落では使ってます。
水道が来ていないからです。
上流の水は綺麗だから十分に飲めます。
山の湧き水ってことです。
四国・四万十のミズとかブランドの名水にはペットボトル入りで現在売っているものも多数あります。
川の下流の場所でも、いわゆるホームレスみたいな・・・
だとすると、明治の末期まで飲んでいる方がいました。
http://item.rakuten.co.jp/onestep/635645/#635645
http://www.kan-tech.co.jp/kawa.htm
・・・というわけで、川の水は、今も飲んでいます。
違いは川から摂取した水のその後ですね。
川の上流に市街地が広がってくると生活排水の流入が多くなり、水質が飲用に適さなくなります。
有機物の流入から富栄養化が進み、大腸菌などで汚染され、河床にはヘドロが堆積します。
江戸時代には「三尺流れて水清し」とか言われてたんですが、水洗便所や洗濯の排水などが多くなると自然の自浄能力を超えてしまいます。
東京など昭和初期には既に危なかったようです。
うちの近所では昭和40年代まで大丈夫だったんですが、それ以降は大腸菌を検出するようになりました。
最近の家庭は浄化槽があってもかなりの量の有機物を排出するので、上流に小さな街があったら普通はそのままでは飲用できないようです。
下水道の普及と過疎化による人口の減少から川の水質は改善されつつあり、遊泳可能な川は増えていますが、飲用まで可能な川は現在でも少ないようです。
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