自分は今、小売業でサラリーマンとして働いていますが、サービス残業が日に日に多くなってきました。タイムカード式なのですが、以前でしたら、終業の1~2時間前程度のタイムカードの打刻でした。ですが、最近は、3~4時間前と、だんだんとサービス残業の時間が増えてきています。これは多いのでしょうか、少ないのでしょうか。
今現在は、世間的に厳しい経済状況なので、サービス残業は多くなっているだろうとは思うのですが、一体、自分はどの程度多いのか、少ないのか、参考までに知りたいと思っています。ご存知でしたら、教えて下さい。
2年前に公開されたシンクタンクのレポートです。
『サービス残業』の急増とその背景 -不況期だからこそワーク・ライフ・バランス-(2009.10.30 株式会社 東レ経営研究所)
【本研究レポートの概要】
1.「サービス残業」は2009年上半期に急増
サービス残業は、2000年代に入ってから減少傾向にあったが、2009年上半期に反転・急増している(対前年比10.6%のペースで増加)。
※ 労働時間をめぐる労働者の回答と企業の回答の差を「サービス残業」と定義。
2.「大企業」、「正社員」、「鉱業、飲食店・宿泊業、情報通信業」で特に増加
従業員規模別にみると、500人以上の大企業は対前年比31.9%と急増。雇用形態別にみると、正従業員は対前年比12.3%増。業種別にみると、鉱業、飲食店・宿泊業、情報通信業で増加。
3.サービス残業急増の背景には、従業員の「誤解」
会社がサービス残業をさせようという意図はなく「残業削減」を謳っても、業務の平準化・効率化に着手していない職場では、「仕事は減っても、一向に業務は減らない。会社が残業削減と言うのは賃金コストを節減したいのだろうから、サービス残業すればいいのだろう」と、従業員が誤解しやすい。
(以下略)
レポートの本文はPDFで公開されています。
http://www.tbr.co.jp/div_wlb/pdf/inf_003.pdf
(サービス残業のデータについてはP3~P5、利用統計及び計算方法についてはP10に記載されています。)
コメント(2件)
サービス残業自体、違法行為なので正確な形で表に出る事はありません。
一応、犯罪なのだから、捕まったのだけが表に出てきて、大多数のうやむやになっている部分は海の下です。
http://www.roudoukyoku.go.jp/news/2007/20071109-campaign/youkou.html
サービス残業急増という事自体も、サービス残業という行為が広く知れ渡り違法行為だという事が認識された結果とも思えます。
(俺が20代の頃なんて、時間外で割増になるなんて知らなかった)
近年はネットでそういう情報が広く行き渡りますが、暗黒時代は知らない人も多かったと思います。
東レ経営研究所って、、w
山口組直系の調査事務所に恐喝事件の実態を調べさせるようなもん。
>山口組直系の調査事務所に恐喝事件の実態を調べさせるようなもん。
これはどういう意味ですか?
企業系のシンクタンクに労働問題を語らせるなという事でしょうか?
(上記の例えは、東レ経営研究所に対する誹謗中傷に当たる可能性があります。 こういった例えはコメントと云えど不適切だと思いますが?)
それとレポートを作成したのは企業系のシンクタンクですが、用いているデータは政府発表の公式統計です。
データを歪曲して評価していない限り、レポートで公表している数値については客観的な情報であると考えますが…