夏休みの理科の自由研究のテーマを紫外線にしようと思ってます
実験の仕方などを教えて下さい
紫外線の存在は我々人間の目で直接見る事が出来ませんが、特殊なカメラで写す事ができます。
しかし、そんな高価な機器を使わなくても、「蛍光物質」や「夜行塗料=蓄光物質」などに当たると目に見える光を発するので、その存在が確認できます。
簡単な実験としては、紫外線を出すブラックライトや紫外線LEDを蛍光物質に当てる方法があります。蛍光物質により同じ波長の紫外線でも赤く光ったり、青く光ったりします。
また、逆に紫外線を当てる事により、対象物が蛍光を出すかの確認も出来ます。
どちらを目的にするかは質問者の好みです。
さて、紫外線源ですが、同じ物質でも波長によってよく光るものや、異なる色の可視光をだします。
370nmはお札やクレジットカードの隠しマークなどがよく分かります。
400nmは多くの蛍光インクをよく光らせます。それより長い青紫の光は花や草の特殊な部分を明るく光らせる事があります。
光源を手に入れる方法ですが、370nmは本格的な研究(例えばカビ、汚れの検出等)をするなら必要かもしれませんが高いです(インターネットで「紫外線LED」と検索すればメーカが分かります。)
400nmは100均などで、「シークレットペン」などの商品名で売っている所があります。
あと、有った方がいいと思うのは、直接紫外線は殆ど出しませんが、青、白、赤のペンダント形のLEDが100均などで売っています。これは、対象物の光り方の比較の為です。
もう一つ、紫外線カットフイルム、勿論目では透明のものです。これは光源の前にフィルタとして使い、影が出来れば紫外線あり、無ければ紫外線なしの判定に便利です。また目を紫外線から守るフィルタの役目もします。
紫外線で光るものとしてパソコン写真をプリントする、プリント用紙が有ります、普通他の可視光が強くて分かりにくいですが、上の紫外線カットフィルターを併用すれば、フィルターをつけないほうが、若干明るく光ります。(人間の顔を写した写真に紫外線を当てれば、白目部分が凄く光って見えます、怖いぞー)
参考になれば。
コメント(1件)
紫外線の実験をする時は、光源は絶対に直視しない事、また反射率の高い白い紙などの反射光も見ないようにする。出来れば紫外線カットゴーグルを付ける。(サングラスじゃないよ)
紫外線でよく光るもの、
漫画のカラー表紙、
白い服、
紙は漂白されたものは光る、されてないものは光らない、
町内の看板の内光るものがある、
虫の目(単眼)、節など
虫の体液
ある種のキノコ、カビ
手垢(指紋跡)、汚れ
尿素、ビタミンB、その他の化学物質に光るものがある。
植物の器官の一部(白色光べ見た時と全然違う色になるものもある)
何が光って、何が光らないかを調べるのも面白い。