私がグッとくる感動話は、「粋なもの」だということに気付きました。
いわば、単純・ベタ・王道、ということでしょうか。
人や動物が死にそうで云々という感じはまだ好きではありません。
企業がした粋な対応、学校の先生の粋な行動・言葉、裁判官が述べた粋な主文、などなど・・・、
こういう系は泣きます。
成人式の日に車掌さんが車内アナウンスで、
「終点です、お忘れ物の無いように。それから本日成人式を迎えられた皆様おめでとうございます。
これからまだまだ長い人生。辛いことも楽しいこともいろいろあるとは思いますが、素晴らしい人生になることを・・・云々」
と言う、などちょっとしたことでも、粋であれば構いません。
粋感がある感動エピソードを教えて下さい!!
http://www.geocities.jp/torabane/tv29.htm
>東京・世田谷区の東急田園都市線三軒茶屋駅で昨年4月、銀行員の男性が殴られ死亡した事件で、傷害致死罪に問われた当時18歳の少年2人の判決公判が19日、東京地裁で行われ、山室恵裁判長は求刑通り、それぞれ懲役3年以上5年以下の不定期刑とする実刑判決を言い渡した。
>裁判長は2人に対し、歌手、さだまさし(49)の曲「償い」を引用し、異例の説教。
(いちおう軍艦である)日本の自衛艦に、民間船が接触事故を起こしたときのこと。
接岸後「QE2」の機関長と一等航海士が船長のメッセージを持って「かしま」に謝りに来た。
応対に出たのは練習艦隊司令官海将補と「かしま」艦長上田勝恵一等海佐の二人。
「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。エリザベス女王陛下にキスされて光栄です」と相手の侘び事に上田艦長が答えた。
これは有名な話ですね。
とても良い例だと思います。
後のSF作家コードウェイナー・スミスことポール・M・A・ラインバーガー博士は中国を専門とする極東政治学者で心理戦争の権威でした。彼が陸軍省戦時情報局の将校だったころのお話です。
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/tenji/linebarger.html
「 朝鮮戦争で、ラインバーガーは、武器を捨てることを恥と考える中国軍兵士に対し、ある作戦を立案して、何千人もを投降させることに成功した。彼の作成した宣伝ビラには、兵士たちが投降するには、“愛” “義務” “人類” “徳” にあたる中国語をさけぶだけでよい、ということが説明してあった。これら四つの単語は、たまたまこの順序で発音されると、「わたしは降伏する(アイ・サレンダー)」という英語に聞こえるのだ。彼はこのことを、自分の生涯でなしとげた最も価値ある行動、と考えていた。」(p. 14)
i.e. 「愛則人徳 (Ai Ze Ren De)」
ジョン・J・ピアス「序文」. コードウェイナー・スミス(伊藤典夫, 浅倉久志訳)『鼠と竜のゲーム』早川書房, 1982.4.30 (ハヤカワ文庫SF . 人類補完機構), p. 7-19 より
小学生A「なぁなぁ、パン作ったことある?」
小学生B「あぁ、あるよ」
小学生A「うそ、あんの!!!?マジで~~!!?www」
小学生B「え、あるよ。この前お母さんと一緒に・・・」
小学生A「お母さんと一緒に?wwwwwwwww」
小学生B「え・・・うん・・・・???」
小学生A「お母さんと一緒に、パンツ食ったんだ!!!???」
小学生B「うわ~やられた~~~」
っていうことですかね。
こちらはどうでしょう?
http://nikadori.ti-da.net/e2813785.html
興南高校の選手と
保護者を乗せた
沖縄に向かう機内での出来事。
鹿児島上空を通過する際に、
機長から、
突然アナウンスが・・。
あと・・・
https://bs.benefit-one.co.jp/contents/cgi/episode/index04.html
確かに粋だとは思いますが、
飛行機という設定の時点でハードルが上がってしまうため、
私的には、こういう機内アナウンスをしたくらいではちょっと弱いなぁと思います。
弱いって何様なんだよって話なんですがw
電車ならアナウンスで良いですが、飛行機だともうちょっとグレードの高い粋が欲しかったです。
超ベタですが、"賢者の贈り物"O.ヘンリーです。
長ずるにつれ「結局、髪が伸びる妻の方が得なのでは?」とも思ってしまったのですが、もし妻が再び美しく豊かな髪を取り戻し櫛(髪飾り)を付けるとしたら、彼女自身のためだけではなく夫の真心に報いるためであるでしょう。
夫婦というから非常に大人だと思っていたのですが、まだ年若い夫婦であるので暮らし向きが良くなるにつれ手放した懐中時計を取り戻すことができるかもしれません。
また、流行の変遷に伴って若き頃の贈り物が時代にあったものではなくなってきても、
お互いを思いやる気持ちはそれぞれ美しい髪飾りと金鎖として残るのでしょう。
これもたまたま同じくO.ヘンリーですが"最後の一枚"です。
あの最後の葉が散る頃、私も死んでしまうだろうというあの話ですね。
原典では最後の一枚(一葉)を書き加えた画家は悪天候中に作画を続けたのがもとで
肺炎で無くなってしまうのですが、最後に描いた作品は芸術家として本懐を遂げた作品といえるのではないかと思います。
映像作品だと"汚れなき悪戯"でしょうか。
キリスト文化圏でさえもなぜ?と思ってしまうラストですが、
彼は真に愛され死ではなく天に召されたのだと思いました。
割と身近だとJRでも民鉄でも特急列車と航空機でも始発と終点ではあいさつがあるのですが、その日の天候や四季折々のことを短いアナウンスに少し混ぜてあるので始発or終点でよかったなと思う瞬間です。
これは映画を見たときとても感動しました。
豆とバラの恋よりもこっちに感動した覚えがあります。
私の中ではこっち系ジャンルの王道です!
エピソードではないですけど
「阪急電車」有川浩
という本はとてもおススメです
一つ一つの駅のドラマ(物語)が描かれていて
恋ばなや感動系です!
あぁ、これは読みました。
ほっこりしていい感じでした。
粋というよりは恋話系なイメージでしたね。
結婚式に行った花婿の元カノの話が一番粋でいい感じでした。
おばあさんがその女性に言う話しや、その女性がいじめられている小学生の女の子に言う言葉が割と粋な感じでした。
*シンディ・ローパー、怒りを一瞬で笑顔に:http://www.barks.jp/news/?id=1000068232
ブエノスアイレスの空港で足止めをくらい怒り狂う乗客たちを鎮めるため、その場に居合わせたシンディ・ローパーが「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」を即興で歌い、乗客たちの怒りを収め楽しませるというエピソードが話題となっている。
彼女が現地でどうだったかという動画も当該ページあります。
バッドハプニングで混乱していた人達が、彼女の機転でひとつ、良い思い出が出来たと思います。
交通機関のトラブルは辛いけれども、ちょっとうらやましいエピソードだなと思いました。
日韓ワールドカップ当時のデンマーク代表オルセン監督とトマソンのエピソードが好きです。
もっとも最近では事実ではなくフィクションであったということが明らかになってしまいましたが、感動エピソードという点では個人的にはポイントが高い話です。
いや~~~、いいですね。
とてもいいです。
ありがとうございます。
「法律では人の心を~云々」という下りが鉄板ながら大好きです。