お子様(あるいは生徒さん)が
「一国の総理大臣が堂々と嘘をついていいのか。」
とyoutubeの動画を持ってきたとします。
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo
あなた(親御さん・先生)ならどう答えますか?
私は倫理的、社会科的(選挙制度、代議制民主主義)
の見地からしても、非常に残念で説明ができません。
Please answer the question,
Today,Children show you a youtube video movie
that Prime Minister of Japan tells a lie in public.
In that case, what do you explain about it
to your children and students?
I am very ashamed, and shoked by the statements
he made even in a great disaster.
難しい質問ですね。
個人的な意見ですが、私なら何を信じるかは、本人に任せます。
テレビやインターネットにはたくさんのウソの情報があります。そのことをきちんと伝えることこそが、私たち大人の役目だと思います。
ビデオの中身についてではなく、まずこの事について説明し、しっかりと嘘を見抜ける人へと育てて下さいね。
こういう人間にだけはなるなと教えています。
一国の総理大臣が嘘をついたのではなく、嘘をつく人間が一国の総理大臣になってしまったのだ。とも
非常に残念です。
親の立場で書きます。
今、子供は中一ですが、小学校の高学年くらいのときに、似たようなことを聞いてきました。
そのときに、こんなことを話したはずです。
「誰もが考える正しいこと」と、いつもその通りに行動できるかどうか、っていうのは、また別の話で、
いろいろ難しいよね、という話をしたんじゃ無かったかな。
後、嘘をついてる政治家も良くないけど、その人を選んだのは、ぼくたちだから、
選んだ僕たちにも責任の一端がある、というような話を、ダラダラとしたような記憶があります。
友達や先生との付き合いや、考え方なんかが、ちょっと大人になりかけてたときだったので、
そういう話も通じた(のかな?)んじゃないかな、という気がします。
今だったら、授業で、選挙だとか三権分立とかも習ってるので、
まず、最初に、「ああいうのを選んだのはぼくたちだ」ってところから話をすると思います。
最近でも、子供の行動がきっかけで、親と先生が揉めてたり、みたいなことがあって、
「まあ、いろいろ、あるだわなー」というようなことを話したりしてます。
大人でも、きれいな答えが出せることじゃないので、子供が自分で考えることを
第一に考えて、話をしたいと思います。
# 「きちんと答えることから逃げた」とも、言うかも ><
夏休みの宿題と一緒で、できると思ったけど、計画通りできなかっただけで、初めから騙そうと思ったわけでなく、力及ばず、結果的に嘘を吐く形になってしまったというものだから、大目に見てあげればいいと思います。(^_^;
まぁ、「人の言うことはどんなに自信たっぷりでも、話半分に聞きましょう」ということで。これは、大人としての常識なので子供にも覚え習ってもらうべきことです。(^_^;
まぁ、理想と現実は食い違う結果になることが多いのが世の常ということで、大目に見てあげましょう。(^_^;
民主党には、できれば2期、最低でも1期は勤め上げてもらいたいものです。
いくつかのパターンで考えてみました。
1.嘘とは言えない。状況が変わってくると臨機応変に対応しなくてはならなくなる。自分が前に言ったことを覆さなくてはならない状況もある。その場、その場で適切な判断をすることが必要だ。
2.自分が言ったことは絶対守らなくてはいけない。ああいう大人になっちゃダメだ。
3.ああいう人を選んだのは国民の責任。大人になって、きちんと政治に参加できるように、勉強を頑張ろう。
こういうひとと友達になりたい?
と聞くでしょう。
選んだのは私たちです。
素直にごめんなさいといいましょう。
そして、もっと勉強しようといいます。
学校の勉強ももちろんですが、
世の中のことにもっと関心をもって一緒に話し合おうというでしょう。
家庭教師の頼まれごとをしていた際に、実際に似た様な質問をされる状況に
なったことがありますが、その時には、「様々な状況で、時には大人は
(時には倫理観を離れて)自分優位の戦略を使うこともある」と教えた上で、
「他人の真の目的を見抜ける大人になるように」と教えました。
嘘をつくというよりも、この場合、要は単に票が欲しかったのでしょう。
騙す方もひどいですが、騙される方にも少しは問題があります。
その他人の嘘の真の目的を読み取れるようになる能力も必要だと思うので、
口先の甘い言葉の先を読むように教えるには、苦いけれど良い教材もあります。
日本の政治だけでなく、海外の政治にも「スピンドクター」と呼ばれるような
広報を操作できるような方々がいて、その見事な手腕には圧倒される部分があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Spin_%28public_relations%29
今やヒーローは、生まれるものではなく、造り上げられるような部分があるのです。
人の言葉の真意をくみとめられないような大人にはなって欲しくないと思います。
「党に属する政治家はその党の掲げた公約に縛られる必要はない」
小泉純一郎「コイズム」
http://www6.plala.or.jp/Djehuti/337.htm
という考え方もあるようで。彼は実際に、国会答弁で
「約束を守れなかったのは大したことではない」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-01-25/13_02000.html
と述べたことでも有名です。そんな彼が未だに根強い人気を誇るのも、日本の政治文化ですね。
自分ならとりあえず、物事については、その「表層」でなく「本質」を眺めなさい、と。その上で、自分の信じることを貫くようにすれば人から信頼される人間になるだろうね、とアドバイスします。
計画を立てて、計画通りやろうと思ったけど、できなくて、結果的にこうやって嘘をついてしまったと思います。
偉い人だろうと嘘を言います。人間ですから。
でも、嘘をつくことはいけませんよね。
計画も、自分がやれると思うような内容にしてほしいですね。
しかも、その計画は国民に関わることですし。
「総理大臣だって、それなりに頑張っている。でも、大事な立場で嘘をついているよね。計画通りいかなかったと思うけど、こうやって嘘をつかず、できなかったならしっかり言って、ちゃんと計画通りやっていけるようになろう。」
こんな感じですかね。
こんにちは。
a-sunさんと違って私は政治経済に関心がなさすぎる気がしますが、
でも私にも聞かれる機会はそこそこありそうなので、回答します。
私だったら、嘘をついていいとか悪いとか、たぶん答えないです。
自分の中にあらかじめ答えがあるような問いじゃないから。
どうせどっちかの意見に決めて子どもに答えたところで、
どっかでボロが出てしまうに決まっています。
一貫性がないことは、したくありません。
私は親として子どもたちと向き合ったことがないので、
子どもをきちんと育てなきゃという観念があんまりありません。
だから、会話を通して、子どもの考えの手助けができたり、
あるいは単に話をして楽しかったりすればそれでOKだと考えます。
たぶん子どもは頭ごなしに「嘘はNG!」ってスタンスで来るでしょうから、
「そっか。嘘をつくのってそんなにだめかねぇ」
とか、私はとぼけるところから入ると思います。
きっと子どもは、嘘がどうしていけないのかを私に説くでしょう。
そのプロセスで、子どもの中では考えがまとまってくるはずです。
私はそれを手助けしたいです。
そして、それを手助けできさえすればもう十分です。
私ならこう答えます。
1.「嘘をつかない」と「約束を守る」は似てるけど別のこと。
2.嘘付きを良い事とは言わないが、何でも正直に言うことが正しいとは限らない。
目的や状況により嘘を付かねばならない時は誰しもきっとある。生涯嘘を一回も付かなかった人が居ればそれは、ものすごく恵まれた環境に居たかとんでもない冷血人間である。嘘付きを奨励はしないが、「嘘付かない」を最優先にしないこと。
3.約束は守らないと信用を無くす。ただし、約束を守れなかった人間を責めても何も得られない。約束を守らせる為にどうすれば良いかを考えないといけない。
4.1~3は立場とは関係ない。大臣でも小学生でも同じ。偉い人が言うから本当とか本に書いてあるから本当とは限らない。
5.信用できない人や政党を選んだのは国民。結局多数決で決まってしまう、それが代議制の弱点である。同時に利点でもあるが。
次のように答えます。
誰でも嘘をつく時があり、一生涯、嘘を一度もつかない人はいません。
嘘をついて良い時もあれば、悪い時もあります。
ただ、嘘をつくと、その嘘をごまかしたり、嘘を隠すための嘘をつかなくてはいけない場合が多くなります。
嘘をついていると誰からも信用されなくなり、社会の中で生きていく事が難しくなります。
結局、「嘘をつくと、その罰は自分に返ってくる。」ということです。
どれほど立派な人でも嘘をつく事があるけれど、嘘をつけばつくほど、その人の評価は下がり、後で苦しまなければいけなくなるので、出来るだけ嘘をつくのは止めましょう。
と答えます。
できないならすみませんでした!とやめるべき。
2012/01/26 00:30:00「信用」がないんですよね。
2012/01/26 13:01:32