数字になると、
現実的ではない計算(-2+5やy=axなど)が
入ってくるから名前が変わるのだと、
去年数字の先生が言ってました……。
本当かどうかは分かりませんがorz
でも確かにこれだと納得がいくので。
少しでも参考になれば嬉しいです^^;
目的がまったく違うからです
(1)算数
日常的に用いられる数に関する基礎知識を身につけることを目指します
・数の数え方
・足す引く掛け割るなどの基本的計算方法
・長さや重さ、面積や体積などの単位としての利用方法
算数の学力は同じ事を繰り返すことで身につくので、
何歳になってからでも計算ドリルなどで鍛えることができますし、
商売で毎日毎日お金の計算をしていても算数に強くなれます
(2)数学
「どうしてそんな計算するの?」といった具合に、
日常的に用いられている数や計算方法などの仕組みや理屈を学び、
より幅広く活用できるようになることを目指します
数学の学力は筋道立てて身につけてなければならないので、
つまづいたら、中一の教科書から見直すくらいのことが必要になります
だから、中学生になったら数学の復習だけでも必ず毎日行ったほうが良いです
(私は予習も復習も塾通いも一切しなかったので成績は常に真ん中へんでした。苦笑)
ハッキリ言って、
数学は大人になって忘れても日常生活におよそ支障はありません
しかしながら、筋道を立てて考えるという能力は数学分野だけにとどまらず、
たくさんの情報や、たくさんの人の意見を集めて、筋道を立ててまとめたり、
人に説明する文章を考えたりというほかの分野にもつながりますので、
数学は大事な科目と言えるでしょう
算数⇒数学の名称変更は、
新中学生の気分的な効果が大きいと思います。
数学と算数は、たしかに、違うものでしょう。
けれども、その境目は、あいまいです。
一昔前には、小学校で、負の数や一次方程式を学習していましたから・・・。
妙なたとえで恐縮ですが、
算数⇒数学の道のりは、
お弁当を楽しみにハイキングをしていたら、いつのまにか、頂上を極めることが目的の登山道を進んでいた
というようなものだと思います。
ですから、意識の切り替えを促すために、「これより登山道」という道しるべが必要なのです。
参考になれば嬉しいです
算数の場合、これからやる中学校での勉強の、
元となる事をやります。
数学の場合、算数でやった基礎知識を使い、
問題の証明をやっていきます。
私はお母さんにこういわれました^^
興味持ったので調べてみました。
株式会社NTO 井戸掘りのすすめ (愛媛県松山市) 算数と数学の違い
テレビで、小学生に、「どんな教科が好き?」と聞いていました。
小学生が、「算数」と答えていました。
「算数」という言葉になつかしい響きがしました。
大人になって、結婚して、そして子供を育てて、子供が小学生のうちは「算数」は身近なのですが、いつの間にやら「数学」と言うのがが当たり前になってしまいます。
今の日本では、中学校に上がると「算数」という科目は、「数学」と名前を変えます。
そして、それだけ高級に?なり、難しくなると思います。
だから中学校になって、数学が苦手になったとか、わからなくなったという人は、結構いるのではなかと思います。
単なる言葉だけでなく、小学校で習う「算数」と中学校からの「数学」の間には、大きな違いがあるのでしょうか?
あるとしたら、その違いって何なのでしょうか?
(1)「算数」と「数学」の違い
一般的な違いは、
① 「算数」は具体的で「数学」は抽象的
② 「算数」は現実的で「数学」は空想的
③ 「算数」は日常的で「数学」は非日常的
と言われています。
「数学」は、抽象的、空想的、非日常的な世界です。
よって、負の数(マイナス)を使ったり、平方根(ルート)を使ったりして、実際には存在していない世界を、存在するものとして扱っています。
例えば
「√2が無理数であることを証明せよ」の問題に対して
「√2を有理数とすると√2=a/b(a.bは整数)両辺を2乗して・・・・・・・・・・・・・・」
このような時、、どうやって証明するかが「数学」で、考え方を学びます。
証明の途中の計算が「算数」です。
計算は決まりごとですから覚えるしかありません。
上の証明などは考え方さえ理解していれば、全然違う問題でも逆を証明することで正解を導き出すことをできることを知ります。
ですから「数学」を学ぶためには「算数」が必要であります。
「算数」は、具体的、現実的、日常的な世界です。
よって、常に現実世界との対応が求められます。
高度な計算を必要とする問題であったとしても、あくまで、現実場面に応じた説明が可能です。
「算数」で求められていることは、四則計算の正確さと、単位・割合・面積といったものへの理解です。
それに対して、「数学」では計算の正確性というよりはむしろ、答えに行き着くまでの過程、すなわち「論理の正確性」が求められるのです。
これをまとめると「数学には証明があり、算数にはない」となるのでしょうか?
「算数」は、数を「使えるようにする」学問で、「数学」は、数を使って「調べる」学問だとも言えます。
(2)「算数」という語の由来
中国、前漢時代についての史書『漢書』律暦志に「數者一十百千萬也 所以算數事物 順性命之理也」とあります。
次に紀元前1世紀の『周髀算經』が知られています。
また1983年12月 - 1984年1月にかけて湖北省江陵県(現荊州市荊州区)にある前漢時代の張家山西漢墓の発掘調査から竹簡『算數書』が発見されています。
その内容は乗法などの問題集で後の『九章算術』に影響したのではないかと推測されています。
よって「算数」はこの時代に使用が広まったものと推測されています。
すなわち、「算数」、「算術」、「数学」の用語のうち、現在見つかっている最古の語は「算数」です。
日本における教科名としては、それまでの「算術」に代わって1941年より用いられています。
なお、中国では現在、「算数」とは「数学」の源流的なものを指しています。
また、数にはかかせないものとしてそろばんがあります。
そろばんは、室町時代末頃に、中国より日本へ伝わったと言われています。
古代中国では、数を数えることを「算」といい、数を数える「盤」という意味で「算盤」となりました。
算盤を「そろばん」と読むのは、唐音の「ソワンパン」が訛ったとする説が有力とされ、琉球語の「スヌパン」や「スルバン」、「走盤(そうばん)」からといった説もあります。
そろばんは、当て字で「十露盤」とも書かれますが、昔は「三羅盤」や「曾呂盤」など50種以上の当て字が使われていました。
(3)「数学」という語の由来
「数学」'mathematics'という単語はギリシア語のμάθημαに由来します。
μάθημαの字義は「学科」ですが、これを数学的諸科目だけに使うようになったのはピタゴラス学派(BC580~BC500頃)からです。
ピタゴラスとその弟子たちは算術・幾何学・天文学・音楽を研究していて、それらをμάθημα と呼んだと思われています。
当時は「数学」も「物理学」も同じ1つの学問であり、物理的な自然観察と厳密な数学的論理展開は共に科学を発展させるために必要なものであったみたいです。
英語等のヨーロッパ語で用いられている数学用語にはギリシャ語に起源を持つものが多くあります。
mathematics「数学」だけでなく、geometry「幾何学」の geo は地球、土地の意味を持ち、metry は測定の意味を持っています。
arithmetic「算術」もギリシャ語起源です。
また,topology「トポロジー」は場所を意味するギリシャ語の topos に由来しています。
その一方で次のような意見もありました。
シリーズ・算数・数学の教え方
算数と数学の違い 中学1~2 年内容
http://www.hamadajuku.com/column/teach/tex/suugaku.pdf
1 内容に厳密な違いはない
「算数と数学は何が違うのか」というのはよく聞
かれる問いですが、これに対して決まった答えは
ないようです。いろいろな説は聞きますが、「これ
だ!」という決定的な答えは聞いたことがありませ
ん。そもそも内容の違いで算数と数学を区別しよ
うというのが無理なのではないでしょうか。現に、
指導要領が改訂されるたびに算数の内容が数学に
上がったり、数学の内容が算数に下りたりしている
のですから。算数、数学というのは内容を区分した
ものではなく、単なる学習段階の区分だというこ
とです。問うのであれば、なぜ数学は小学と中学で
名前を変えることになったのかと問うのが本当で
しょう。
しかし、「算数と数学は何が違うのか」に答えな
ければならないのも事実です。なぜなら生徒が問
うからです。また教師も「ただの算数の続きです」
というのではなく、「さぁ、新しいことが始まるぞ
~」と言って生徒をフレッシュな気持ちにさせたい
ので、算数と数学は違うと言いたいのです。私も生
徒に問われたら、「算数は技だけど、数学は学問だ」
と言っています。確かに数学は学問の名前ですが、
教科としての数学はやはり技であることに変わり
はないので、本当はごまかしているのですが。
*** 以下、略 ***
ご参考になれば幸いです。
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