なぜ 酒類卸売業免許は取得をきびしくする必要があるのでしょうか?


かなり参入がきびしいときいています。その必要はどこから来るのでしょうか

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  • 終了:2012/02/25 11:00:06

回答2件)

id:windofjuly No.1

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酒類卸売業免許が酒税法の範疇であることからも、
その主目的が税の回収に関係することは分かりやすいと思います
http://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/sake.htm

税を回収する側の立場で考えてみると、もっと分かりやすいと思います
・数は必要数だけのほうが管理しやすい
・簡単に経営破たんしてしまったりするようでは税の回収が難しくなる
・暴力団などが経営していても同様に税の回収が難しくなる

税以外の面では、
卸が不正(保管が不味いとか、水で薄めるとか・・・)を行うと、
その影響範囲は計り知れないというようなものもあるでしょうけど、
何を言おうともそれらは建前であって、本音は税の回収につきると思います

id:sibatasystem

ご回答ありがとうございます。今度、社屋の建て替えで移転が決まっていますが、移転先での免許の取得がかなり難しそうなのです。
いろいろとしらべていますが、新たに移転先の住所で免許申請しても不可能に近いと担当者がいっていました。
現在のお客様に変更はありませんが、当方の移転で免許が下りないということで受発注業務の人や場所は現在地での営業はそのまま継続しつづけるしかないのでしょうか

2012/02/20 10:22:37
id:hits No.2

回答回数39ベストアンサー獲得回数6

もともとは税務関連目的での規制ですが、
それに加えて、過当競争を抑制することが現在の目的だといえます。

酒税は高率の税金が製造業者に課せられており、販売価格に酒税部分が転嫁されており、かなりの割合を酒税の部分が占めています。
ですからもともと、値下げ競争が起こりにくい商品です。

飲食店での酒類提供はもともとの相場が高い(人件費・賃料等をまかなうために値段が高い)ですから価格競争が起こっていますが、
卸売業や小売業では、酒の値下げ競争はほとんど不可能に近いでしょう。

見かけ上の販売価格は高いように見えて、実際の利益率は意外と小さいのです。

現在は小売業でも、酒専門のいわゆる酒屋は減っており、スーパーやコンビニなどが売るように変わっているでしょう。

卸売業もやはり競争が激しく、経営が困難な状況です。

既存の業者の経営を維持させるためには競争を抑制する実際的な必要があります。
容易に倒産されては、社会的に混乱します。

とりわけ酒類というのは、健康上や治安上の問題がからんできますから、
卸売業者の扱うロット数が大きいことも考えてみれば、
政策的に、倒産しにくい環境にしておきたいわけです。

id:sibatasystem

御回答ありがとうございます。当方の社屋の建て替えで移転が決まっていますが、移転先での免許取得が困難だということで困っています。
最悪、現在地で受発注要員をのこしそこで営業するしかないかと思っています。お客様は変わりませんが、当方が移転することで、酒類の卸業務は、社員をそこに残し営業を続けるしかないと言うことでしょうか。

2012/02/20 10:29:26

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