評論と小説でも異なりますので、たとえばの話ですが、主語と述語を重点的に追うというのがあると思います。なにが、どうなった、ということをつかんでいくというものですね。また、接続詞に着目するというのもありますね。「そして」「したがって」などの順接の接続詞があれば、話の方向性は変わらないことが多く、「しかし」「それなのに」などの逆接の接続詞があれば、話の方向性、展開は変わっていくことがほとんどです。主語の変化を見逃さないということと、展開が変わる逆接の接続詞を見逃さないということが特に重要だと思います。テクニックというほどのものではないかもしれませんが、ご参考まで。
死ぬまでに一冊でも多くの良書に出会いたいものです
2012/05/14 09:04:52