アマゾンのロングテール現象について書きたいと思いますが、アマゾンで下位80%の商品が全体の売り上げに占める割合を知らせていただきたいと思います。
また、近年のアマゾンの売り上げ高も知らせて下さい。
この書籍の情報によると
「売れない8割」すなわち「ロングテール(長い尾)」が、「売れる2割」を超える売上をもたらす。
と、あり、下位80%が売上の50%以上を占めていると推定されています。
但し、レビュー記事でも触れられていますが、
『ウェブ進化論』を読む事で、著者がいかに誤った認識で「ロングテール」を用いているのかが分かる。
例えば、Amazonの「売れない80%」の売り上げ比率が過半を超えるというのは、後に「三分の一」の誤りであったと「ロングテール」の提唱者が自ら訂正しており、「ロングテール」はネットビジネスでしか成立しえない事を言っている。
実際には1/3程度であったと、訂正された模様です。記述の内容を見るにおそらくクリス・アン
ダーソン自身が訂正した模様。詳しくは
を読んでみてください。
探していたら同じ題材で論文を書いた人の論文そのものが引っかかりました。
http://open.shonan.bunkyo.ac.jp/~hatakama/zemi/mizusima.pdf
二年前の学士論文(?)のようなのでそれほど内容は濃くはありませんが参考程度にはなるでしょう。この中では下位80%の商品群の売上を50%と見積もっています。(数少ない参考文献にWikipediaが載っているレベルの論文なのであくまで内容も参考程度に)
>>また、近年のアマゾンの売り上げ高も知らせて下さい。
Amazon.comの売上は随時公表されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120427/393987/
プレスリリースはこちら
現地時間2012年4月26日に発表した同年第1四半期(1~3月期)の決算は、売上高が131億8500万ドル
第二四半期見込みは「119億~133億ドル」とされているので通期で見ると450~550億ドルペースでしょうか。
(日本法人単体としては非公表、約1500億円と推定(2007年12月期)
本当助かりました。詳しい回答ありがとうございます。
2012/07/13 19:39:33実は今web進化論を手にとっているのですが、105pに、アンダーソンが2005年に訂正した、という記述がありますね。(ロングテール部分を80%とは明記してないですが)
2012/07/13 20:06:53