忠臣蔵の吉良邸に討ち入った際に赤穂側が使っていた合い言葉ですが、
映画やドラマでは『山』・『川』以外の語句を使っているのをきいたことがありません。
質問文のある「山=川」以外の対になる合言葉が、演劇や映画ドラマ・小説などで使われたケースは殆ど無い様ですね。
ただ、「忠臣蔵」を題材にして作られた「仮名手本忠臣蔵」では「山=川」の代わりに「天=川(河)」が用いられています。
(十段目・天川屋見世の場)
「仮名手本忠臣蔵」十段目(歌舞伎見物のお供)
由良之助、義兵衛を討ち入りに同道できなくて残念だが、「天河屋」の名前を合言葉に使う、と言います。
史実では合言葉は「山」「川」ですが、だからお芝居では合い言葉は「天」「河」です(こっちのほうが敵に当てられなさそうです)。
感激する義兵衛。
そんなかんじで勇ましくみなさん出発です。がんばるぞ。
(注・上記のサイトでは「天河屋」と表記されていますが、他のサイトでの表記は「天川屋」です。 ただし、
「仮名手本忠臣蔵」テキストデータベース・宇部フロンティア大学には、十段目を「天河屋の段」と表記していますので、「天河屋」でも間違えでは無い様です。)
実際に人形浄瑠璃(文楽)で十段目が演じられている場面がYoutubeにアップされていますので、ご確認下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=6XLt4_5TCoY&t=09m50s
(文楽 「仮名手本忠臣蔵」 十段目 2・合言葉の場面は10分辺り)
おれおれ詐欺にご用心
「母さん、おれだよ、おれおれ」
「なんだと? そんなら合言葉を云ってみろ、そら“山”だぞ」
「えーと、“川”だろ」
「バーカ、うちは“山と谷”だで」
「ごめん、もう一回チャンスをくれ」
「よーし、こんどは“海”でどうだ」」
「うーん、“山”かな」
「バーカ、うちは“海と川”だで」
「まいった、あーばよ」
家族間で合い言葉を決めておくのは良いことですね。
質問文のある「山=川」以外の対になる合言葉が、演劇や映画ドラマ・小説などで使われたケースは殆ど無い様ですね。
ただ、「忠臣蔵」を題材にして作られた「仮名手本忠臣蔵」では「山=川」の代わりに「天=川(河)」が用いられています。
(十段目・天川屋見世の場)
「仮名手本忠臣蔵」十段目(歌舞伎見物のお供)
由良之助、義兵衛を討ち入りに同道できなくて残念だが、「天河屋」の名前を合言葉に使う、と言います。
史実では合言葉は「山」「川」ですが、だからお芝居では合い言葉は「天」「河」です(こっちのほうが敵に当てられなさそうです)。
感激する義兵衛。
そんなかんじで勇ましくみなさん出発です。がんばるぞ。
(注・上記のサイトでは「天河屋」と表記されていますが、他のサイトでの表記は「天川屋」です。 ただし、
「仮名手本忠臣蔵」テキストデータベース・宇部フロンティア大学には、十段目を「天河屋の段」と表記していますので、「天河屋」でも間違えでは無い様です。)
実際に人形浄瑠璃(文楽)で十段目が演じられている場面がYoutubeにアップされていますので、ご確認下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=6XLt4_5TCoY&t=09m50s
(文楽 「仮名手本忠臣蔵」 十段目 2・合言葉の場面は10分辺り)
こんなに詳しく回答を書いて下さいましてありがとうございます。
山・川以外には天・川があるのですね。
しかし、天・川は山・川(河)の代用と考えますと、
それら以外の合い言葉はないわけですね。
長年のもやもやとした気持ちがこれですっきりしました。
こんなに詳しく回答を書いて下さいましてありがとうございます。
2012/08/02 16:28:10山・川以外には天・川があるのですね。
しかし、天・川は山・川(河)の代用と考えますと、
それら以外の合い言葉はないわけですね。
長年のもやもやとした気持ちがこれですっきりしました。