「スマイルプリキュア！」第31話の感想をお願いします。9/16放送の「ロイヤルクロックとキャンディの秘密！！」についてです。

「かんそーもいいけど、おかしたべたいまる」
誰だかわかんないけどウルトラハッピー☆（あれ）

スマイルプリキュア！第３１話の感想です。
・冒頭からいきなりバッドエンド。こういう演出はプリキュアでは珍しいですね。夢なのか、後に実現する未来なのか、説明もないままに入ったＯＰは妙に後味が悪いです。
・クッキーを分け合ってみんなで食べるととっても美味しい。一人で食べれば量は独り占めできますけど、味は何人で食べても変わらないので、みんなで食べた方が何倍も美味しくなりますよね。これが後に“なまけ玉”脱出の鍵にもなりますし。
・ポップ登場。相変わらずみゆきに突っ込む絵本とポップに突っ込むキャンディ。ぶほってなるポップもなんだかもうお馴染みです。
・じわじわと幹部をいびるジョーカー。初登場時なんかは、凄い下手に出ていて機嫌をとっていたように見えたのに、いつの間にか司令塔ですね。存在が消されるという脅し混じりにウルフルン達をけしかけます。
・例の黒っ鼻はレインボーバースト封じのものでした。闇の黒い絵の具。ってあの絵の具でしょうか。それで解決できたのなら、もっと早くできたような…。そして、ピエーロ様でも効果抜群だったレインボーバースト対策の黒っ鼻の強さ、それはアカンベェと一体化して攻める戦法でした。砂漠の使徒もそんな事してたような……。
・ハイパーアカンベェは、一体化した幹部の特徴（ウルフルンは耳と尻尾でｶﾜﾕｽ）が出るっぽいので、残り二人も楽しみです。そして、アカンベェの中で生き生きと動くマジョリーナが見れるのかな？（謎の期待）
・一方、キャンディとプリキュアの更なる力という大雑把な鍵が必要なロイヤルクロック。ジョーカーは早速キャンディを幽閉してクロックの力を封じます。
・キャンディが体験した“なまけ玉”なるバッドエンド世界ですが、要するにやりたい事は誰にも止められず、ルールに縛られない、それでいて不自由しない夢の空間みたいですね。
・それを理想・楽園とするか、怠惰・堕落とするか。私は難しい線引きのような気がします。本作では、努力をしなければ、逃げずに前に進まなければ、本当に楽しく笑う事はできないと言っていました。スマイルプリキュアのテーマは勿論「笑顔」ですが、笑顔にも色々ありますし難しいトコロです。ジョーカーというキャラクターも、常に不気味な「笑顔」を宿しているので、「笑顔」としてはそういう悪い笑顔の象徴なのかもしれませんね。
・何より、自分だけじゃなくて、みんなが笑っていられる世界のために、キャンディはその力を覚醒させ、黒っ鼻の絵の具を剥がします。ここらへんの補足は、秘密に気づいたであろうポップの説明待ちですね。あの鳥の姿はノイズ様のトラウマががが。
・最後は久しぶりの気合い十分ハッピーシャワーで浄化。ウルフルンは黒っ鼻を動かした反動を受けたり、デコルデコールに新たな収納スペースが発覚したりと発見も多かったです。
・新たな力も宿して、これにてハッピーエンド。とはいかないところが今回の注目点。４人を連れ去られてしまったＢパート終わりは、まさに３１話がバッドエンドである事を物語っていますね。

・次回も色々考えさせられそうです。

こちらに感想を置いておきますのでどうぞ。