井戸水(深井戸)
↓
50リットルのステンレス製活性炭浄水器
↓
6段階、Reverse Osmosis (逆浸透膜)ブースターポンプ付き浄水器
フィルターは全てNSF認定フィルター
-5マイクロン プレフィルター
-カーボンブロック
-カーボンブロック
-レーシン(Cation Resin)
-メンブレン(Filmtec)
-ポストカーボン
原水(井戸水)のTDSは250PPM
生産水のTDSは25PPM
どうしてもTDSを1桁台に落としたく、以下のことを試しました。
1、低品質のフィルターを、NSF認定フィルターに全て交換 = TDSに変化なし
2、RO4段階目のResinフィルターを追加 = TDSに変化なし
3、メンブレンからの排水を7割から8割に増やす = TDSに変化なし
どうすればTDSを1桁台まで下げることができるでしょうか?
Resinを追加した時は、効果を期待したのですがダメでした。
まず井戸水を塩素で消毒すれば、TDSは下がるのでしょうか?
50リットル、ステンレス製活性炭タンクの前にプレセディメントフィルターを加える?
どうしてもTDSの値を下げたいのです。
TDSを下げるアイディアがあれば、是非教えてください。
基本的な知見の羅列になりますが・・・
ご質問のレベル(微量分析)で確かな測定値を得たい場合、自分ならまず前提条件として以下を気にします。
・水質計のスペック(精度)が十分か
・水質計の校正はきちんとなされていて、十分な性能が保証されているか
・水質計自体が汚染されていないか
→まずは市販の超純粋など、水質の保証されているサンプルを用いて水質計の性能チェックを行うべきでしょう。
また、活性炭など吸着系のフィルターについては、できるだけ長い時間水に接触させることで吸着量を上げることができます。
フィルターを通過させる水の流速はなるべくゆっくりがいいと思います。
また最初の活性炭浄水器の性能は十分でしょうか。
逆浸透膜以前のフィルタの不純物除去能力がよくわからないのですが、
逆浸透浄水器に対して純水未満の水質の水を通してしまうと、
逆浸透膜が一気に性能低下してしまう危険があります。
また活性炭も寿命がありますので、活性炭浄水器の性能をきちんとチェックすることが重要です。
水は水質が上がる(不純物が少ない)ほど、周囲の物を溶かしやすくなります。
例えば普通、金属の容器に超純水を入れることはしません。
超純粋が金属をよく溶かすため、金属容器が腐食してしまうからです。(当然水質も下がります)
そのため通常の超純粋はプラスチックの容器で保管したり、配達されたりします。
フィルタリングより簡単に水質を上げる方法として、蒸留があります。
フィルタリングの後に、蒸留ユニットを仕込めばもう少し水質が上がるかもしれません。
(ただし気をつけないと、設備が大きくなる分、逆に汚染の危険も上がります)
余談ですが、ICP(元素分析の一種)のような超微量化学分析を行うときなどは、
使用するガラス容器は硝酸で数日間煮込むなど、徹底的な洗浄を行います。
本気で綺麗な容器を用意しようと思うと、それくらい気を使う必用があるんですね・・・。
高性能の浄水設備は頻繁な整備や維持費の問題もあります。
そこまでするんであれば、自分としては超純水を通販するなどしたほうがお手軽かと思います。
基本的な知見の羅列になりますが・・・
ご質問のレベル(微量分析)で確かな測定値を得たい場合、自分ならまず前提条件として以下を気にします。
・水質計のスペック(精度)が十分か
・水質計の校正はきちんとなされていて、十分な性能が保証されているか
・水質計自体が汚染されていないか
→まずは市販の超純粋など、水質の保証されているサンプルを用いて水質計の性能チェックを行うべきでしょう。
また、活性炭など吸着系のフィルターについては、できるだけ長い時間水に接触させることで吸着量を上げることができます。
フィルターを通過させる水の流速はなるべくゆっくりがいいと思います。
また最初の活性炭浄水器の性能は十分でしょうか。
逆浸透膜以前のフィルタの不純物除去能力がよくわからないのですが、
逆浸透浄水器に対して純水未満の水質の水を通してしまうと、
逆浸透膜が一気に性能低下してしまう危険があります。
また活性炭も寿命がありますので、活性炭浄水器の性能をきちんとチェックすることが重要です。
水は水質が上がる(不純物が少ない)ほど、周囲の物を溶かしやすくなります。
例えば普通、金属の容器に超純水を入れることはしません。
超純粋が金属をよく溶かすため、金属容器が腐食してしまうからです。(当然水質も下がります)
そのため通常の超純粋はプラスチックの容器で保管したり、配達されたりします。
フィルタリングより簡単に水質を上げる方法として、蒸留があります。
フィルタリングの後に、蒸留ユニットを仕込めばもう少し水質が上がるかもしれません。
(ただし気をつけないと、設備が大きくなる分、逆に汚染の危険も上がります)
余談ですが、ICP(元素分析の一種)のような超微量化学分析を行うときなどは、
使用するガラス容器は硝酸で数日間煮込むなど、徹底的な洗浄を行います。
本気で綺麗な容器を用意しようと思うと、それくらい気を使う必用があるんですね・・・。
高性能の浄水設備は頻繁な整備や維持費の問題もあります。
そこまでするんであれば、自分としては超純水を通販するなどしたほうがお手軽かと思います。
回答ありがとうございます。
レーシン(Cation Resin)
があるので、陽イオンは除けると思いますが、
陰イオンを除くために、
レーシン(Anion Resin)OH-タイプ
を入れると良いと思います。
また、Cation Resinのタイプは何でしょうか?
Naタイプなどですと、TDSは下がりませんので、H+タイプをお勧めします。
回答ありがとうございます。
2012/12/29 15:33:22