現在日本の性比は概ね男51%:女49%です。
この場合、子供が2人の場合、
「2人とも男・男の確率」は、「統計学的には」0.51の二乗で26.01%になります。
「2人とも女・女の確率」は、0,49の二乗で24.01%になります。
よって「1人が男・1人が女」の確率は、49.98%となります。
しかし、自分の周囲を見ると、どうも「男・男」のファミリーが26.01%以上いるように見えますし、
「女・女」のファミリーも、24.01%以上いるように見えます。
逆に言えば「男・女」ファミリーは、49.98%より少ないように見えます。
(性別的にどっちかに偏ったファミリーの方が、多いような気がします)
⇒実際の国勢調査、住民基本台帳等のデータでは、「男・男」比率、「女・女」比率は、
「統計学、ありうべき数値」より、高いのでしょうか?同じなのでしょうか?低いのでしょうか?
そしてそれは「有意な差」が認められるのでしょうか?
アメリカの調査ですが、どうやら統計的に有意な差はないようです。Table 2, 3および conclusionなど。
http://www.isds.duke.edu/~dalene/chance/chanceweb/144.rodgers.pdf
閑話休題 ~ 微差は累積しない ~
統計学・確率論・論理術の立場に、三者三様の可能性があるでしょう。
統計は乳児死亡率、確率は地域的偏差、論理上は社会心理学などが、
「有意差」を生みだすと考えられます。
わたしの同期生で、むかし「慶応と早稲田の両方に受かって、競争率
の高かった早稲田の文学部を選んだ」と云っていた才媛が、数十年後に
「一族が慶応だったので、反発して早稲田を選んだ」と変節したのです。
しかるに本人の名は「慶」の字を含むので、他人には論旨不可解です。
かくのごとく、高い知能をもつ学者でも、実際の言説は矛盾に満ちて
いるので、とてものことに、その学説を信じる気にはなれません。
…… 誕生日と命日の日付が一致することを、イギリスの作家、アンソ
ニー・バージェス (1917~) は「無害な魔術」と表現しているが、この
現象は生没月日を収集して[ 365.25² = 133407.5625 人]に達すれば、
どの日付にも出現する。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19920423 四月二十三日の忌譚
Burgess, Anthony 19170215 England 19931122 76 /
…… 老人は、自分の経験こそが一般論だと思いこみ(帰納法)、若者
は、一般論をもとに他人の言動を評価する傾向(演繹法)があります。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7326218.html (No.4 20120226)
…… 人類は21世紀に入って、染色体に突然変異を起こしはじめた。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20060202
猿の去勢 ~ 風説ないちんガール伝 ~
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>「2人とも男・男の確率」は、「統計学的には」0.51の二乗で26.01%になります。
>「2人とも女・女の確率」は、0,49の二乗で24.01%になります。
>よって「1人が男・1人が女」の確率は、49.98%となります。
夫婦という1つのサンプルをみると、厳密に統計通りでないわけです。
それは、その夫婦においては、
・男の子が生まれてくる確率
・女の子が生まれてくる確率
が統計と一致しないんです。
統計的にはありえない感じがするけど
昔のように子供が多いサンプルで調べれば
女ばかりになったり、男ばかりになったりするのは容易に観測可能だと思います。
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>⇒実際の国勢調査、住民基本台帳等のデータでは、「男・男」比率、「女・女」比率は、
>「統計学、ありうべき数値」より、高いのでしょうか?同じなのでしょうか?低いのでしょうか?
・有意差を認められない
・ほぼ同じ
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周りと統計結果が一致しないように見える問題
サイコロの目が偶数か奇数かは1/2です。
しかし、10回とか比較的数が少ない回数投げた場合は
1/2とかにならず、かなりばらつきがあります。
不正の少ない?ラスベガスでも、偶数が続くとかそういうのもざらにあります。
しかし1000回とかそういう単位になると1/2に近づきます。
質問の身近な人の結果は、数が少なすぎるのでは?
コメント(1件)
少し前までは女が欲しいって夫婦が多かった。
最近では稼いでくれる男が欲しいかな?