リンゴそのものは普通名詞だとは知っているのですが
リンゴの種類(富士や津軽など…)はその種類の個数がたくさんあるので普通名詞なのですか?
それとも種類が固有なので固有名詞なのですか?
見つけた方がいればできるだけ早く教えてください><
こういうブランド名は、英語の場合は固有名詞とみなされるようです。たとえば、ウィキペディア英語版のFuji (apple)の項目(*1)では、
the popularity of Fuji apples というように大文字はじまりです。
(*1)http://en.wikipedia.org/wiki/Fuji_(apple)
品種名としては普通名詞ですが、ブランド名としては固有名詞、というあたりではないでしょうか。
固有名詞は、紀伊國屋書店の『現代英語文法大学編』(isbn:4314007060) によれば、「唯一対象を指示するもの」と明快に定義されています。
この定義に従えば、「ふじ」という種類のリンゴが複数あれば、それは普通名詞になります。
たとえば、「ふじ」の沢山入った箱の中から「このふじ」「そのふじ」と言う具合に、限定詞つきで1つ1つのりんごを呼ぶことができるようなものは、普通名詞になります。
同時に、「ふじ」というブランドは、リンゴについては唯一であり、他に「ふじ」という名前のブランドがあったとしてもそれは偶然の一致にすぎない(*1)ので、ブランド名としては固有名詞になります。
(*1)例えば「木村太郎」さんが複数いたとしても、それぞれの木村太郎さんの間には何の関係もない、というのと同じ理屈です。
「ふじ」が英語で書いたときに大文字で始まるのは、このブランド名としての固有名詞に引きづられているから、だと思われます。
なるほど…固有名詞だったのですね!
2013/02/07 22:59:53こういうのを応用してみようと思います
回答ありがとうございました