中学生のサッカーチームがラインを高くしすぎて,力が拮抗する場合は前からプレッシャーをかけて点を取ってこれるのですが,ポゼッションの上手なチームにグランドを広く使われると,ディフェンスが機能せずに打開され大量失点してしまいます。
このような状態の時に,教える順番として,どのようなことを順に教えていきながら安定感のあるチームにしていけるのでしょうか。
また,ディフェンス面でFWやMFなどがやってはいけない優先順位の高い事柄などはあるでしょうか。
単純にラインだけを下げてしまっても.バイタルが増えてしまいあまり良くないような気がしますし,4-4-2のFWのディフェンス時のボールの追い込み方も今ひとつ徹底できていません。
ディフェンスラインの押し上げはできているものの、ボールポゼッションの高いチームと対戦すると、裏のスペースへのパス、前線の選手のドリブルで崩されるということでしょうか。
もし、戦術そのものより守備技術の問題なのであれば細かな習慣を徹底することが大切かと思います。コーチングはしっかり声が出ているか、パスコースを少しでも少なくするよう前線がプレスできているか、裏のスペースにパスを通される場合は相手FWの位置を最終ラインでチェックすることができているか、「まず遅らせて→囲む」というような方法が徹底できているかなどチェックするポイントだと思います。
指導に関しては、口うるさく言うことよりも、試合中などに上記のポイントでうまい働きができていた選手に対して「○○、まずはきちんと遅らせるということが練習通りやれていたな。あれで、周囲はかなり助かっていたぞ」など、気づきやすいようにフィードバックしてあげるとやる気も上がってくるかと思います。
プレイヤーでの経験しかありませんが。
DF 以外の状況はよく分かりませんが、ラインを高めにしたときに失点が多いと感じているのであれば、ラインがきちんと作れていないのだと思います。
結局、ラインを上げているのに、オフサイドが取れずに、突破されて失点につながるということだと思うので、まずはラインを上げるときに、きちんと一列になって上がれるような練習をすべきだと思います。
ラインを上げる際に、合図を出しているプレイヤーが決まっていない、もしくは、他のプレイヤーが自分の判断でラインを上げているのではないかという気がします。
オフサイドが取れないのではなく、ドリブルで突破されちゃうんですね。
実際に目にしたわけじゃないから分かりませんが、プレスをしているというようりは、ボールを取りに突っ込んで行ってるだけなんじゃないでしょうか。
MFも攻めたい気持ちが出過ぎて中盤にスペースができてしまうからDFが上がり気味になって後ろに大きくスペースを空けてしまう結果につながっているような気がします。
どのようなチームを目指しているかにもよりますがプレスのかけ方を練習するしかないと思います。
運動量も含めてすぐに効果が出るとは思えないので、相手に応じてDFの枚数を増やして、やや引き気味で戦う方法に切り替えるとか。
あと、MFには組織として機能するようなプレーを意識づけないと駄目だと思います。
的外れなことを書いているかもしれませんが参考になればうれしいです。
ありがとうございます。大変参考になりました。
これからもさらに指導者側の勉強が必要だと思いました。
失点する原因が、ラインが高すぎるのか、デフェンスゾーンが甘いのかを見極める必要があります。サッカーになれていない子どもたちの場合、後者のことの方が多いでしょう。
ご質問の通り、むやみにラインを上げ下げするのは体力の浪費になりますから、まずはディフェンスがゾーンとして機能するように指導すべきかと思います。
ご回答ありがとうございます。
「ディフェンスがゾーンとして機能するか」をもう少しかみ砕いて教えていただけるとありがたいです。もちろん,このご回答のみでも大丈夫です。
守備の基本であるゾーンディフェンスが実行されているかどうかという意味です。
ゾーンディフェンスの要領については下記サイトを参考にしてください。
http://blog.livedoor.jp/attacking/archives/50724271.html
ディフェンスラインの押し上げはできているものの、ボールポゼッションの高いチームと対戦すると、裏のスペースへのパス、前線の選手のドリブルで崩されるということでしょうか。
もし、戦術そのものより守備技術の問題なのであれば細かな習慣を徹底することが大切かと思います。コーチングはしっかり声が出ているか、パスコースを少しでも少なくするよう前線がプレスできているか、裏のスペースにパスを通される場合は相手FWの位置を最終ラインでチェックすることができているか、「まず遅らせて→囲む」というような方法が徹底できているかなどチェックするポイントだと思います。
指導に関しては、口うるさく言うことよりも、試合中などに上記のポイントでうまい働きができていた選手に対して「○○、まずはきちんと遅らせるということが練習通りやれていたな。あれで、周囲はかなり助かっていたぞ」など、気づきやすいようにフィードバックしてあげるとやる気も上がってくるかと思います。
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
何か特効薬のようなものを探していたのですが,こちらで教えていただいたことが王道なのかなと思いました。一つ一つ積み上げていくことが大切ですね。
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
2013/02/17 16:55:20何か特効薬のようなものを探していたのですが,こちらで教えていただいたことが王道なのかなと思いました。一つ一つ積み上げていくことが大切ですね。