欧米が過去におこなった戦争では、侵略ということで、日韓や日中のように問題はおきていますか。

　ヨーロッパに限ってなら、ローマ帝国以前の時代から、侵略したりされたり、国境がころころ変わったり、国が出来ては滅んだりという歴史ですから、「国が侵略した/された」という事についての補償問題などよりも、民族や、特定のコミュニティの間で宗教や価値観の差などから複雑な心境があったするのではないかと個人的に思っています。特に、宗教面が絡んでいる場合、表だった混乱状態までにはいかないものの、トラブルは今でもあるのではと想像します。

　無論、一応区切りはついたもののくすぶっている民族紛争はあるかと思います。
　有名な所だと、アイルランド問題や、東ヨーロッパ、たとえばチェコとスロバキアの分裂、チェチェン問題などもあるでしょう。
　また、このところ浮上してきたといえば、スコットランドの独立問題などもありますね。
　
　また、侵略というのではありませんが、ヨーロッパの場合、現在移民の問題が非常に深刻化しています。

　とはいえ、海の向こうの問題であり、自分は海の向こうの人たちの生の声を聞く機会が現在ないので、どういう状況なのか、感情論があるとしてどういう対立や思いがあるのかは分かりません。

　世界史の教科書を読み直すだけでもいろいろと学ぶことはできるのではと思いますし、詳しく知りたいといのであれば、図書館でヨーロッパの歴史や社会学の方面の本棚をあたるのがよいかと思います。

id:Kaoru_A

＞詳しく知りたいといのであれば

詳しく知りたいから質問しているとか。
詳しく知りたいなら自分で調べろってか。

日韓・日中の戦後の問題にはいろいろあると思うが、質問者は具体的にどういうことを想定しているんだろうか。
領土問題のようなことならば、ヨーロッパ諸国は地続きなので、古来戦争のたびに国境線がひきなおされ、国境は流動的なものだという考えがぼんやりと存在しているかもしれない。
奪われた土地を返せ返さないっていう話にならないかっていと、なる。
フランスとドイツの境目にあるアルザス＝ロレーヌ地方なんかそうだと思う。
過去に何度もドイツとフランスの間を行ったり来たりしてた。
現在どうかっていうとフランス領になって落ち着いてる。
イマイチ日本対中国、日本対韓国のような感じにならないのは、
互いに侵略しあった歴史があったり、
侵略してくるのが一カ国じゃないからかもしれない。

朝鮮半島のことはよくわからないが、
中国は日本だけを相手に領土問題で戦ってるわけではなく、
過去にはマカオをどうするかでポルトガルと争ってたこともあるらしいよ。
ポルトガルがずっと強い国のままだったらいまだにいろいろあったかもしれないが、
弱くなってたので返すことに決めて現在に至るわけ。

歴史を繙けば戦争に負けて消滅した民族も多いので、一概に禍根を残しているとまでは言えないようです。