動画を10TB分ほど保存しており、久しぶりに、読み取りチェックを行ったところ2台のHDDから読み取れないというエラーが発生しました。
ネットで見ると液晶のディスプレイ同様膨大な数がありわずかなエラー(不良セクタの1つや2つ)は不良品とは呼べないという意見も散見されます。
このHDDは故障しているのでしょうか?それとも、そうではないと見るべきなのでしょうか?
昔は新品でも不良セクタの1つや2つは当たり前で、そのために容量外の代替セクタが用意されているもんでした。
今では新品時にあったら不良品かもしれませんが、何年も使っていればいくつかできても不思議ではありません。
その部分のデータは失われますが、HDその物が壊れたとは言いません。量が多くなると、不良セクタが出来やすい状態になった、モーターのベアリングに微妙なズレが出てきたとか、ヘッド機構に何か不具合が出てきた事も予想されますので、故障と言えます。
また、ある程度は定期的に動かした方が故障の発生は減ります。さらに、磁気自体が弱くなる事もあり、故障ではないがデータは読めないという場合もあります。
読み取れないのが何バイトなのかで判断が分かれるかと。
その、読み取れないというのがどのレベルで生じているのか?それによって答えは変わってきそうです。全く認識しないとか、認識してるけどどのファイルも読み取れないとかだったら、それは明らかに故障であると言えるでしょうが、ファイル1つが読めないとか、不良セクタが数個ある程度では故障と言わないのが普通じゃないですか?
極端な例を出すと、たった1つの不良セクタでも、HDD容量ぴったりの巨大ファイルを一個入れてある状況ではファイルに影響するわけですけど、HDDメーカーはHDD単体の故障は保証しても、入れてあるデータまでは保証しません。
そこまで極端な状況ではなかったとしても、ファイルが不良セクタにかち合ってしまうことは珍しくない話ですが、HDDメーカーが不良セクタがxx個以上は製品不良と認めます…みたいな基準を出していない限りは、故障とは見なしてもらえないでしょう。
実際問題、普段使いのHDDに不良セクタが数個あっても何の問題もありません。その場所を勝手に避けて保存してくれるからです。ただし、不良であることが認識されていないセクタが潜んでいると、それはファイル破損に直結するからまずいです。また不良セクタが増加する傾向を見せれば、私ならそのHDDは捨てますね。いつ大規模なファイル破損に発展するかもしれないって予兆ですから。
回答いただきありがとうございます。
2013/07/24 15:02:25現実問題、10TBを何度も書き換えればエラーの1つや2つ出るのは分かります。
ただ、この例で思うのですが、データが正常に読み取れない無かった場合(HDDのデータが失われた場合)、明らかに記憶媒体としての機能を果たせず故障と思うのですが、故障とは呼べないのでしょうか?
ちなみに、SeaToolsなどではエラー表示が出て無償修理対象となるようです。
また、サーバやRAIDなど企業用途ではシビアでわずかなエラーでも交換するとも聞きますが、本当なのでしょうか?ただ、サーバ利用を前提としたHDDは値段がかなり高く(例えばWD Greenなどと比べて)HDDの品質も良くエラーが出にくいのかもしれませんが・・・。また、その場合、故障と考えるべきものなのでしょうか?