大阪府の総合環境計画で気になる事があります。
大阪府の総合環境計画は、「魅力と活力のある快適な地域づくり」を目指してエネルギー問題や、資源問題といった環境に関する問題に取り組んでいる様なのですが。その活動の中でなんと森林の伐採を行っている様なのです。
環境問題に取り組むのであれば、大阪府の総合環境計画では森林の伐採ではなく、むしろ苗木を植えて森林を増やすぐらいでないとまずいと思うのですが。なぜ大阪府の総合環境計画では、森林の伐採を行っているのでしょうか?
大阪府の総合環境計画については詳しく知りませんが。
おそらく大阪府の総合環境計画で行っている森林の伐採というのは、「間伐」ではありませんか?これは、大阪府の総合環境計画以外でも行われていて、間伐など適切な管理を行う事で森林のCO2の吸収力を上げたり、将来的に土砂崩れを防ぐ効果も得られます。
簡単に言うと、“木の間引き”ということですね。
木々で込み合った森林は、隣どうしで枝葉が重なり合い、更に葉を広げて成長する事を互いに阻害しあってしまいます。成長が阻害される事により、二酸化炭素の吸収力も低下し、太陽光も地面に差し込まない為、土地がやせ、下草も生えず、根もしっかりと張る事ができません。その為、土砂崩れなど災害が起こりやすい森林となってしまうのです。
しかし、間伐を行い適切に管理する事により、CO2の吸収量が上がったり、木々が健全に成長することで地にしっかりとした根がはり、土砂崩れのリスクも軽減されるのですよ。
◆大阪府/新環境総合計画 「大阪21世紀の新環境総合計画」
http://www.pref.osaka.lg.jp/kannosomu/shin-kankyousoukei/
計画の内容 本文より(word版 5p)
大阪府の森林面積は約55,000haで府域の約3割を占めています。森林は間伐などの管理が必要で、適正に管理された森林ではCO2を吸収する機能が向上します。
間伐する(=まびく)のであれば問題無いと自分は考えます。
◆2 間伐 伐採 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%90%E6%8E%A1#.E9.96.93.E4.BC.90
必要な時期に間伐を行わない場合、材質が低下し製品としての価値が無くなるばかりでなく、森林全体が不健康となり森林の持つ公益的機能が十分に発揮されないおそれが生じる。間伐を行わないことにより、細く弱い木が林立してしまった状態は「線香林」「もやし林」と呼ばれる。こうなると日光が下まで届かなくなり、下草が生えなくなるため保水力が低下し、ちょっとした風雨で木は倒れ、表土が流出しやすくなる。さらに、線香林化してから無理な間伐を行うと、残った木も風水害で全滅しかねないため、こうなってしまうと小規模な間伐を少しずつ行うしかなくなる。そのための方法として、いくつかの列を作り、その部分の木をまとめて伐採する「列状間伐」や、木を伐採せず皮を剥き立ち枯れさせる「巻枯らし間伐」が実施されている。
詳しく調べてくださって、ありがとうございます!
大阪府の総合環境計画については詳しく知りませんが。
おそらく大阪府の総合環境計画で行っている森林の伐採というのは、「間伐」ではありませんか?これは、大阪府の総合環境計画以外でも行われていて、間伐など適切な管理を行う事で森林のCO2の吸収力を上げたり、将来的に土砂崩れを防ぐ効果も得られます。
簡単に言うと、“木の間引き”ということですね。
木々で込み合った森林は、隣どうしで枝葉が重なり合い、更に葉を広げて成長する事を互いに阻害しあってしまいます。成長が阻害される事により、二酸化炭素の吸収力も低下し、太陽光も地面に差し込まない為、土地がやせ、下草も生えず、根もしっかりと張る事ができません。その為、土砂崩れなど災害が起こりやすい森林となってしまうのです。
しかし、間伐を行い適切に管理する事により、CO2の吸収量が上がったり、木々が健全に成長することで地にしっかりとした根がはり、土砂崩れのリスクも軽減されるのですよ。
なるほど。ありがとうございます!
なるほど。ありがとうございます!
2014/02/06 16:35:58