たとえば、
体の中(細胞の中)に、毎年、花粉が少しずつ溜まっていき、あるとき、その蓄積が、閾値を超えてしまい、発症するのでしょうか。とすると、花粉の季節が終わっても、体内に花粉が残っている限り、花粉症の症状が起きそうです。少しずつ体内から排除していき、体内の量が徐々に減っていく、これを毎年繰り返すのかもしれませんが。
または、
体の中に、花粉を攻撃する「抗体」が毎年作られそうになり、ある年に、閾値を超えて、抗体が作られてしまい、以後は、毎年、すぐに「抗体」ができるような体質になってしまうのでしょうか。
どうぞお願いします。
正に質問文の通りです。
アレルゲン(アレルギー原因物質)は体内の抗体を刺激して、刺激の蓄積がある一定の域を超えたところで一気に過敏に反応するようになります。
花粉症が有名ですが、化粧品(化粧焼け)や食物(小麦や大豆など)や金属に対するアレルギーなどが割と知られています。
発症すると、ほぼ確実に根治は不可能です。
まだ、完全な解明はできていなかったと思います。
体内に悪性の化学物質が蓄積され、それが閾値を超えると花粉等を引き金にして発症すると言われていたと思います。
抗体ができる、というのに似た感じですが、若干違うようです。
特に疑われているのは一般的な大気汚染です。自動車や工場排気など。花粉が沢山あっても、地方で大気汚染の少ない地域には花粉症があまり無い事も知られています。
花粉はあくまで引き金に過ぎず、花粉自体が体内に蓄積される事はありません。その証拠に、花粉が飛ぶ季節が過ぎ、花粉の吸入が減れば途端に改善します。雨などで飛散量が減っただけでも症状が改善しますから、花粉自体が体内にとどまっているのはせいぜい1~2日に過ぎないと思います。
>体内に悪性の化学物質が蓄積され、それが閾値を超えると 花粉等を引き金にして発症すると
有難うございました。花粉は引き金にて、悪性の化学物質が、元凶というわけでしょうか。
たとえば、自動車の排気ガスや工場の排気が元凶ということかな、と思いました。
花粉症を発症しないタイプの人も、これらの元凶は溜まっているでしょうに、と感じました。
蓄積するのは「抗体」というよりは「花粉に反応する抗体を持ったマストセルのレパートリーと数量」ではないかと思います。それが放出するヒスタミンの量などが閾値を超えると発症する感じではないかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E6%BA%80%E7%B4%B0%E8%83%9E
有難うございました。体の中のある種の細胞(肥満細胞。マストセル)が、蓄積されているのですね。勝手に細胞分裂して増えたということであろうか、と感じましたが、いかがなものでしょう。
うろ覚えですが、対応する抗原が入ってきて刺激されるとそれに対する反応の一環として数が増えたような気がします。減感作療法などとの兼ね合いを考えるとそれほど単純でもないのですが。
有難うございます。
2014/03/05 00:22:53アレルゲンの蓄積が、閾値を越えると、抗体が作り出されるという事でしょうか。
あるいは、
抗体は作られていても、必ずしも、花粉症は発症せず、
アレルゲンによる抗体への刺激が、一定水準を越えたとき、花粉症が発生するという事でしょうか。
(花粉症の発症のない人たちは、抗体が作られてはおらず、
花粉症の発症者は、抗体が作られだしたということでしょうか。
それとも、
花粉症が発症していない人でも、抗体は持っており、
抗体により、花粉症が発症するか否かは、別である、ということでしょうか。)
「抗体は作られていても、必ずしも、花粉症は発症せず、
2014/03/05 01:20:04アレルゲンによる抗体への刺激が、一定水準を越えたとき、花粉症が発生する」ですね。
皮膚科で血液検査したら数字が出てきます。
対策としてはアレルゲンを減らすことが一番です。
洗顔や手洗い、洗眼や鼻うがいなども有効な対策です。
洗剤の添加物に対するアレルギーもあるので、無添加石鹸などが有効だともいわれています。
また、特に、常用される基礎化粧品はアレルギーの原因になることが多いので、女性の顔のアレルギーは男性よりもはるかに多いようです。