従って、いぶし瓦と無釉瓦では、表面に何かを塗っているわけではないので表面が劣化することはない、半永久的なものということでよいのでしょうか。他方、釉薬瓦も、表面のガラス質が瓦の内側を保護していますから、やはり劣化はしない、というふうに理解しています。
昼と夜の温度差で瓦も膨張したり収縮したりする可能性があり、これによって、すこしずつ劣化するかもしれないとも思いますが、これはごくわずかだろうと思いました。
無機物(コンクリートなど)は多くは多孔質で、そのような基材の劣化の一大原因に凍結膨張があります。
http://www.toda.co.jp/news/2013/20131224.html
(よく、ビフォーアフターでも土台のひびの解説としてでてくるはずです)
あなたの地方には雪は降らないですか?
降るのならいぶし瓦、無釉瓦をつかうと表面(存在しない)より中身が先に劣化しちゃうじゃないですか。
いぶし瓦は、防水性が特徴です。
瓦を科学 – 富山県瓦工事業協同組合
B.銀いぶし瓦(粘土)
渋い銀色の独特の光沢と日本の風景に溶け込む上品な美しさを発する美しい、いぶし瓦は釉薬(ユウヤク)を使わず、焼成したあとに空気を完全に遮断、「むし焼き」にする燻化工程が特徴で防水性と強度に優れています。
有難うございました。
防水性(そして強度)の面で考えると、無釉瓦よりいぶし瓦の方が優れているのは、もちろんとして、
釉薬瓦よりも、いぶし瓦の方が、優れているみたいですね
多孔質で中に水分が浸透して・・・ということは、それ自体は致命的ではないけれど・・・
2014/05/31 23:20:47その浸透した水が凍るということが、瓦の劣化につながるということなのですね。
有難うございました。
いぶし瓦だと、多孔質であった、その穴が塞がれているということですね。